このブログでも
「かんぴょうの酸味」
で検索してくる方が多いので
かんぴょうの酸味についてご説明します
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20190712/15/chibi-marumo/49/1b/j/o0809108014499729105.jpg?caw=800)
かんぴょうのお問い合わせでも多い
「食べたら酸っぱい」
通常干瓢は保存しやすいように二酸化硫黄で燻蒸されています
二酸化硫黄は温泉と同じ成分なので
体に害はないけれど
落ちてないと酸味が残ります
この成分は水洗いと塩で揉むことで簡単に落ちます
かんぴょうを煮る前には
「水洗い」
を必ずおこなってください
また水洗いの時に塩を振って
塩もみするとかんぴょうの繊維がほぐれ
ふっくらかんぴょうらしい食感になります
塩もみについてはこちらもご覧ください
洗った後、しばらく水にさらしておくと
なお
![OK](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/119.png)
塩もみ忘れたかんぴょうは
茹でてた後
塩ふって
軽くもんで(強く揉むと切れる)
ゆすいだら
酸味はなくなることもありますが
これはあくまでうっかり忘れたときの緊急処置
酸味が残ったままだと
せっかく味付けたかんぴょうの味が
台無しになることもあるので
ご注意ください
![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
かんぴょうの上手な戻し方はこちらを参考にしてください
戻したかんぴょうは
ラップなどに小分けして冷凍保存すると
次に使う時に便利です
硫黄で燻蒸しないかんぴょう本来の飴色をしたものを
無漂白かんぴょうといいます
マルモ農園で作っているのは
この「無漂白」かんぴょうです
真っ白な漂白かんぴょうより見た目、さらに地味になりますが
かんぴょう本来のほんのりした甘みが感じられます
ささっと洗ってチョキチョキハサミでカットして
スープに入れて調理することもできます
(塩もみ不要)
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20190731/09/chibi-marumo/a4/b3/j/o1080108014517665212.jpg?caw=800)
ただ保存しにくかったり
燻蒸されたかんぴょうより
食感が柔らかい場合もあるので
お料理に合わせて使い分けるのもおススメです
燻蒸されたかんぴょう(塩もみ必須)
味付け干瓢(かんぴょう巻きなど)
昆布巻き
ロールキャベツ
など長く煮込むもの
無漂白かんぴょう(塩もみ不要)
かんぴょうの味噌汁
カミナリ汁
サラダ
など短い時間で調理できるもの