重要文化財茶室「光華」の紅葉

茶室「光華」は「昭和の名工」とも言われた、
大阪の平田雅哉が施工した数寄屋建築です。
質素でありながら洗練された数寄屋建築は、
それがゆえに一般的にはその魅力を
読み解きにくいものです。
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そこで、数寄屋建築の名人であり、
「大工の神様」と称された京都の棟梁、
中村外二のご子息であり、
自らも数寄屋大工の棟梁、
そして外二から引き継いだ中村外二工務店の
代表である中村義明氏に、平田建築の
「光華」について現場で語ってもらい、
その魅力や特徴を明らかにするという
トークイベントです。
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日本を代表する数寄屋大工棟梁が、
平田雅哉の建築をどのように読み解くのか、
興味が尽きません。
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レクチャーのあとには、広間でお菓子と抹茶で
一服していただきながら、中村棟梁との質疑も
予定しています。
日本庭園の紅葉も楽しめる、
またとない機会ですので、是非ご応募ください。

©️東京都庭園美術館より引用

「中村棟梁、茶室「光華」を語る」


日 時:2020年11月28日(土)
申し込み:
東京都庭園美術館 
事業係 教育普及担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp
https://www.teien-art-museum.ne.jp/


それぞれの茶室から
茶の湯にはあります。


しかし、残念ながら
茶道の稽古をしていても
茶室を學ぶ機会はなかなかありません。

また建築に携わっていても
茶室や数奇屋を學ぶ機会が
無いのが現実だと思います。


松下幸之助氏が寄進された伊勢神宮
「神宮茶室」も中村外二工務店が手掛けています。
献茶式にお手伝いに行かせていただくと
最高級の様々な部材を用いているにも関わらず
一つに調和し、まるで「無」のようでした。

重要文化財 茶室「光華」を舞台に
昭和の名工「大工の鬼」と呼ばれた
平田雅哉氏と中村棟梁の
日本を代表する数奇屋建築、
茶室建築の第一人者二人の、
時代を越えたクロスセッションが実現し、
化学反応が本当に楽しみです。

茶道をしている方はもちろん、
数奇屋、茶室建築を知り現代建築に
生かしたい方もきっと参考になるはずです。
ドラマ『名建築で昼食を』のリアル版やと思いますが。