今まで色んな戦争映画をみてきたけど、

これほどリアルに戦争の恐怖を感じた映画はなかった。


日本でつくられたものは、

敗戦国ならではなのか、

戦争の恐怖も悲しさも、

美化されて描かれていたものが多かった気がします。

それはそれで、戦争は嫌だな。。。と思うことはできたけれど、

あまりにもその感覚は遠いものだった。


ハリウッドで作られたものは、

映像やサウンドも派手で、

戦争という歴史的事実事態をエンターテイメントにしていた。

日本が太平洋戦争を題材にしたものが多いのに反して、

やっぱりアメリカ最大の戦争として深く残っているのは

ベトナム戦争なのか、それを題材にしたものは

もう少し慎重に描かれてはいるものの、

何か日本と同じで美化というか、正当化しているようにも見れた。


この映画はそういったものとは違って

やりすぎなのでは??と思うくらいに

残酷に残虐に朝鮮戦争を描いていた。


同じ民族同士の争い。

資本主義と社会主義と思想の違いの争い。

何が正しくて何が間違っているのかではなく、

誰が正義で誰が不信なのかでもなく、

ただ終わりの見えない争いを続けていただけの民衆。

それに翻弄された国民。

失われていく家族の絆、友情、信頼。


戦争映画を見て悲しい、恐いと思うことは何度もあった。

戦争はいけない。起こってはいけない。起こしてはいけない。

それは知っている。

学校でもそう教わってきた。


でもなぜ??

何故、戦争はいけないの??


この映画をみて初めて、言葉では表せないけれど、

反戦という気持ちを本当の意味で意識できた。

そして、戦争がない時代に生まれたことに感謝できた。



金曜日の朝。

仕事に行く支度をしていたら、

突然の母親からのSOS。


父親の体調が悪化。


持病の血圧の病気。


季節の変わり目や、無理をすると、

すぐに体調が悪くなる。

母親一人では心細いとのことで、

急遽、会社を休んで実家へ。


布団に横たわったままの父親を横目に、

母親と二人、事態に備えて1日待機。


曇りなのか晴れなのか、

時たま見せる日の光の合間合間に

雨粒がちらほら舞い降りてくる安定しない1日。


それでも、夕方には布団から這い出て

私たちと談笑をし、テレビを見る余裕もでてきた父親。


ほっとした一面、

近くに住んでいない自分、

家を出てしまった自分に罪悪感が生まれた。


これで良かったのか?

このままで良いのか?


よくわからない。


昔に比べればすぐに駆けつけてあげられる距離でも、

実家につくまでの時差が歯がゆい。


仕事を見つけて、そこで時をすごして、

自分なりに安定した生活を手にした今、

すぐにまた生活を帰る勇気はない。


場違いな焦燥感に襲われたまま週末が終わる。


また明日から私が築き始めた生活が始まる。

充実とはいかなくても、満足のいく生活。

優しい人たちに出会えて、そこで守られている生活。


これから、どうやって両親を見守っていけばいいのかな?

ずっと一緒にいるわけにはいかない。

それでも、できるだけ側で一緒にいたい。


理由のわからない「ごめんね」の思いに、

胸が締め付けられる。


これが韓国映画なのかなぁ。。。

なんて思ってしまった一本。


「猟奇的な彼女」の男優が出ていたのと、

アマゾンで星の数が多かったので見てみたのですが、

言われたほど感動はしなかったかなぁ??

お話の筋として、女の子二人には秘密があるってことになってて、

最後、その3人の関係を左右する秘密がとかれるのだけど、


あぁ、こうゆうことだったのかぁ。。。。

それで、永遠の片思いね。


なんて、納得しておわってしまった(汗


シーンとしては、写真が小道具として使われているのだけど、

その写真が素敵。

それに一言ずつ添えられる言葉も素敵だった。


主役の三人も、三者三様に素晴らしかったと思う。

この三人だから良かったんじゃない??

って思えるくらい、適役だったと思う。

雰囲気とかイメージとかそういった意味で。


印象に残っているのは、主人公の男の子の妹の恋。


彼は私の運命の人。


なんて言っていたのに、突然。。。


もう好きじゃない!!

顔もよく見たらたいした事ないし、

気も利かないわ。


でも、それは彼が入隊して街を離れるのを知ってしまったから、

もう好きではないと強がっているだけなんだよね。

だから入隊前の彼にわざわざ会いに行って、

彼に素っ気無い態度をとりながらも、

「気をつけて」って言いに言ったんだよね。

それだけ頑張って言って、涙をこらえながら、

彼の元を去って行く女の子は切なかった。


うん。このエピソードは良かったなぁ。

ちょっとしたショートストーリーに纏めたのを見たいくらい。


それに比べると、本筋の三人の恋は。。。


う~~~ん。。。



まぁ、切なかったけどね。





韓国映画を見始めたので、

それに便乗して借りた一本。


現在の娘と、過去の母親の恋がリンクする、

朝の連続ドラマ小説的なお話。

身分違いの恋だったり、

友達との三角関係だったり、

戦争での別れだったり、

すれ違いだったり、

泣けるラブストーリーのおいしいところを

どっさり盛り込んだ感じ。


あぁ、これが韓流かぁ。。。。


なんて、ちょっと納得。


泣きを期待していた自分もいたけど、

特に泣けることもなく終わった。


ただこの作品の監督、

「猟奇的な彼女」と「僕の彼女を紹介します」と一緒なのね。

この監督の映画の撮り方、好きかも。

何よりテンポがいい。

人の描き方とか、ポイントを抑えていて、

一人一人がちゃんとカワイクだったり、

かっこ良く見せる撮り方をする。


1番は音楽の使い方がすき。

アメリカのオールドポップスが好きなんだね、この人。

あと、クラシックとか。

上手くお話のスパイスとして音楽を使っているね。

この監督の三作品を通して、パッヘルベルのカノン使ってるね。

相当好きなんだね。


予告を見て、ちょっと興味が湧いて借りた一本。

ユースケさんと友近さんの夫婦もの。

アットホームドラマ、というのでしょうか。

何も劇的なものはなく、お涙頂戴でもなく、

真ん中な映画だった。


中心人物の家族の中学生の長男。

実は、昔に父親と長男が事故で死んでしまっていて、

本当は次男坊が語り役。

この少年の目線で物語が進んでく。


母親の再婚でできた父親と、

その二人に出来た妹との家族との出来事を、

学校での出来事を客観的にも主観的に

思春期の多感な時期を見つめている。


まだ中学生だから、時には反抗しながらも

不器用に空回りしながら、

一つずつ一つずつ自分なりに行動して

何かしらの答えや真実を見極めていく。


大人になりきれなくて、

かと言って、何も解らない子供でもなくて、

それでも発展途上の中学生が、

中学生なりに真剣に色んな事に迷っていく姿は

ある意味すがすがしかった。


ずっとむっつりして、わずらわしい事には

目を背けて見ない振りしていた男の子が、

両親の出来事を通して、

自分に対して、人に対して素直になれたとき、

やっぱり自分は空回ってしまっていた事に気付いて、

最後、思わず笑ってしまうとこ。

ジャージのジッパーを下から徐々に上まで締めて、

口元を衿元に隠しながら笑っているとこ。

なんか、可愛かった。


まだ、両親のように思いっきり笑うことは出来ないけれど、

笑っている顔を隠してしまうけど、

いつかは、この少年も両親のように、

くすくす笑いから、思いっきり口を開けて笑うことが出来るように、

いつかはなるんだろうな。。。

って思うと、なんか気持ち良かった。


たった今、テレビでみたばかり(笑)

レンタルして見ようと思ってたんだけど、

それよりも早くテレビでやってくれたので、

カレンダーにマークをつけてまで見ました。


最近発表されてた日本アカデミー賞でも、

随分と賞を獲得されたようで期待してました。


期待通りかどうかは別として、

周防監督の作品を取る着眼点はやっぱりすごいな、と。

今までの作品も、なんで???っていうテーマばかり。

というか、主題ばかりだったけど、

今度は冤罪事件とは。

しかも、痴漢。


彼の作品にはほんわかした笑いを求めていただけに、

今回は随分とテーマがでかく、重くなっていたので、

なんか、正座して見なきゃいけない気がしてしまいました。


笑いは一つもなく、

どのように日本の裁判制度が行われているかを淡々と描いてましたね。

かといって、その問題を深く自分で考えようとは、どうしても思えなくて。。。

やっぱり、自分には関係ないっていう思いのほうが強いかなぁ。

自分がこれから裁判に関わるような事件に関わる自覚がまったくない。

その自信もない。


犯罪をおかす?巻き込まれる??


遠い世界すぎる。


日本の裁判も陪審員制をとることになるけど、

その機会が自分に訪れることがあるのかどうか。


やっぱり難しすぎて考えられない。


本当はもっと身近に感じなければいけない問題なんだろうけど、

普通に、何の問題もなく暮らしていると、

こういったことに疎くなってしまいますね。


それよりは、テロとかがいきなり起こってしまう、

っていうことの方に危機感を覚えてしまうあたり、

私は感覚がおかしいのかしら??




市川拓司原作。

ずっと前に本を読んでいて、

映画化されたというのでずっと見たかった。

でも、何故かいつも貸し出し中(汗)

やっと借りれて見れました。


感想は。。。どうかなぁ??

本が結構好きだったので、

なんか、なんともいえない感じ。

でも、宮崎あおいちゃんが可愛くて、

玉木宏くんもいい演技してくれてたし、

よかったのかな??


きっと、少しファンタジー的な映像になっていたのが、

気持ち入れなくなってしまった原因かなぁ。。

まぁ、お話は微妙にファンタジーなんだけど。


でも、写真を通してお話が進んで、

その写真が美しかったこと、

写真のモデルとして、主役の二人が絵になっていたこと、

原作に忠実に作られていたのも良かった。

そう考えると、切り取ってみたいシーンが幾つか残っているから、

やっぱりいい映画だったのかな?


でも、このお話を市川拓司さんが書こうと思った

元の映画、「恋愛写真」のほうが、なんかぐっときたなぁ。

またもう一度、こっちを見直したいな、と思った。


ブログネタ:移住したい街 参加中

国内海外、一応住んだけど、
いまもし、どこでも好きな場所に住んでいいよ。。。
と言われたら、迷いなくシアトルに移住します。

私が初めて海外で一人暮らしをした街。
大き過ぎず、小さすぎず。
私にはぴったりだった。
住んでいた頃も、今も、
シアトルは私にとって楽園。

楽しい事も苦しい事もいっぱいあったけど、
またあの街でくらしたいなぁ。。。


「セカチュー」書いたから、これも記録。


竹内さんが、綺麗だった。

子供が可愛かった。


ぁ、でもこれは一つだけ、ぐっときたシーンがあります。


奥さんが、旦那さんの同僚に、

彼のことをお願いします、ってお願いしにいくのですが、

「やっぱり、やだなぁ。。」って呟いてしまうシーン。

ああゆう人の本音があるの、好きです。

人間らしいな、って思います。

本当の女心です。

好きな人のことを、誰かに任せるなんて嫌ですもんね。


あと誕生日のケーキのエピソード。

あぁゆう、粋な小細工、大好きです。


旦那さん役は、失敗でしたね。。色々な意味で。

残念。


「電車男」の感想を書いてて、

見たことを思い出したので、

一応、映画を見た記録として書きます。


大したことなかったです。

感動もしませんでした。

泣く事もなかったです。

印象的なシーンもなかったです。


ただ、森山未来くんと長沢まさみちゃんが可愛かったです。

柴崎コウさんは、いるのでしょうか??

大沢たかおさん。。。普通かな?


平井ケンさんの主題化が1番よかったかな(苦笑)