ダンゴムシ三兄弟

ダンゴムシ三兄弟

（『ダンゴ三兄弟』替え歌byユズリハ）

丸く転がり　　ダンゴダンゴ
足がいっぱい　　ダンゴダンゴ
ヨロイ背負って　　ダンゴダンゴ

ダンゴムシ三兄弟

一番ビッグな　　黒ダンゴ黒ダンゴ
グングン育つよ　　赤ダンゴダンゴ
生まれたばっかり　　白ダンゴ白ダンゴ

ダンゴムシ三兄弟

いつまで経っても丸いままの　長男長男

触ってないのに丸くなる　三男三男

丸まらないで逃げ出す　次男次男

ダンゴムシ三兄弟

今度生まれてくるときも
願いはそろってダンゴムシ
できれば今度は
天敵の
ヒトのコドモがいない場所

ダンゴ

春になったら　タマゴタマゴ
秋になったら　脱皮脱皮
一年通してダンゴダンゴ

ダンゴムシ三兄弟

ダンゴ　ダンゴ　ダンゴ　ダンゴ

ダンゴムシ三兄弟
ダンゴムシ三兄弟
ダンゴムシ三兄弟
ダンゴムシ三兄弟

ダンゴ！

石粉ねんどにチャレンジ 其の２

一晩おいて、ガッチガチに乾きました。

さすがはその名の通り「石粉」。

ものすごい硬さです

ためしに、ピンポン玉ぐらいに丸めて乾かしたボールを、

コンクリートの床に力いっぱい叩きつけてみたらば。

割れたりヒビが入るどころか、

ナント跳ね返りました

石でボール遊びができるとは

そこで、さっそく水彩絵具で色を塗ってみました

順調に塗っていたムスメでしたが、

やはり途中で飽きてこんなことに

「ホラみて～」じゃないっ

もはや筆を使わず、

手にベタベタなすりつけた絵の具を使い、

自分が作ったコップを指で塗り始めたムスメ。

驚いたことに、これが実にいい風合い

ハハもその塗り方をマネしてみましたが、

大胆さが足りずに小さくまとまったな

ハハのコップのテーマは

「魔法をかけられた壺」

でしたが、ムスメの方がそれっぽいや。。。

これらを、また一晩乾かして、翌日。
仕上げに、工作用ニスを塗りました。

すると・・・ペッカペカ

それにしても石粉ねんど、

落としても割れない頑丈さだし、

コドモの遊び道具を作るにはもってこいの素材かも

さっそくムスメは、出来上がったモンを

愛するメルちゃん人形に食べさせていました

さぁ、次は何作ろうかな

生きてるだけでたのしい

他人様の出来事でも、

知ってしまうと心理的に

ものすごい影響を受けてしまうため、

ワイドショーを見ることができないハハです。

しかし、ある無理心中事件を目にしました。

残されたお母さんの苦悩ははかりしれず、

亡くなられたお父さんの絶望や、

子どもたちのことを思うと・・・。

誰にも、非難したり意見したり

批評する権利はありません。

ただ、こうしたことが繰り返されないために、

できることはなんでも大急ぎで

取りかからなければいけないのだと、

あらためて思いました。

大人サイドから過重な責任や

プレッシャーをかけられない限り、

思春期までのコドモはみんな、

ただ、生きてるだけでたのしい。

親がいろんなものを与えてやる必要はなく、

お金をかけてあげることができなくても、

ただ、生きてるだけでたのしい。

自然や、生き物や、

目に映るものすべてがおもしろいから。

夢中になって遊ぶことさえできれば、

ただ、生きてるだけでたのしい。

遊びをせんとや生れけむ　

戯れせんとや生れけん

あそ　　こども　　　こゑ　　　　　　　
遊ぶ子供の声きけば　 

わ　　　み　　　　　　　　ゆる

我が身さえこそ動がるれ

平安時代に、

後白河法皇によって編集された

『梁塵秘抄』という歌謡集の中に

おさめられた有名な歌です。

ハハは学生時代、国文科に在籍。

講義は半分以上寝ていたものの、

上記の歌に衝撃を覚え、

卒論はこの歌をベースに

上代から近世までの庶民の子供たちの

遊びについて書きました。

その卒論も手元にないし、

記憶も朧げなんですが・・・。

庶民が今以上にモノがなく、

貧しい暮らしをしていた遥か昔のこと。

飢饉や重税に苦しみ、毎日喰うや喰わず。

親の手による間引き（子殺し）や

姥捨て（老人殺し）、子供の売買。

生きていくために小さい頃から働くのが当たり前。

そんな過酷な世界の中でも、

子どもたちは「ちゃんと」

遊んでいたのです。

もちろん、その親たちは生活のために

働くだけで精一杯ですから、

一緒に遊ぶどころか、

お世話もそんなにできない状態。

おこずかいもオモチャもある訳がない。

しかし、そんな何もないところでも、

子どもたちはお山の大将を中心に

自分たちで遊びを発明して、

労働の合間をぬって、

懸命に力いっぱい遊んでいた。

そしてその遊びが今も伝わっていることに、

感動しながら卒論を締めくくった覚えがあります。

（ちなみに、

その「お山の大将と遊びの天才軍団」を

現代に蘇らせた子育てサークルが

『あそボラネットかみしゃく』

＜http://asovnetkamishaku.web.fc2.com/ ＞

だと思います。

母子ともに虚弱体質のため

なかなか参加できませんが、

グループに関わる人たちを

ハハはとても尊敬しています）

遊ぶことさえできれば、

ただ、生きてるだけでたのしい。

たとえツライことや悲しいことがあったとしても、

遊びが苦しみを乗り越える力になる。

子供が一番子供らしく輝ける時代に、

大人が、できることはなんだろうか。

ジブンに、なにができるだろうか。

そんなことを、

ボンヤリ思うハハなのでした。

石粉ねんどにチャレンジ 其の１

先日、久しぶりに大好きなダイソーに行ったところ、

粘土コーナーで初めて見る商品を発見しました。

『石粉ねんど』です。

「丈夫で細かい加工もできる本格粘土」

とあり、乾燥後は絵の具やポスターカラーで

自由に着色可、彫刻刀で彫ることもでき、

ニスも塗れる。プラスチックの芯材も使用可。

ほぉぉぉぉぉぉ

対象年齢は6歳からとなっていますが、

そんなの関係ねー

さっそくムスメと遊んでみました。

コネコネして柔らかくし、

ヨーグルトの器に巻きつけてコップを作成。

そのコップに、丸めた団子やら長細くしたヒモ状やら、

粘土で作った飾りを水をつけてくっつけます。

石粉粘土の感触は、

紙粘土とほとんど同じですね。

コネコネできますが、伸びは悪い。

材質が＜天然石＞とあるから、

紙粘土より丈夫なんでしょう。

水をつけてナデナデすると、

表面が滑らかになって陶芸っぽい

４月末に樹脂粘土の魅力に触れましたが 、

アレはけっこういいお値段します

紙粘土と同じ安さで、

丈夫で加工しやすい石粉粘土は、

これから大活躍アイテムになりそう

しかしムスメ、

途中から工作に飽きて、

普通の粘土遊びになってしまいました
そこで、クッキー型を出して型抜き。

最終的には、こんなんできた

これを一晩以上しっかり乾燥すると、

自由に色を塗ることができるそうなのです。

こらこらそこ！

テーブルの上で水遊びするんじゃない

≪石粉ねんどにチャレンジ　其の２≫に続く

トキドキ託児所

ときどき、ムスメのお友だちを

半日～一日ぐらいお預かりすることがあります。

彼女は人見知りのないお利口さんで、

全く苦にならないどころかすごく楽しい

なにしろ我が家は一人っ子なので、

子供のアタマ数が増えるオモシロサを

普段は経験できないからです。

もちろん、たまにだからこそ

オモシロイなんてノンキなことが

言える訳なんですけど

シゴトが終わった翌土曜日も、

お昼から半日、

お友だちが遊びに来てくれました

蒸し暑い日だったので、

みんなでソーメンをすすった後、

ベランダで水遊び

ふたりっきりで、

水をかけあったり水でおままごとしたり。

思わず聞き耳をたててしまうほど、

オンナノコ同士の会話はオモシロイ

それにしても、飽きずに延々と遊び、

風が吹いてきてもやめようとしないので、

必殺「おやつ作ろうよ！」。

そそくさと上がってきてんの

ハハは料理超ヘタなんですが、

おやつあそび大好き＆安くて助かることから、

普段からホットケーキミックスの

カンタン手作りおやつをよく作るようになりました。

今回は蒸しケーキ。

ほとんどこの子らが奪い合いながら作業してくれた

アツアツをお友だちと一緒に

食べるのがおいしいんだよね

おやつタイムの後は、

ふたりとも疲れが出て機嫌が悪くなり、

なぜかお互いに家にあるハズの

シルバニアファミリーの取り合いがキッカケで大ゲンカ

ハハは慣れてないせいか、

こんなとき上手に仲裁に入ることができず、

「よしわかったじゃ、公園に遊びに行こう」

とこうなる。

もっと、コドモの言い分をよく聞いてあげたり、

大人として教えてあげるべきことはいっぱいあって、

それを実行するチャンスだとは思うんだけど。

どーも、ハハはお茶を濁して逃げちゃうのよねぇ

けれども、徒歩圏内の小さな公園3カ所を巡るうち、

いつのまにかふたりは仲良しこよし。

コドモっていいよねぇ

気がつくと、あたりはすっかり黄昏色。

お友だちママからカエルメールを受けて、

自宅に戻る帰り道。

右と左の両手につながれた小さな手・・・。

兄弟姉妹がいるお母さんのシアワセを

ちょっぴり分けてもらったような気がして

うれしくなってしまう、

トキドキ託児所のハハなのでした。

妄想劇場

夏に近づくにつれて日が長くなり、

夕方になってもまだまだ空は明るいですね。

ええ、困ったもんです。

なぜなら、

「暗い＝ねんねの時間」

という時間のとらえ方をしているムスメにとっては、

遊びの時間が延長されていることになってしまいます。

（コドモの頃のハハと一緒やな）

17時18時は当たり前、ヘタすると19時頃、

もはや誰もいない公園のお砂場に

しゃがみこむハハとムスメ・・・。

「ねー、もう帰ろうよぉ」（ハハ）

「ダメ、まだあかるいでしょう！」（ムスメ）

「だってママ、おなかすいちゃったよぉ。

エーンエーン」（ハハ）

「もう！

しょうがないなぁ。

じゃあ、きょうはもうかえるよ」（ムスメ）

どっちが親じゃ

「そうだ

ミーこれにのっておしまいにするね」（ムスメ）

往生際悪く、

あわてて公園内のイルカの遊具にまたがるムスメ。

「♪ト～ントン、ストトン、ストトン、トントン♪

・・・そうだ」（ムスメ）

ハハが教えたあやしげなリズムに乗って

イルカをビョンビョンさせていましたが、

急にピタリと止まって地面に降りました。

そして、少し離れたところで眺めていた

ハハの元に駈けてくると・・・。

「あのこは、アリラちゃんというんです

アリラちゃんはおかあさんイルカなんだけど、

あかちゃんイルカがわるものにつかまってしまったの。

ママ、アリラちゃんといっしょに

あかちゃんイルカをたすけにいって」（ムスメ）

ハイィ！？

しかも、目ェキラキラさせながら

クロスさせた両手を胸にあてて・・・。

アンタ、何者

突然、物語の主人公にされたハハが

戸惑いながらイルカにまたがると、

「さぁ～

わるものめ、ママちゃんがいくよ

アリラちゃんママちゃん、がんばって」（ムスメ）

と大声で応援。

わけわからんがともかく

「ハイヨ～アリラ～いけ～！」と

イルカをビョンビョンさせるハハ。

するとムスメはお砂場の砂を

両手で大事そうに持ってきて、

「これが、イルカのあかちゃんです。

わるものをたおしたから

あかちゃんがかえってきたの。

よかったね、アリラちゃん」（ムスメ）

イルカの上に砂をパラパラかけて

ご満悦の様子・・・。

あの、アタクシいつのまに

悪と対決したんでしょうか？

まだ道中だったんじゃ・・・。

展開速すぎ

「じゃ、こんどはぁ～、

ママがクジラくんになって、

まいごになったあかちゃんを

たすけにいかない？」（ムスメ）

いかない！

いい加減、もうけぇるぞ