令和2年2月23日
天皇陛下の還暦の御誕生日に
東京都庭園美術館 重要文化財 茶室「光華」
February 23, 2020
On the birthday of the Emperor's 60th birthday, Tokyo Metropolitan Teien Art Museum
皇室ゆかりの茶室にて
第二回「重文わかる茶会」を
開催しました
At the tea room related to the imperial family
The 2nd "Tea ceremony to understand Jubun"
Held
第一回は昨年5月、
新元号「令和」を寿ぐ趣向でした。
「重文わかる茶会」は、
◼️立礼席
茶会とは何か?
茶会のマナーやエチケット
趣向を楽しむ方法をご説明致しました
そして今回の茶会は
【天皇陛下の還暦の御誕生日を寿ぐ】を
おもな趣向にしています
そしてなんと偶然
本日誕生日というお客様もいらして
ご一緒にお祝いする事ができました
待合に進みます。
◼待合/広間
待合とは、茶会の趣向を暗示する
大切な場所である等々ご説明しました。
床は
裏千家十一代 御家元 玄々斎宗匠と
一如斎の御染筆で「寿」
長寿の亀が描かれています
そして
ただいま庭園美術館にて20年ぶりに
好評展覧会中のラリックの香水瓶を
和更紗と共に荘りました
海老澤さんが千代紙で折った雛人形
穢れを祓う紙で作った形代から~
立雛そして~座り雛へと変遷した
またこちらでは、皆さんと一緒に
お菓子の頂き方を学びました。
本日のお菓子は皇后陛下雅子さまの
優雅な十二単をイメージした
和菓子 「春かさね」をご用意致しました。
ご主人、井上さんに特注致しました。
餡をさらに白餡で包んだ
コクのある味わいに皆さん
満足いただけたようです
説上巳
上巳の節句にちなみ
説明上巳の節句にちなみ海老澤さんが千代紙で折った雛人形
梅が咲きほこる美しい庭と
池を愛でながら、露地へと進みます。
◼露地から躙口へ
「露地はただ浮世の外の道なるに
心の塵をなどちらすらむ」
利休居士の露地の心得を解説し、
蹲踞柄杓の扱いを学びます。
躙口の意味や、入り方を学び
いよいよ本席へ
◼本席/小間
高御座板を用いました。
暖かな春の庭を
皆さんと愛で和みました~
いかがでしたでしょうか?
第二回「重文わかる茶会」
このように茶道は点前の
稽古だけでなく、和歌や禅語、
菓子、花、庭、工芸、
着物、茶室等々、日本の総合芸術から
成り立っています。
必ず誰にも興味がある部分があるはず。
だから茶道は面白いですね
大化の時代から数えて
248番目に、はじめて国書由来である
私達はこれからも
伝えていきたいと思います
And this tea party
[Emperor the Emperor's 60th birthday]
Tea that has the main taste
The second "Tea ceremony to understand Jubun"
The tea ceremony is in front of thisAs well as training,
Waka and Zen,Sweets, flowers, gardens, crafts,
Kimono, tea room, etc. in Japanese comprehensive art
It is made up.
There must always be a part that everyone is interested in.
So the tea ceremony is interesting
We will continue
A tea ceremony that can be used for your heart and life I want to tell you.