かんぴょうを食べたら酸っぱい味がした



というお問い合わせや
このブログでも
かんぴょうの酸味
で検索してくる方が多いので
かんぴょうの酸味についてご説明します

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かんぴょうのお問い合わせでも多い

 「食べたら酸っぱい」 

通常干瓢は保存しやすいように二酸化硫黄で燻蒸されています 

二酸化硫黄は温泉と同じ成分なので 
体に害はないけれど 
落ちてないと酸味が残ります

この成分は水洗いと塩で揉むことで簡単に落ちます

かんぴょうを煮る前には
水洗い

を必ずおこなってください


また水洗いの時に塩を振って
塩もみするとかんぴょうの繊維がほぐれ
ふっくらかんぴょうらしい食感になります

塩もみについてはこちらもご覧ください



洗った後、しばらく水にさらしておくと
なおOK

塩もみ忘れたかんぴょうは
茹でてた後
塩ふって 

軽くもんで(強く揉むと切れる) 
ゆすいだら
酸味はなくなることもありますが
これはあくまでうっかり忘れたときの緊急処置

酸味が残ったままだと
せっかく味付けたかんぴょうの味が
台無しになることもあるので
ご注意ください注意

かんぴょうの上手な戻し方はこちらを参考にしてください

戻したかんぴょうは
ラップなどに小分けして冷凍保存すると
次に使う時に便利です

硫黄で燻蒸しないかんぴょう本来の飴色をしたものを
無漂白かんぴょうといいます


マルモ農園で作っているのは
この「無漂白」かんぴょうです

真っ白な漂白かんぴょうより見た目、さらに地味になりますが
かんぴょう本来のほんのりした甘みが感じられます

ささっと洗ってチョキチョキハサミでカットして
スープに入れて調理することもできます
(塩もみ不要)

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ただ保存しにくかったり
燻蒸されたかんぴょうより
食感が柔らかい場合もあるので
お料理に合わせて使い分けるのもおススメです


燻蒸されたかんぴょう(塩もみ必須)

味付け干瓢(かんぴょう巻きなど)
昆布巻き
ロールキャベツ
など長く煮込むもの

無漂白かんぴょう(塩もみ不要)

かんぴょうの味噌汁
カミナリ汁
サラダ
など短い時間で調理できるもの