前回 かんぴょう剥き・その⑥(さおまわしの回) が終わったかんぴょうの続きです
朝一の竿まわしで竿に掛けなおしたかんぴょうを
回収します
ここで太さ、長さなどを選別してひとまとめにしていきます
マルモのかんぴょうは
無漂白かんぴょうなので
ここでひとまとめにしたものを冷蔵保存します
ちなみに一般的なお店で販売されているのは
漂白かんぴょうと言います
裏面に「二酸化硫黄」と書いてあるものです
防虫・防カビなどを目的とし、保存しやすいように
二酸化硫黄を燻蒸したもののことを言います
二酸化硫黄を燻蒸すると
飴色だった無漂白かんぴょうは
二酸化硫黄の効果で真っ白に漂白されます
よく間違われるんですが
見栄えをよくするために白くしているわけじゃないんです
保存しやすいようにしたら、白くなっちゃった
ってワケ
この二酸化硫黄は水に溶けやすい性質があるので
白いかんぴょうを買ってきたら水で洗うと落ちます
水洗いが足りないと酸っぱさが残ります
成分は温泉と同じなので体に害はありませんが
お料理の味に影響が出るので
しっかり洗い落とすことをお勧めします
こちらも併せて読んでみて
こうして
かんぴょう剥き作業は完結と
・・・
ならない!!
まだまだ続く・・・?→⑧へ
(2012年7月13日記事。2021年4月加筆)
≪シリーズで読む≫
かんぴょう剥きその①・剥きの回
かんぴょう剥きその②・くちとりの回
とちぎのおいしいかんぴょうの作り方連載中
まだまだ続くよかんぴょう剥き
◆かんぴょう問屋マルモってどんな会社?◆
かんぴょうの製造卸販売の他
数年前からゆうがお・しいたけ栽培も始め
農家としても活動中