猫笛(リコーダー&トラヴェルソ大好き主婦の糖尿病&卵巣癌闘病日記) -3ページ目

猫笛(リコーダー&トラヴェルソ大好き主婦の糖尿病&卵巣癌闘病日記)

元々音楽日記だったのですが、2019年6月、ステージ4の悪性卵巣癌と診断され子宮全摘、転移していたリンパ節郭清後抗ガン治療を始めました。6回のTC療法、2年間のリムパーザ服用後2022年10月現在一応緩解状態です。また音楽もぼちぼち始めています。

11月3日文化の日は、主人と2人で友人のTさんご夫妻が運営なさる音楽サロンへお出かけ💕


415Hzソプラノリコーダー&オルガン&タンバリン、トラヴェルソ&チェロ、コルネット&ピアノ、オカリナ&ピアノ、と4人で色々な楽器の組み合わせで演奏して聴き合って💕とっても楽しい幸せな1日になりました。



この可愛らしいチャームは表題の「凸凹ことのは舎」さんで購入したもの。今日の合わせの前に素敵なスポットがあるから、と案内して下さったのです。「練」という古いお屋敷をリノベーションした場所で中にいくつもの素敵な小物屋さんが入っていました。カフェやチョコレート屋さん(エクチュア)、革の小物屋さん等あり、凸凹ことのは舎さんもそこにあり、おそらく日本唯一の文字雑貨専門店、ということでした。文字をテーマにした思いもよらない素敵な小物がたくさん💕良かったらHPをご覧下さい💕


凸凹ことのは舎


何百種類とある漢字1文字のくるみボタン、地の布の色も沢山あって好きな色を選べ、好きな組み合わせでチャームやかんざし、バッジ等にその場でしてもらえるのですが、これに心奪われ、愛猫の桃ちゃんと楓ちゃんの漢字を選び、裏表に合わせてチャームを作ってもらいました。めちゃめちゃ可愛い💕iPhoneに付けましたがすでに超お気に入りです。

(この布地、絹で文字は友禅染だそうです❣️)


古いお屋敷の昔の雰囲気を感じながら中を自由に歩けるのも嬉しい点💕


お店の前で撮った写真。


エクチュアというチョコレート屋さんも美味しそうだったしカフェにも寄ってみたいし、またぜひ行きたいです。


エクチュア

古民家の素敵な様子がよくわかる写真載せておられます💕


とっても充実の楽しく幸せな文化の日になりました。Tさん、ありがとうございました💕



うちの主人はトラヴェルソ製作家&リコーダーの修理調整職人なのですがそれとは別に、趣味でとても好きらしいのがナチュラルトランペットの演奏&製作なんです。

 

ナチュラルトランペット、バロック時代のトランペットで真っ直ぐのタイプやくるくるホルンのように丸くなったタイプがあります。元々は指孔は開いていなくて唇のみで音程を作り出すのですが、近年指孔を開けて音程を正確に出せるようにしたものが主流になり、プロの方も指孔の開いているタイプを使われることが多いようです。主人は指孔なしで吹くのこそ、この少し外れ気味の音程こそナチュラルトランペットの醍醐味、と腰に手を当てて吹くバロック時代そのままの演奏が好きなそうです。

 

自作のナチュラルトランペットを吹く主人

 

買うと高いので材料費数千円で自作しています。中々本格的な良い音♪とお買い求めくださる奏者の方もいらっしゃいます。来年は新福岡古楽音楽祭に出展できるといいなあ♪

 

製作途中の写真

あとふさふさを巻いたら出来上がり。この途中のふくらみ、ポンメルだったけ?は音を作るのに重要な役割があるんだそうな。

かなり昔に作ったやつですがふさふさも巻いた完成写真です。

数年前、六甲のサロンにて奏者として参加させてもらった時の写真。左2本の青いふさふさ巻いてるのが主人作のナチュラルトランペットです。

 

直管タイプ以外に巻き巻きタイプも作っておりました。

これは春にあった地元「いつもの処」でブランデンブルク2番を吹くために作ったモダンピッチの巻き巻きナチュラルトランペットで、バロック時代、金管楽器工房に入った職人が最初に作らされる形なのだそうです。ブランデンブルク協奏曲の作曲家バッハの指揮する楽団でゴットフリート・ライヒェさんがこの形のトランペットで吹かれていたのだそうです。

 

 

あまり上手ではないのですが主人の演奏。伴奏してくださる方とこの時初めて合わせた演奏です。パーセルのトランペットソナタより第一楽章、すべて唇で音程変えております。

 

ついでに第三楽章も♪

 

こんな主人が常駐で調整職人を務めます、リコーダーフェアが11月26、27日、神戸六甲のLa Sala de Orfeoさんにて開かれます。

良かったらお越しをを♪

 

今回、このブログ書くのに過去の写真をいろいろ見ていたらこれを見つけました。数年前の同じ六甲のこの場所にバルトルド・クイケン氏が来られた時に前田りり子先生が紹介下さって主人作のトラヴェルソを試奏していただいているところ♪これ、結構お宝写真な気がします♪

なんと!!久しぶりにアメブロも書こう、とやってきたら前回の投稿は1年前、、ずいぶんとさぼってしまっていたのですね、、


昨年11月にリムパーザの服用が終わり(製薬会社の指示通り2年ちょうどで終えることが出来て良かった♪)、今年の1月には吐き気等の副作用がほぼなくなり、それまで2年ほど毎日の笛の練習が全く出来なかったのが普通に毎晩練習できるようになり、ほぼ元通りの暮らしを元気にしております。


今年2月のCT検査では昨年に続き、再発・転移を認めず、との結果に嬉しくなりつつ、もう薬服用してないので毎日の暮らしで再発防止するしかない、と野菜中心の食生活に毎日2km以上歩くのを目標に暮らしています。


これは主人が とよく食べに行く大好きな鍋焼きうどん❤️


大好きな笛が毎日吹けるようになり、地元の友人達と節目節目に集まってアンサンブルを楽しんだり、8月には神戸の学童保育さんからの依頼でリコーダーアンサンブルconsonoとして演奏したり、と演奏活動も再開しています。

で、今年も参加出来ました♪新・福岡古楽音楽祭!!10月14~16日、福岡に行ってまいりました。それはそれは楽しい音楽祭でした。最終日の古楽コンサートでは今年はフィッツウィリアムヴァージナルブックから4曲をメンバーの渡辺さんが編曲下さったリコーダートリオで演奏しました。良かったらお聴きください。


Anon. Barafostus' Dreame (The Fitzwilliam Virginal Book, recorder trio)


John Munday Robin (The Fitzwilliam Virginal Book, recorder trio)


Farnaby Maske and anon. Pakington's Pownde (The Fitzwilliam Virginal Book, recorder trio)


6月には娘のところに可愛い5番目の孫も産まれ(娘のところのとしては3人目)ばぁば業も楽しくやっていますo(*'▽'*)/☆゚’

去年はコロナ禍で行けなかった福岡で開かれる新福岡古楽音楽祭、今年は参加してきました♪♪先週末10月16日17日の2日間です。

 

いつもなら金曜日の夜から参加で金曜、土曜の夜に集中練習するのですが、今年は直前までメンバー3人全員揃えるかが未定で合わせ練習もできるとしても土曜日のみ、もしかしたら当日の朝初見で合わせるだけかも?ということで土曜日の朝イチの飛行機で乗り込みました。曲も毎年渡辺さん編曲の激難バッハに挑むのですが今年は初見でも出来そうな無難な曲、ということでH.パーセルのいろいろな短い小曲を渡辺さんがトリオに仕立ててくださったものを吹くことに。

 

土曜日の夜、合わせてみてしっかり個人練習しなかったことを後悔しました、、どこが無難なんだ--;、もっとみっちり練習せなあかんかったやん、私、、それでも2時間ほどの合わせでなんとか舞台で吹いてもいいかな?くらいに仕上がったのはやっぱりいつもの激難編曲ではなかったからかもしれません。あとはやっぱり徳永さんと渡辺さんがリコーダーの達人なおかげも大きいです。一緒に吹けて私はなんて幸せなんだろう♪

 

今年は会場に来ておられたスパッラ奏者のNさんが撮影してご自身のYouTubeにアップしてくださいました。それぞれとても短い曲です。お聴きいただけると嬉しいです。

 

Overture(The Viutuous Wifeより)

https://youtu.be/HwuXuVQiATQ

今まで知らなかった曲、カッコよくて大好きになりました。でも1番の鬼門だった、、無事?吹けてホッとしました。

 

Quick Air(The Viutuous Wifeより)

https://youtu.be/PJRta3ezJJM

出だしの息を揃えるのが難しくて、、

 

Chaconne(Dioclesianより)

https://youtu.be/Rzm7GSqkLvU

とても有名な曲、物哀しげな旋律がどんどんからんでいくのが大好きな曲です。

 

Hornpipe(Fairy Queen Third Actより)

https://youtu.be/nQ4kStfTIfs

短いのですがとても心に残る曲です。集中して吹かないとしっくり合わないのですよ、、本番が1番合ったかも💕

 

Last Act Dance(Dioclesianより)

https://youtu.be/LICfwugz11E

あちこちにある不思議な和声がなんとも魅力的な曲で渡辺さんが送って下さった音源聴いた瞬間にファンになりました。この曲で締めに出来るの嬉しかったなあ💕


※渡辺さん編曲のパーセルの曲達、古楽祭のみで終えるのは勿体無く、公開の許可いただいて楽譜公開しています。

トリオ公開ページ



本番の舞台、楽しすぎてどんな演奏したかよりも「楽しい〜💕」という思いだけが残っています。コロナの感染予防もとても工夫されていてスタッフの方々の尽力に本当に頭が下がりました。おかげで今年、また古楽を心から楽しませていただきました。ありがとうございました。







 

 

 

 


ご無沙汰しています。またまた間が開いてしまいました。一応元気に夏を越せてホッとしているこの頃です。


昨日は大体2ヶ月に1回行っている婦人科診察の日でした。2月のCTで「転移・再発を認めず」とリンパ節に移っていた癌もほぼ消えてホッとしてから7ヶ月、今回も腫瘍マーカーはどれも一桁台で白血球も増えてなくいい感じいい感じ💕気になるヘモグロビン値も13.4でいい感じ💕A1Cも6.1で中々良い結果でした。


とはいえ、実は大きくて切り取れないと手術では取らずにTC療法で抑えた右足付け根の違和感が最近結構大きくて、もしや再発、とかなりドキドキしていたのです。まあなんともなくて良かった(><)


そして前回の診察で「そろそろ11月でリムパーザ服用開始して2年になるのでそのくらいになったらリムパーザ終了しましょう。メーカーの説明にも2年で終了となっているし」というお話があったのですが、昨日はもっと具体的に10月31日終了でいきましょう、ということになりました。次の診察予定日が11月なのですが10月末までのお薬をいただいて帰ってきました。順調にいけば10月でリムパーザ終わり〜(*'-'*)/?


少しでも副作用が軽くなるように、と毎日ひたすら歩いたり朝食には必ず野菜スープ作って飲んだりしてきたおかげか、最近では吐き気もほぼないのですが、あまりやる気が起きないのとか眠くてたまらないのとか、リムパーザ終わったら改善されるのかな、、改善されるといいなあ。


ただ、昨年貧血が酷くなってリムパーザを1ヶ月休薬した時もそうなのですが、これを服用しているとなんとなく安心感があったのが何もなしになると結構緊張しそうというか、一層気を引き締めて再発しないよう生活を整えていかねば、と強く思います。今より運動量も増やしていかねば。



今回ヘモグロビン値が13.4だったのはこれのおかげかな?5月の診察日だったか、リムパーザの副作用である貧血が治ってきているのでそろそろ鉄剤をやめましょう、となった時に何も無くなるのは不安で30日分780円のこのサプリを見つけて以来毎朝2粒食べています。それ以外は特に何もしていないのでこれのおかげなのか?まあこれは続けることにしようかと。


リムパーザ卒業したら今より再発の不安は大きくなりそうなのですが、それでも薬なしで順調に過ごせて段々と何もなしに過ごせるように、そんな年月を重ねられるといいなあと思うのです。



川岸の散歩で見つけた彼岸花、綺麗でした。