こんばんは、深山美希子です。

 
初めましての方へ・・・
①私のプロフィール
②裏ストーリー

 

先日、少し体調を崩したことがありまして、振り返ってみると、心地よい方向がわかっているのに、それを無視して、いわゆる「思考」で無理に動いていたなということがありました。

そんな風に自分を振り返ったことで、わかってはいるんだけどつい無理してしまう自分、一方で居心地のよさに注意するようになった自分という両者を認識し、少しずつではありますが、HSS型HSPの自分の扱い方が変化したな、というのを実感したのでした。
 

 

 

 


 


人口の約20%を占めるとされているHSP(Highly Sensitive Person・ひといちばい繊細な人)の中に、外交的な面を併せ持つHSS型HSP(High Sensation Seeking・刺激追求型タイプ)という人が約30%いるとされています。
人口全体では約6%存在するということになりますね。


このHSS型HSPというのは、HSSらしく刺激を求めながらも、HSPらしく繊細な感受性を持ち合わせる、いわゆる「アクセルとブレーキを一緒に踏んでいる」という人たち。

詳しくはこちらで。

▶︎繊細、敏感だからといって内気なわけではない!HSS型HSPとは?【私とHSP②】



私自身もこのHSS型HSPに該当しますが、本当に自分をコントロールする難しさを感じています(笑)


しかし、HSS型HSPの資質についてより理解を深めることによって、少しずつではありますが、自分との付き合い方がわかってきたところもあるので、今日は改めて、これについてお伝えしてみようと思います。

 

 


 


<「アクセルとブレーキを同時に踏む」HSS型HSPさんはどう自分と付き合う?>

▼まず「疲れやすい体」であることを忘れない


HSS型HSPさんは、HSPであることをつい忘れて暴走したくなっちゃう(そして、実際にしちゃう!)ということをたびたびやりがちですよね。

もちろん、私も(笑)


でも、忘れてはいけないことは、

「HSPの体は感受性が高く、疲れやすい」
「HSPは赤ちゃんレベルの体である」


ということでした。



非HSPさんがアンテナを1本立てているところに、HSPは、何千本ものアンテナを立てている、それくらいの差があります。

そして、それはつまり、疲れやすいという性質にも繋がるわけですね。

考えてみれば当然です。猛烈な量の情報処理をしているわけですから。


だから、

・しっかり体を休めること
・睡眠時間もたっぷり取ること


これが大切です。


HSPの提唱者であるアーロン博士の著書によると、9時間は目を閉じてベッドに・・・と記述がありますから、私たちはきっと思っている以上に休んでいいし、逆に思っているよりずっと疲れているのですね。

 




 

▼休息時間を取ることを「許可」しよう


「HSPは疲れやすく、たっぷり休養を取る必要がある」ということが理解できたとしても、外へ向かうエネルギーも強いHSS型は、ここからが大切かなと思います。

それはつまり、

ちゃんと休息を取ることを自分に「許可」できるか?

ということです。



例えば、私の場合。

予定がぎっしり詰まった週末を越えた月曜の午前中など、どうにも体が動かなくて、ボーッとしてしまう・・・そんなことがあります。


以前は、そんな自分に、

「あ~無駄な時間を過ごしてしまった!」
「自分を律せられなくて、なんてだらしない人間なんだろう!」

と嘆き、責め、後悔するばかりでした。


HSS型の側面を持つ人は、外へ外へと意識が向きますから、

「何かしていなければ!」

という思考になる方も多いのではないでしょうか?



私自身も、いつも何かしていることが必要で、自分のために休息することよりも、行動し成果を出すことの方が優先順位が高くて、「休息時間=悪」みたいなところがありました。
休んだら負ける!みたいな?(笑)

今考えれば、一体何と勝負しているんだ!という感じですが、本人はいたって真面目でした^^;



しかし、自分にはHSSだけでなく、HSPの側面もあると知り、思った以上に刺激を受けている体だということを理解したら、疲れてボーッとしてしまう月曜の朝も「そりゃそうだ!」となりました。

私はそういう性質なのね!と、自分に対する視点が変わったのです。



HSPは、自分を振り返り体と心を休める、いわゆる「ダウンタイム」が必要です。

日頃から必要以上に疲れないように、なるべくコントロールしていきたいけれど、状況によっては、どうしても心地よい状態をキープできないこともありますよね。

そういう時は、その後のダウンタイムを許可する。



HSS本来の力強さを取り戻し、より活かすためにも一旦休憩する。
それをOKにしてあげる。

これが本当に必要だと痛感しています。




ちなみに、ダウンタイムの方法は人によって様々なので、自分にとって安らぐ時間になればなんでもOK!

私の場合は

・寝る
・誰にも邪魔されずひたすらボーッとする

これが必要です。



先日の体調不良もとにかく寝る、少し回復したらひとり何も考えない時間を味わう、これで復活しました(笑)

なにかワクワクしたり、趣味的なものがあったらいいな~なんてことも正直思うのですが、今現在の私には、上記2つがよいみたいです。

 




 

▼何よりも「スピードを緩める」を許可しよう


・疲れやすい体であることを理解する
・ダウンタイムを許可する

ここまでわかってきた上で、HSS型HSPの私自身が最も難しいと考えているのは、

スピードを緩めるのを許可すること

と感じています。



全てのHSS型HSPさんがそうではないかもしれませんが、私自身はかつて、どんどん動いて、成果・結果を出していく世界を正としていました。

止まることはいけないこととすら思っていました。

そういえば、昔、マグロに例えられたことがあるなあ(笑)止まったら死んじゃいそうって(笑)


最速・最短が素晴らしいという世界観で生きていたので、いつも「早くどうにかしたい」がモチベーションでした。

でも、これは、HSPの一面も持つHSS型HSPには、しんどい世界観なのですよね。




同じHSS型であっても、HSS型の非HSPさんのように、猛スピードで走り続けることはできない。

残念ながら、これが事実。


だから、

物事を進められるスピードが緩やかであることを許可すること。



<猛スピードでアクセル踏む>→<急ブレーキ&一旦休止>の繰り返しのようなジェットコースターみたいな日々でなく、ゆったりと、心地よいスピードで、走り続けられる世界へ。

これが1番難しいかもしれないけれど、心折れずに、継続していける方法と確信しています。






私自身もつい癖で、うっかり急ぎたくなる自分が顔を出すことがありますが、そのたびに、違った違った!と自分を制しながら、いかにゆっくり進めるかということに挑戦しています。


かつてのジェットコースターのようなものすごい刺激はないけれども、自分の状態をよく見て
バランスを大切に進めていく。

その結果、今もなんとか続けることができているのかなと思いますし、そうして続けた先に、心地よい人々との交流がありました。




・HSSの側面を活かした猛スピードで結果を出す世界への憧れを捨てる

・スピード早く進んでいける自分を理想像として求めない


厳しいですが、こうしたことを理解し実践することが、HSS型HSPが本来の力を活かすことに繋がるのかなと思います。


私自身もまだまだ課題を感じることがありますが、少しずつ、上記を自分に落とし込んで、HSS型HSPらしく自分を表現していきたいなと思います。

 

 


【私とHSP】〜HSPを学ぼう〜

⓪ 今こそHSPを正しく理解しよう!/HSPメッセンジャー講座振り返り

① HSPにとっての刺激とは?体は〇〇○レベル!

② 繊細、敏感だからといって内気なわけではない!HSS型HSPとは?

③ 受けたストレスをどうケアする?HSPにとっての休息とは〜PART1〜

④受けたストレスをさらにケアするために!HSPにとっての休息とは〜PART2〜

⑤感覚過敏ではないし、人の気持ちよりも物事の本質に敏感!「洞察系HSP」とは?

【まとめ】HSP関連記事一覧
 

 

 

 

繊細さん、敏感な人とされるHSP(Highly Sensitive Person)は、
その「感受性の強さ」こそが強み!

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