脳は疲労することもある。
身体のケアと同様に脳にも休息が必要です。
けれども、肉体疲労には敏感でも脳の疲労は放ったらかし・・・そういう方も多いことでしょう。
脳は物事を認識する、判断する、身体を動かす、喋る…と 人間のあらゆる行動をコントロールする司令塔です。
身体を動かすと筋肉が疲労します。
それと同じように、動かすと疲労するのは脳も同じなのです。
しかし、なかなか脳の疲労はを実感しにくいので、脳の疲れがたまってしまう場合があります。
脳疲労の最も主な原因、 特に脳を疲れさせる原因と考えられているのが溢れんばかりの情報です。
スマホが広く普及したこともあり、 必要なもの不必要なもの、混合して脳が処理しきれないほど 常にたくさんの情報で溢れています。
それを無意識のうちに情報を取捨選択していますが、 この取捨選択は脳が判断しており 情報量が多ければ、その分脳が疲労していくのです。
脳は疲れ始めると、 これ以上の負荷がかからないよう信号を出しています。
よく出てきやすいのが、
・身体は疲れていないけど、なんとなく気分が晴れない。
・集中できない。
・なんとなくダルい。 ・食事がいつもより美味しくない。
・疲れているのにしっかり睡眠がとれない・・・不眠気味。
といった症状。
心身共に健やかに生きるためにも、 身体の休息に加えて脳も休息させることが大切ですね。
■脳の疲労を回復させる方法
● やっぱり運動。
脳の疲労回復に効果的なのものとして運動があります。 身体を動かすことに集中させることで、 脳を情報処理のモードから運動に集中することを優先するモードへ 手軽に切り替えることができるのです。
ウォーキングやジョギング、ダンスがおすすめですが、 掃除洗濯等の家事でも 脳のモードを切り替えるのに役立ちます。
過度な運動をして脳の疲労を解消しましょう!
●温かい飲み物でリラックス!
特に温かい飲み物は 副交換神経に働きかけてリラックスしやすくなる効果があるので おすすめです。
頭を使ったな、と感じた時は 温かい飲み物で小休止をしてみてください。
●「ちょっと休憩」の時間を作ろう!
意識して、少しの間情報から離れる時間を 作るのも1つの手段です。
10分ほどの短い時間でもスマートフォンやテレビから離れて、 音楽などの芸術に触れると、 脳のモードを切り替えられます。
少しの休憩があなたの脳を健やかにほぐしてくれるのですね。
うまく脳の疲労を解消して、心身ともにイキイキとした春の時間を楽しみたいですね。
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