部屋中おもちゃだらけ・・・その真相は? | 子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

現役幼稚園教諭が
子どもたちと関わる中で感じたことや想いなど
子どもたちのことを多岐にわたって発信しています。

ようこそ!

子どもの生きる力を育み、

心を育てる教育を真剣に考える研究所です!

 

 

所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

初めましての方はこちら

 

【部屋中おもちゃだらけ・・・その真相は?

 

 

 
年齢が低い子どもほど
おもちゃをあっちからも
こっちからも出してきて
 
気がついたら部屋が大変なことに!!
という経験はありませんか?
 
幼稚園でもそうです笑
 
そして、大人としては
「出したおもちゃは片付けてから
次のおもちゃを出してね」
言いたくなりますよね。
 
でも、ちょっと待ってほしいのです。
 
そういった言葉をかけるのは
5歳~6歳ぐらいになってからでも
よいと思うのです。
 
というのも彼らにとって
どの遊びも終わっていないので
片付けることができないのです。
 
1度子どもの遊びをじっくりと
観察してみてください。
 
本当に全ての遊びが子どもの中では
繋がっていることがよーくわかります。
 
たとえば
車で遊んでいた。
車には道路がいる!と気がついて
ブロックで道を作る。
道があるなら建物やトンネルがいる!と
思って積み木で作りはじめる。
今度は人や動物も必要だと思って
人形やぬいぐるみが出てくる。
 
と、こういった感じで
遊びは進んでいくわけです。
 
例だけでも
その部屋には
道路に見立てたブロックが部屋中に広がっており
周りには積み木の建物や人形などが配置されている
という大人からみれば
とんでもなく散らかった空間ができるわけです。
 
なので、できることならば
夜に片付けるということでもOK
してほしいなぁと思っています。
 
でも、散らかった空間が苦痛で・・・。
ということであるならば
遊ぶ範囲を決めてしまうと
良いと思います。
 
そこはお子さんと約束すれば良いのです。
 
ついつい夢中になって範囲を出てしまいそうな時も
あらかじめ約束をしているわけですから
伝えれば良いのです。
 
時と場合によっては
今日は範囲を広くしてもOKな
特別な日があってもいいですよね!
 
と、散らかってしまうおもちゃにも
子どもたちなりの理由があります。
 
そのあたりも踏まえて彼らの遊びをみると
多くの気づきがありますよ。

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

所長 酒井沙彌香

 

ヒマワリ研究所公式ホームページ

ヒマワリ研究所のFacebookページ

ヒマワリLine@ https://line.me/R/ti/p/%40czo8187m

ヒマワリお問い合わせ