ワインと食で！幸せ地中海マインド -8ページ目

ワインと食で！幸せ地中海マインド -8ページ目

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

09Oct
- スペイン料理に欠かせないもの
  スペインの田舎の家庭にありがちなもの…。遂に我が家にも！もう3分の2はなくなってしまいましたが。ニンニクを壁に吊るしてます。ニンニクの産地、スペイン中央部のラマンチャでいただいたときには、20個くらい連なっていてずっしり重かった！スペイン人のニンニク使用量って、すごいなと思いました。我が家はそんなには使えないので、すぐに知り合いにお裾分けして、ぼちぼち使っています。それにしてもニンニクの存在感ってすごいですね。料理に入れたら、パンチ利かせてくれるし、なんと家に吊るしてるだけで、家の匂いまで変わってきた！く、臭くはないです！ニンニクのいい匂い！（ってやっぱりニンニク臭か）ニンニクって、収穫するのとても大変なんですよ。今は、ほぼ皆機械でしているそうですが、昔は手作業。苗が低いので、ずっとかがんで。収穫時期は真夏です！ニンニク畑は、それはそれは広くて、日陰もないし。ニンニクはもっと尊重されるべきですね。とにかくこの香り、なんかスペインの家らしくなってきたと思ってちょっと嬉しかったりします。
06Oct
- 学校でワイナリー見学
  写真のリキッド、なんでしょう？ワインです。5歳になるうちの子が、学校の社会見学でワイナリーに行ってもらって帰ってきました。子供はブドウを持って帰ってくると張り切っていて、私はモスト（ぶどうジュース）ももらってくるかなと思っていました。ワインは子供、飲めないですから。飲んじゃだめ、って渡されても飲む子いますし。だめって言われたほうが飲みたくなる子多いかもしれないし。なかなかリスキーなのですが、スペインでは平気みたいです。私がワイン好きなのを知っているので、とても喜んでプレゼントとしてくれました。食事時でもないのに、今すぐ飲んで。って言うので、飲まされました。こんなワイン、飲んだことないわっていう味。微妙すぎ。もちろんおいしいって言っておきました～。樽の中に入ってぶどうを足踏みする、という作業がメイン行事だったようですが、面白かった？と聞いたら、ブドウが凍ってて、すごく冷たくて面白くなかった。ブドウ取ってこなかったね。なかったの？には、ブドウの畑に行ってない。収穫後か、やっぱり。ブドウは余ったのを凍らして、こういうイベントに使うのでしょう。子供って侮れない。なかなかユニークな社会見学ですけどね。
04Oct
- 今日のワインとバルセロナの情勢
  何年もかけてやっとこさ実現した本スペインまるごと全17州おいしい旅。ここへきてカタルーニャ州の独立問題が浮き彫りになり、まさか、全16州になっちゃうかも？！いやいやそんなすぐに決着はつかないと思います…。まあドキドキしていても仕方がないので、いつも通り、昼からワインランチです。今日のワインはリベイラ・サクラという北部ガリシア州のもの。川の上の急斜面にブドウが植えられている、スペインっぽくない風景の地方です。オーク一色でもなく、熟した果実の味でもなく、スパイシー＆スミレの香り。これをコシードというポトフみたいなものと一緒に食べました。濃厚すぎない赤ワインなので、料理を邪魔しません。それにしても、今日もバルセロナは燃えてました。全面ストですよ。私が執筆させていただいているAll Aboutというサイトに、情報を知ってすぐに交通機関のストはお知らせしたのですが、サグラダ・ファミリアまで閉まっていて、今日バルセロナにいられた観光客のみなさん、ごめんなさい。前代未聞の大きなストでした。午前中に大きなデモがあって、家の下の通りを大勢の人々がシュプレヒコールを叫びつつ、下って行っていました。午前中遅い時間に。（せっかくストで仕事休みだから、朝は遅めでいこってことでしょうか）夕方別の場所でまた集まりがあったのですが、ちゃっかりランチ食べて、また集合、くらいのいい時間。私は参加していませんが、通りを行く人たちを見てたら若い人が多くて、一種のお祭りみたいな雰囲気でした。こういうところやっぱりスペイン人やんっと思いますが、昔カタルーニャ州（バルセロナがあります）は、1つの国で、戦争に負けてスペインの一部になり、言語を禁止されたりといういきさつがあり、彼らなりのアイデンティティーがあるのです。複雑っ。
01Oct
- スペインからカタルーニャ独立？
  日本のニュースでも取り上げられたらしいですが、今日はバルセロナがあるカタルーニャ州のスペイン独立を掲げた住民投票の日です。違法の投票だということで、州の政治家たちが逮捕されたりと、事前にきつめに取り締まられていて、独立賛成派はさらに煽られています。投票日の今日は警察が入口を締めることが予想されていて、それを防ぐために、前日から投票会場に泊まり込めるひとは泊まって、とメールがきてました。もう、正直言って、部外者でよかったよ～。バルセロナがスペイン国だろうとカタルーニャ国だろうと、変わらず好きだし、どっちでもいいのですが、住民同士で意見の違いで対立しあうのはよくないです。実際私の知り合いでも、親世代と子世代で意見が対立している家族があります。近所の投票所には、昨日から泊っている知り合いもいるし、なんせ何年か前には左派の新聞に記事を書かせてもらったこともあったりしたのでジャーナリストとしての血が騒ぎ？、朝近くの投票所まで行ってみました。投票所につくまでに見たことない行列！（投票のために並んでいた人たち）こんな長い行列は、サグラダ・ファミリアが入場無料だった日以来！（そんな日があったのですが、列の終わりが見えないくらいで…）門の周りも人でごったがえしていて、公に通行止めになっていなかったのですが、車が通れず迂回していました。中から出て来た人（私服警察とかかな？）が車に乗り込むときも、やじってる人たち大勢に囲まれててちょっと怖い雰囲気でした。早く落ち着いてほしいです…。
29Sep
- 食前酒にはベルムー
  食前酒には、ベルムーという、ワインをハーブなどに漬けたものを飲みます。安いのだと砂糖が加えてあるので、口がべとべとする感じ。これがあまり好きじゃなかったのですが、グルメなベルムーもどんどん出てきていて、写真のものはさらっとさっぱり。昔の人はこういうのを飲んで病気を治そうとしたんですね。私はこれと一緒にポテトチップスやら魚介の缶詰をつまんだりして、アペリティフタイム。さーて、重要な政治的局面に立っているバルセロナ。いよいよスペインからの独立をめぐっての違憲の投票が日曜日に実施されるか？！ということで、テレビはそのことばっかりです。ワッツアップ（ラインみたいなもの）のグループメッセージでも、何やら全然意味の分からない、暗号みたいなものが回ってます。（分かる人には分かるようになってます）実施前に警察に潰されないように、平和的にいろいろ考えられてる様子。平和に、平和にね！当日といわず、明日からヘリコプターがブンブン上空を飛んでることと思います。
28Sep
- 先日の浣腸話のおち
  先日の記事「スペイン人のご近所さん」　に書きましたが、上の階に住んでいるおばあさんにあげた浣腸がかえってきてしまいました。使わない物が有効な形で1つ減って、よかったよかったと思っていたのもつかの間。別宅に住んでいるおばあさんの娘さんが、おばあさん宅を訪れたときに、浣腸をもらったことをききつけ薬局で買って返しに来た！この律儀さ…。これちょっとバルセロナの人っぽいところなのです。スペインではなくて。今晩電話するね、って言ったらほんとにかけてくるのもバルセロナの人には多いです。とはいえ、浣腸いらんがな！娘さんが家に持ってきてくれたので、玄関先で主人としばらく浣腸を押し付け合っていました。受け取ってください。いえ、いいんです、うちはもう必要ありませんから。ついでがあって買ってきただけですから遠慮なさらずに。いえいえ、お宅はまたご必要でしょうけど私たちはいりませんので。玄関先でひそひそしばらく押し付け合っていましたが、押し切られ主人がもう二度と使うまいと思った浣腸が舞い戻ってきてしまいました。しかも1個追加で。こんなオチが後日つくとは。
25Sep
- 最近食べたパエリャ
  今、バルセロナは市民祭りの真っ最中です。朝は子供が見たいというので、パレードを見に行ってきました。私はもう何回も見たことがあるのですが、とりあえず見ておいて損のない催しです。というのも、昔のバルセロナにいた人物をモチーフにした（一部架空の生物もいますが）巨大人形のパレードだから。歴史ある旧市街の街並みにぴったりの昔ながらの人形たち。人が中からかぶって歩いているのですごい労力がかけられているのです。かなり重いし暑いはず。どんな人形がいるかというと魚屋、パン屋、シェフ、ウェイター、娼婦、司祭、画家、ピカソ、普通のおじさん、おばさん、王、女王、戦士、などなど。さて、お祭りの話はおいておいて。最近食べたおいしかったパエリャ。野菜のパエリャです。今回食べた写真のものは斬新なタイプ。オーガニックの地元のとれとれ野菜がゴロッと乗っていました。半生の、日本的な調理加減で。肉やカタツムリや、シーフードが乗っているパエリャもいいのですが、野菜のは、軽くて胃にもたれません。お米は固めに調理してあって、少し芯があるのが多いかも。さて、パエリャといえば、表記の仕方で編集さんと話あったことが何度かありました。ウェブの検索にかかりやすいので、パエリアと統一してください。と言われたこともあったっけ。パエジャかパエリャかパエリヤ？と問われたことも。パエリャが一番自然だと思うのですが、いろんな理由でいろんなところで様々な表記になっているかもしれません。ま、現地ではどれでも分かってくれるような気がします。これにもパエリャ、載ってます。
21Sep
- テンションマーックス！バルセロナ
  今日9月20日は、記念すべきユニクロ・バルセロナ店オープンの日だったのですが、まさかの大規模デモ！このすぐ近くの立派な建物にユニクロが入っているのです。地下鉄の入口とか、市内バスの外側とかあっちこっち派手な宣伝をしていたというのに、えらい日にあたってしまいました。写真は今、勉強中で通っている学校の窓から見た景色。この写真以降もどんどんどんどん人が増えてきて、帰りに地下鉄の入口にたどり着けるのか、心配でした。と書いている今も、テラスでみんなフライパンをたたいて抗議の音を出しています。うちの子がパーティーが始まったと言っていますが。久々だな、このフライパンの音！何年か前も当時の政党（今のと同じだけど）に反対して、人々が22時きっかりにテラスでフライパンを叩くということをしていました。その後の選挙で政党が変わったのでした。今回は、何のデモかというと、反スペイン政府のデモです。バルセロナがあるカタルーニャ州の政治家たちが逮捕されたことに反対しています。今度行われるであろう独立を求める州民投票が違憲だとかで、取り調べが入り、14人だったかが逮捕されたのです。昼間の窓の外の人々は、投票する！投票する！と叫んでいました。それにしても、フライパンの音、すごいです。子供が寝られません…。私はバルセロナがもちろん好きだし、スペインも好きですが、ナショナリズムは怖いです。独立を求めるほうも、それを拒むほうも、ナショナリズムゆえかなと。胸騒ぎ止まらないなか、なんとか自分のことに集中しようと勉強したり仕事したり。カタルーニャのナショナリズムだけが怖いのではなくて、独立を拒むほうのナショナリズムも怖いです。いろんな国やいろんな地方のいろんな人が住む街です。お隣さん同士がいがみ合うことのない街でありますように。というわけでユニクロの様子は見に行けませんでした。多様なスペインが好きです。
19Sep
- スペイン人のご近所さん
  日本の友達が、書店に並ぶ著書の写真を送ってくれました。ありがとう。詳しくはこちらです。ご購入いただいた方々、本当にありがとうございます！今日は、食べ物とは関係のない日常話です。今日、家族で出かけようと家の鍵をかけ、エレベーターを待っているところで、上に住むおばあさんが部屋から声をかけてきました。おばあさんの部屋がエレベーターに面しているので、私たちの話し声が聞こえたんだと思います。出かけるところだったら、ちょっと上に来てくれる？私は調子が悪くて寝てるのです。一家で行くことではないだろうな、と思って主人だけおばあさんの部屋の前まで行き、私と子供は先にエレベーターで下に下りました。後から下りて来た主人に、用事は何だったのか聞くと、ちょっと衝撃の返答がかえってきました。最初に書いておきますが、上の階のおばあさんは、家族でも親戚でもありません。長く住んでいるので、挨拶は何万回もしていますが、ほぼ挨拶くらいしか話したことはありません。そんな関係なのですが、浣腸を買ってきて。って頼まれた。と。涼しい顔で言われました。え？！よく娘さん来てたけど、何かあって最近来れないとかなの？（今日日曜で大抵の薬局は定休日なのに）なんか急に、よっぽど悪いとか？私たち、浣腸を買ってきてって頼まれるほど親しくないよね？と、ちょっと心配して驚いたら、普通に困ってるって感じです。スペイン人は、浣腸くらい頼めるよ。特におばあさんにもなると、恥ずかしいことも少ないし、年よりには便秘なんてありがちだし、ま、普通じゃない？と、さらーっと返答。で、買ってくるって言ったの？と聞いたら、なんと。僕が昔買った3個入りのやつ、2つ余ってたので、それをあげた。えー、この人、おばあさんより上いってるわ。と思って一瞬固まったら小分けになって包装されてたから。僕はもう二度と使うまいと思ったし。と。喜んでもらってくれた。とも。よくあれがない、これがない、しまった物が見つからなくて慌てているのに、何年も前に買った浣腸の在りかをきっちり覚えていたのも不思議すぎ。※注意。スペイン人が誰でも気軽にいろいろ頼める人種かというと、そうでもないと思います。個人差多いにありです。もう17年半くらい住んでいるのですが、まだ面白いことがあるスペインとスペイン人です。
17Sep
- 友達一家とホームパーティー
  友達とのホームパーティー。まずテラスでアペリティフしてから中で食事でした。小さなテラスだけど天気のいい日にこういうことできたら気分がいいですね。（あ、私のうちじゃないです）アペリティフの内容は、チーズ3種、ムール貝、パン、オリーブ、私たちが持って行ったわさびピーナツ。これだけで結構お腹いっぱいになってしまいます。中ではパエリャ、デザートは私作のりんごケーキとレモンシャーベット。満腹。お家集合が14時。アペリティフ開始が14時半。中で食べ始めたのが多分15時半くらい…。ランチというより夕方ご飯ですね。そして晩御飯はお腹いっぱいなので、抜き。こういうのんびりした週末も時々あります。おいしいスペイン、是非お手にとって見てみてください。そういえば、日本滞在中、まだ8月だというのにいきなり100均のお店がハロウィン特集になっていました。えー、日本ではこんな時期にハロウィンをするってこと？！じゃない、ない！（東京のハロウィンパーティーの仮装の様子はスペインのニュースでも放送されるのですが、確か普通にハロウィンの日）昨年の売れ残りを今頃出してきてる…。と思ったのです。でも違う店に行ってもやはり、ハロウィン特集で。家族に話したら、日本は早いのです。8月終わりからハロウィンで、ハロウィンの頃にはもうクリスマスの話してます。と。すっごい早いですよ、その回転。まだまだハロウィンのハの時も見えてません…。
14Sep
- ユニクロがバルセロナに！
  facebookにも投稿しています。お時間あったら見てください。https://www.facebook.com/spainallajiwaibuスペインまるごと全17州おいしい旅13日発売です。今日は地下鉄でお出かけしたのですが、駅の構内にユニクロの大きな看板が出ていました！今月20日、もうすぐオープンします。長らくもうすぐできる、もうすぐできると噂は聞いていましたが、やっとこさです。インディテックスグループに場所をとられたとか、邪魔されたとかいう噂もね。インディテックスグループというのは、ザラ、マンゴー、ストラディバリウスなどなどを手掛けるスペインナンバー1の企業です。スペインナンバー1どころか、世界の富豪ベスト10かなんかに入ってますよね、社長さん。インディテックスグループは、マドリードやバルセロナが本社の企業じゃないのです。ガリシアというポルトガルの近くの田舎街から、のし上がってきました！地方都市から出た大企業という点ではユニクロと似てますね。そういうことは関係ないかもしれませんが、ユニクロ、うまくいくといいなと思います。激戦なのは、素人の私が見ても分かります。広告の看板があまりぱっとしなかったから心配です。多分スペイン人はカラフルなのが好みなのです。けど、モデルが地味な顔の欧米の子で、着てた服も地味目というか…。若い層はターゲットになっていないのかな。その辺の戦略が気になります。頑張れ、ユニクロ。（主人には履歴書出してきたらと言われましたが）
12Sep
- ドリンクにまつわるいろいろ
  写真と全然関係のない話ですが、ドリンクにまつわる個人の思い込み？（じゃないか）って、いろいろありますね～。以前のブログで書きましたが、白ワインをあまり飲めないというお友達がいます。白ワインを飲むと尿が酸化されて、肌が荒れるとかどうのこうの…という話だったかと思います。今日会ったお友達は、奥さんにコーヒーを飲むのを禁止されています。というのも、コーヒーを飲むと…しゃべりすぎる！ということらしいです。気分が高ぶりすぎて、いらないことまでしゃべりだしてとまらないと。確かに、それはちょっと禁止されても仕方ないかもしれません。主人はアルゼンチン育ちなのですが、アルゼンチンではマテというお茶を飲みます。かぼちゃやメタルの器に葉っぱをいっぱい入れて、ストローみたいなので飲んでは、お湯を足して、別の人に回して、またお湯を注いで別の人へ。このマテも飲むとかなり目が覚めるので、午後は絶対飲まないという拘りのある人もいます。ここまで書いてふと思いましたが、そろそろ緑茶がおいしい季節ですね！いよいよもうすぐ発売！ありがとうございます。スペインまるごと全17州おいしい旅 (私のとっておき 43) Amazon
10Sep
- ワインの季節になりました
  すっかり涼しくワインの季節になりました。喉があまり乾いていないのにビールを飲んだら、苦くてたまらないと思ってしまいました。ちょっと前まではあんなにおいしかったのに。ビールはやっぱりぐびぐび飲まなければ！さてそこで飲んだワインはスペインの有名どころ産地、リオハのものです。ボルドー風の赤で名を馳せる地方ですが、ビウラというこの地方の品種の白ワイン。干した草や柑橘系の、飲みやすい風味。オーガニックで、とっても丁寧に大事に作られたのが飲んでいて伝わってくるおいしさなのですが、残念なのがラベルの貼り方。ちゃんと、皺にならないように貼ってほしい…。それもまた手作り感がでてていいか。日本に帰国中はイタリアのワインをよく飲みました。その後スペインのワインを飲むと、懐かしいというか、そうそうこの味！という感覚になります。さあ、ワインの季節到来！食欲の秋を楽しみましょうね！
08Sep
- 出会いに感謝
  13日に「スペインまるごと全17州おいしい旅」が出版されます。本の表紙を載せただけなのですが、Facebookにもたくさんアクセスいただきました。ありがとうございます。Facebookはこちらです。https://www.facebook.com/spainallajiwaibu本をいただいて、ようやく一仕事終わった実感が湧いています。この本は私にとって5冊目なのですが、最初の1冊と変わらない嬉しさです。今、取材にご協力いただいた関係者の方にお礼のメールとともに掲載箇所のPDFをお送りしています。本をご覧になっていただいたら分かるのですが、取材先がかなりの量です。なので、ちょっと気の遠くなる作業ではあります。一人一人距離感が違うので、メールでの言葉使いは異なるし、もちろん共有する体験も違うので、一斉メールではなくほんとに一人一人に。昨日もかなりお送りしましたが、まだ5分の1くらいしか終わってません…。なのにもう既にメールを読んで返事をくださった方がいっぱい。有難いことです…ってなんかおばあちゃんみたいですが。出会いに心から感謝しています。私は人に会うのが得意なほうではないと思います。友達と会って楽しくても、やっぱりほっとできるのは家だけ！みたいな。でも書く仕事をはじめて取材が好きなことが分かりました。人と会うことで、学べて、プラスのエネルギーをいただいてきたと思っています。この本の取材でもまたしかり。写真はギフエロというイベリコ生ハムの産地の工場にて。工場系もたくさん訪れたので、子供は、途中からこのビニールの服を着るのをめちゃくちゃ嫌がって大騒ぎでした。（面倒だからね、確かに）
06Sep
- 情報は無料だけれど
  日本では、なんてことない普段のご飯（悪いね、母よ）と一緒に時々ワインを飲んでいました。なんせ暑くて喉が渇いたのでビールのほうが欲しいことが多くて。スペインのワイン産地はたくさんありますが、写真のワインのような、リオハのものは日本の食卓におすすめかも。夏はちょっと冷蔵庫で冷やして。酸味があるので、重々しくないので、味が濃くない和食にも合います。渋いワインは、写真みたいな鶏肉には無理。肉の味がしなくなってしまいます。さて、今日はちょっとな～と思うことがありました。私はガイドブックの執筆などの仕事もしているのですが、最近売り込みが激しい…。どこかで紹介したお店の友達とかが、自分たちも紹介してほしいというようなことで電話してきたり、メールがあったりします。素直に最初からそう言ってくれればまだいいのですが私たちの会社について説明したいので、お茶しませんか？とか。いつだったかは、そういう感じでお茶をして、私は別のビジネスについて話に行ったのに、相手は日本の見本市に参加するため、マーケティング的な情報がほしかっただけということもありました。なんか悲しくなります。仕事なんだからWIN WINでありたい。情報は無料です。なんか一生懸命さと丁寧さが伝わってきて、無理のない範囲であげられる情報をあげたこともあります。でも、私の時間は有料だと思う…。それとも、私があんまり人に頼んだりできない性格なので、拗ねてるだけなんでしょうか？
04Sep
- バスクの人々
  スペインのバスク州の市場のお兄さん。バスク帽がさすがに板についています。バスクは今ちょっと人気なのですね。日本でいろんな本や雑誌で扱われているのを見かけました。私も大好きなので、13日に発売される本ではスペイン全州で一番たくさんページ数をとっています。こちら。洗練された街並みだけでなく、緑の深い山々に、波の大きな荒々しい海。その景色もさることながら、おいしすぎる料理たち。そして、バスクの人々。正直言って、とっつきやすいタイプの人たちではないかもしれません。無骨だけど正直で働き者。そんなイメージです。南部の陽気なスペインもいいけれど、バスクの人々はなんとなく落ち着く…し、信頼できる！（といったら南部の人たちに怒られそうですが）調子いいこと言わない人たちだなという印象でした。
01Sep
- 9月13日に発売されます。
  今日はお知らせです。9月13日に著書が出版されます。その名も　スペインまるごと全17州おいしい旅！私の5冊目の本になるのですが、制作になんと3年くらいかかっています。計画の段階からだと最初の本を出版していただいた10年くらい前からだと思います。あのときできなかったけれどずっと温めていた企画が形になりました！取材は昨年の夏と今年の春の3か月。スペインの隅っこまでおいしいものを求めて回りました。時に失敗もありましたが。制作秘話としては、出費多すぎ…。写真を担当した主人には、ここへきて呆れられています。燃え尽き症候群になっている場合ではありません。お仕事しないと。もう1つの秘話としては、太った！多少太ってもその後の頑張りで元に戻せると信じていたのですが、戻りませんわ。一回り大きい私になってしまいました。とまあ、リスクを負いつつ情熱をかけたおいしいものいっぱいの本です。是非お手にとってみてください。出版社の産業編集センターさんのページからも目次などが見られます。家族を含めご協力いただいたみなさんに、感謝です！
30Aug
- 好きな揚げ物スペイン料理
  写真はトルタ・デ・カマロンといいます（他にもよく似た呼び方があります）。スペイン南部のカディスというところの名物料理。桜エビのてんぷらみたいなものです。薄く平べったく揚げてあって、すごくカリカリ、サクサクなのです。初めてこの料理に出会ったのは、バルセロナの南スペイン風バルでのことでした。衝撃のおいしさ。何枚でも食べられそう。シンプルな料理ながら、塩加減、揚げ加減が勝負。衣も重すぎたら何枚も食べたいとは思えません。南スペインのバルで、この料理が売りのお店に行ったら、ほんとに皆、これを食べていました。一人でぶらっと来て、さくっと食べて1杯飲んで帰っていく感じ。ナイフもフォークもいらないし、ほんとさくっと入ります。そうそう、スペインでは家庭で揚げ物をするのに、フレイドーラと呼ばれる揚げ物用の電気器具を使います。網みたいなのがセットされていて、それを引き上げると揚がる、というような。そのフレイドーラを利用して、最も頻繁に家庭で作られるのが、フライドポテト。付け合わせとして、よくでてきます。その次が、コロッケ。うちにはフレイドーラ、ありません…。中華鍋とかでいいよね？
28Aug
- 思い出の夏の味
  昨年の夏、スペイン北部を回っていやっていうほど食べたピーマン。今年は全然食べ足りません…。ピーマンは衣をつけずに素揚げ。クタクタになるまでしっかりと。お皿に乗せてから、粗塩を振りかけて出来上がり。簡単ながら止まらなくなるおつまみ風の料理です。ワインもいいけどビールにも合う！ガリシアのピーマンには、時々辛いのが混ざっていて、バスク地方のものは、辛いのなし。どちらもおいしい夏の味。皆さんにとっての夏の味、って何でしょう？日本のこの蒸し暑さ。しんどいけど懐かしくて、私にとっては感覚的な夏の思い出です。日本の夏の食べ物の思い出…。たくさんありますが、甲子園のかちわり、かな。ただのビニール袋に入った氷なのですが、不思議なおいしさ。甲子園は暑いですからね。
26Aug
- チョウザメとテロのことなど
  写真は、キャビアを生産するチョウザメさんです。まだ若いチョウザメさんですが、これからどんどん大きくなって18歳でお腹を切られてしまうそうです。フォアグラなどもそうですが、なかなか残酷。なのですが、私が食べなくてもこれらの食文化はなくならないし、好きな人が減ることもないので、いただけるときは有難くいただくことにしています。（たまにしか食べられるものじゃないし）スペインでもフォアグラもキャビアも生産されています。なんでもスペインでのフォアグラの消費量が増加中だとか。確かに、なんでここにフォアグラまで乗せちゃうかな・・・という料理がなくもないような。高級料理店じゃなくても、フォアグラ料理はあります。さて、そんなスペインなのですがテロがおこってしまいました。日本に帰省中の私の携帯には、どこどこ病院でイタリア語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語の通訳を探している、行けるものは行くようにとメールが入ってきました。その後すぐに別の人から、通訳は各大使館が応対しているらしいよ。と入ってきて、また別の人が大使館の応対が悪くて、病院で困っている外国人旅行者があふれている…というニュースをコピペして送ってきて。と、自分たちの周辺は無事でもみんな他人事と受け取っていないのです。春にマドリードに行ったときには、シリアなどの難民の人々に向けてようこそ、スペインへ。と大きな横断幕が掲げてありました。優しい人たちです。おせっかいかもしれないけど。