こんにちは。
イケメンです。
お弁当は、日本の食文化が誇る携帯食。
いつでもどこでも、誰とでも食べられる便利さがあります。
今日はお弁当のご飯の量についての話し。
和食のお弁当において、ご飯はとっても重要です。
食事の全体的なボリュームを決める、大切な要素です。
スーパーなどで両手にお弁当を持って、どっちにしようかと悩む人も多いですよね。実はそれ、無意識のうちに「お弁当の重さ」で比べていたりします。
お弁当は、通常1人1個食べますよね。
ゆえに1個を食べきった時、適度な満腹感が必要です。
量が多すぎると動けなくて午後からの仕事に影響するし、
少なすぎると、今度はすぐにお腹が減って気が散る。
人はわがままなんですよ。笑
業界標準的な目安の数値がありますので、今日はお伝えしますね。
では、標準的なものから。
よく「茶碗1杯分のご飯」なんて言います。
あれは、150g位の量を指します。
これは、成人女性にちょうど良い量くらいかな。
栄養士が栄養計算をするときも、ごはんは150gが基準みたいです。
情熱弁当がマルシェなどで販売している、お弁当のごはんも150g。
大人だけではなく、よく食べる小学生高学年~普通の中学生も、このくらいがぴったり。
さらによく食べる、20~30代くらいの働き盛りの男性。
お弁当のご飯は180~200g位がストライクゾーンです。
男性は、中身よりボリューム重視ですからね。
例えば「満腹弁当」的な、ご飯大盛りの物があります。
男子高校生~大学生あたりがターゲット。
この場合、ご飯の量は250g~300g位です。
メインのおかずはたいてい揚げ物で、ソースをかけて濃い味で食べさせますよね。情熱弁当の考え方と真逆ですが。
ご飯が主体の、カレーやチャーハンなどもあります。
この場合、ご飯の量は約300g~400gかな。
愛知県発祥のココイチのカレーも、普通サイズのごはんは300g。
全然関係ありませんが、ボクが一番よく食べた高校生の時。
一日のご飯消費量は米5合分。(約1.7キロ)
高校時代の部活の帰り道。
友人と食べに行った学校の近くにあったココイチでは、カレーのごはんの量はいつも900gチョイスでした。3人前ですねぇ。
それでもすぐにお腹が空くんですよ、男子高校生って。笑
これは「真空低温調理のいさむポークとバーミキュラの無水カレールー」。
情熱弁当もカレーを作っています。オーガニックな無水カレールーは、きまぐれに販売していますよ。
話しを戻します。
ご飯の量を、はかりを使わずにイメージしやすいのは
「コンビニのおにぎり」。
あれ、1個あたりのご飯は大体100g。具が10gくらい。
今時らしく、回転寿司などのシャリでもわかりやすいかな。
刺身を除くご飯部分は、1貫で15g位です。
(最近は昔に比べて小さくなりましたね)
寿司7個分のご飯で、おにぎり1個分、
寿司10個分のご飯で、お弁当約1人前分ですな。
イメージが伝わりますか?
例えば、
うちの子は、寿司を3皿(6貫)くらい食べると満腹。
なので、お弁当のご飯は15g×6=90gくらいがいいかも、な目安にはなると思います。
お弁当作りにおいて、大切なこと。
最初にご飯の量を決めてしまうのですね。
また、真っ先に弁当箱に盛り付けるのは、おかずではなくご飯がオススメです。
「なぜかって?」
その方が、圧倒的に盛り付け作業がしやすいんですよ。
ご飯が壁になっておかずを固定できますし、
盛りきれなかったおかずは、ご飯の上に乗せられます。
盛り付けの自由度が上がるんですね。
ちなみに弁当屋のボクも、100%この手順です。
新しい弁当箱を選ぶときも、ご飯ファーストで。
盛り付けたいご飯の量が、お弁当の底面積の半分くらいを占める感じがちょうどいいのですな。
最近は糖質制限の流行りもあり、お弁当でご飯抜きのご要望も多々。
情熱弁当でも、おかずだけが1.5人~2人前程度入った「オーガニック惣菜盛り合わせ」が人気です。
少量ずつ、いろんな食材と味が楽しめますからね。
自分で同じように仕込もうと思うと、とても時間がかかると思います。
なにより、自分で食材を揃えるのが大変です。
情熱弁当は、全国から食材が送られてきますからね。
ちょうどぴったりなごはんの量。
感覚ではなく、お父さんのお弁当では○gなど、具体的な数値で捉えていると毎日のお弁当作りが捗りますよ♪