写真はトルタ・デ・カマロンといいます(他にもよく似た呼び方が
あります)。
スペイン南部のカディスというところの名物料理。
桜エビのてんぷらみたいなものです。
薄く平べったく揚げてあって、すごくカリカリ、サクサクなのです。
初めてこの料理に出会ったのは、バルセロナの南スペイン風
バルでのことでした。
衝撃のおいしさ。
何枚でも食べられそう。
シンプルな料理ながら、塩加減、揚げ加減が勝負。
衣も重すぎたら何枚も食べたいとは思えません。
南スペインのバルで、この料理が売りのお店に行ったら、ほんと
に皆、これを食べていました。
一人でぶらっと来て、さくっと食べて1杯飲んで帰っていく感じ。
ナイフもフォークもいらないし、ほんとさくっと入ります。
そうそう、スペインでは家庭で揚げ物をするのに、フレイドーラ
と呼ばれる揚げ物用の電気器具を使います。
網みたいなのがセットされていて、それを引き上げると揚がる、
というような。
そのフレイドーラを利用して、最も頻繁に家庭で作られるのが、
フライドポテト。
付け合わせとして、よくでてきます。
その次が、
コロッケ。
うちにはフレイドーラ、ありません…。
中華鍋とかでいいよね?