カタコトニホンゴ -16ページ目

カタコトニホンゴ

ニンゲングラシ、モウ14ネン。
ニホンゴ、バッチリツカエマス。

ポポちゃん、あした、「とーへん」いくねん。

・・・・正しくは「こうえん」である。

語彙がずいぶん増えて、滑舌もはっきりしているにもかかわらず、苦手な発音があるポポ。
Kがうまく発声できないので、猫なんかも「ネト」になる。
幼児の言葉なんてこんなもんだと思うけど、逆に、そういうところにしか幼児らしさが見つけられないのがちょっと寂しかったりしてね。

ポポはただいま、手足口病のまっただなか。
昨夜から、ぱいを我慢してるようだったので、「おお、とうとう来る日が来たか」と、期待感大爆発していたとーはんだが、今夜の様子では、どうやら手足口病からくる口内炎が痛くて、大好きなぱいですら、吸い付くこともできないらしい。
・・・そりゃ、ご飯も食べないよな。大好きなはずの棒付きのアメですら、途中で捨てると言い出したくらいだから。無理強いしてかわいそうなことをしてしまった。

口内炎だなんて理解できないもんだから、本人は「口が痛い=虫歯ができた」と思いこみ、歯磨きすれば痛くなくなると思っているようだ。
不憫だけど、薬もないみたいだし、あとは本人の体力次第かな。
がんばれ、ポポ。
あれ~、出ないなあ。なあなあ、ちょっと見てみて。

カラーレーザープリンタが寝てるのを起こし、がーーーっと音をさせて、つぶやく。
母の口調、そのままである。

大人の口まねがうまくなった。
かわいらしいもんだ、と笑っていたのも束の間。

件のプリンタは、おもちゃの紙幣をたんまり突っ込まれていた。
紙詰まり発生。再起不能。
修理に、幼児が突っ込んだ紙幣は使えないしなあ。しくしく。
たのむから、精密機器を賽銭箱にするのはやめてくれないか。
毎週月曜日は、近所のスーパーが全商品1割引になる。
連休中休みの月曜、ポポを保育園に迎えに行ったとーはんが、件のスーパーで買い物をしてきたそうな。普段は自転車なのだが、その日は運悪く、ねぇちの通院のため自転車が出払っていた。

最近のポポは、なにかと言うと抱っこ、抱っこと訴える。
その日も重い荷物を手に、ポポを抱っこしていたとーはん。
ポポも、自分で歩けないわけではない。
歩いてくれないだろうか、という期待を込めて
「とーはん、こんなに重い荷物持ってるんやけどな。ポポちゃん、抱っこ、重いなあ。歩いてくれへんかなあ」と、打診してみたらしい。
するとポポは、ずいぶん長い時間、真剣に思い悩んだあげく、おもいっきり笑顔で
「……おとうさん、大好き」とだけ言ったそうな。

将来が思いやられる。

結局、重い荷物とポポを抱えたまま歩いて病院まで来た、とーはんからの聞き書きである。
とーはんが、スイッチ取り替えの電気工事をやるという。
「別に電気つけたままでいいで、ちょっと感電するかもしれんけど」だと。
それで思い出した。

ポポが、いまよりずっと小さいとき。
たぶん、やっとはいはいで移動できるようになった頃だったかな。

いやにおとなしく遊んでると思ったら
突然、ゴンという音がして、大泣きが聞こえた。

あわてて振り向くと、コンセントのところで仰向けにコケて泣いているポポ。
どうも、金属のピンセットかなにかを電源に差し込んだらしい。
倒れている場所から考えても、かなり吹っ飛ばされたと思われる。

大事に至らなくてよかったなあ。
とーはんのことを、突然「たなか(仮名)さん」と言う。聞き間違いではない。呼びかけではなく、独り言の中で何度も言っていた。
母は父のことを、通常、彼の旧姓である「たなか(仮名)さん」と呼んでいるため、ポポもそれを覚えてしまったらしい。

同一人物の「呼び分け」が、ポポとしてはここ数日、気になっているらしく、姉のことも名前で呼びすててみたり、ちゃんづけしてみたり、おねえちゃんと呼んでみたりと、楽しんでいる。
面白いのは、母のことを通常「ちゃー」あるいは「ちゃっ」と呼んでいるのだが、ナニカの拍子に「かーしゃん」というのが口をついて出たらしく、あわてて「ちゃー」と言い直していた。
・・・なぜに、わざわざ訂正するのか。(-"-)

はらまき。
よくありそうな音の入れ替わり。
オトナの間にも、すっかり定着しました。
はまらき
はらまき。

・・・はまらきのほうが、確かに言いやすい。
眠そうにしているので、寝室へ行こうと誘った。
なかなか動かないので「ほら、ねむぱい(添い乳)しよ」と声をかける。
なんと「ぱい、いらん」とのお言葉。
説得に当たっていたとーはんが「そら、ぱいいらんかったら、ちゃあよろこぶけどな」と言うと
「ちゃあ、よろこんだらあかん。ぱい、のむ」
と、すげないお言葉。

結局、ねむぱい。
眠りに落ちる直前、おもいっきり、ぱい、噛んでくれました。
イタイんだよ、ほんとに。ここんとこ、連日だもんな。
仕事場で遊んでいたポポ。
寂しくなったのか、「ぱい~」とやってきて、おっぱい立ち飲み。(^^;
しばらく飲ませてたら、母のくしゃみがひどくなってきたので、二階の和室へ移動しようと「上、あがろか。ごろんして飲もう」と持ちかける。
素直にうなずいて、おっぱいを離したポポ。
「ほな、あがろか」と促すと
「パイ、もった?」と。

・・・いつでも持ってるんですけど。
本人は「これ、きらい」と言っているつもり。

なかなか発音がうまくいかず、「とれ、ちらい」としか聞こえない。
それでも、意思疎通はできるのだし問題はない。

問題があるとすれば、オトナがみんなして、ポポの未熟な発音をまねることで。
本人にしてみれば、すごく心外らしく、「ちゃぅっ!」と、怒っていたりする。でもさ、かわいいんだもん♪

ポポは柿の種が好物で、一袋ぺろっと食べてしまう。
辛いからやめさせたいんだけど、からい、からいと言いながら食べている。
さっき「信州わさびの柿の種」がテーブルの上に置いてあるのを見つけた。
とーはんが、自分が食べるために買ってきたそうな。
試しに食べてみると、これが辛いったら。
ポポには食べられへんなあ・・・と思っていたけど、いいことを思いついた。

これだったら「ちらい」になってくれるかも~。
食べさせてみようかな。>鬼のようなハハ