
秋の味覚、栗。今年は我が家はスルーしてしまいましたが、ご近所になった上、今月からなんと私のピアノの生徒さんにもなったクロたんさんが甘露煮をお裾分け下さいました。丹精こめて何日も掛けてゆっくりジワジワと味を入れた甘露煮、甘さ控え目の優しい自然な味わいで、素材である栗の味がしっかりしていて美味しく、写真を撮る前にパクパクッと何個か食べてしまいました。
栗ってビタミンCが豊富だそうですね。そう言う言い訳をしながら食べています。10月が誕生日の私とpopさん、実りの秋、食欲の秋に生まれたから食いしん坊なのでしょうか(笑)
それにしても、ブロ友さんが自分のピアノの生徒になるなんて夢にも思いませんでした!クロたんさん、何十年ぶりのピアノとは思えない指の動きと読譜力で毎回、楽しいレッスンです。

これは少し前に作ったプラムのジャム。皮も入れたので鮮やかなワインカラーです。ジャムと言うよりはソースに近いのですが、これが我ながら上出来!ジャムは私、ペクチンが強く固まってゼリー状になったものや、ゼラチンで人工的に固めたものは論外ですが、あまりドロドロしたものよりサラッとした液状のタイプの方が好きなのです。このプラムジャム、ラズベリー風のやや強めな酸味も私好みなのですが、作ってから横着して瓶詰めせずにタッパーに入れて冷蔵庫保存をしていたら、暫くして弱い発酵をしたらしくアルコール化して、少しずつワインかリキュールのような香りが強くなって行ったところが凄いのです。横着が思わぬ効を奏し、香り高いリキュール風のソースに変身したと言うレアなジャム。もう二度と同じものは作れないでしょう。ヨーグルトや、アイスクリームやパンケーキに掛けて食べています。ちなみに、我が家の毎朝のヨーグルトは、半年前の九州の震災後、応援の為に熊本の球磨牧場のヨーグルトにしています。これが濃厚で、まるでフロマージュブランのようで美味しいのです。これを食べたら、よくある大手の市販品ヨーグルトは水のように感じてしまいます。「球磨の恵み」、お店で見掛けたら是非。

25日、Bellさん からバースデープレゼントが届きました。早速、撮影に参加するバージュの足(笑)
ブレスレットはBellさんのお友達の作家さんによる作。上手く写真が撮れていませんが、留め口に猫のチャームが付いています。手首だけはメチャクチャ細い私、ブレスレットモデルならば勤まりそう!?
ジャムは前述した私好みのサラリとしたジャム♪もちろんこれはBellさんの手作りです。 日本ではかなり珍しいルバーブのジャム、私にとってはフランスで慣れ親しんだ懐かしの味です。目が覚めるような鮮やかさのルバーブジャム、柔らかな酸味の奥にほんのりとシナモンの風味が効いていて美味しいジャムです。

可愛いバースデーカード、それにカットソーまで頂いてしまいました。旨しお海苔は、ごま油と塩味が効いた韓国海苔の国産版で、これはpopさんのおつまみにされてあっという間に消えました。
Bellさん、いつもありがとうございます!

こちらは、鍋いっぱいに作った新生姜の甘酢漬け。大好きなので、新生姜の出回り出す初夏の頃から何度も何度も作っています。生姜の程好い辛さと甘酢が食欲を増進させるせいで、いつでも食欲旺盛です(笑)

この方もいつも食欲旺盛。こうして食卓テーブルの席に着き、人間が食べる様子に目を光らせ見ています。
さてさて、月末恒例お薦めクラシックコーナーです。今月のテーマは、食べ物だらけの前振り通り(笑)、食欲の秋と言うことで「食と音楽」です。食べ物を題材にしたクラシック音楽は意外と多く、いずれも楽しい魅力に溢れた曲ばかり。今回は具体的に食べ物の題名がついた曲をご紹介しますが、食べることと音楽の関係は研究までされているようです。
オックスフォード大学の研究によると、人間は同じ食べ物でも、その時に聴いている音楽によって違う味に感じる……つまり、音楽が味覚を変えると言うのです。
甲高い音は酸味、丸みのある豊かな音は甘さ、深い音色は苦味を引き出すのだそうです。人間感覚と音楽の作用~音楽が人間の脳に与える影響と、それによる人間の神経伝達と言うべきかもしれませんが~共に面白いですね!
そうだとすると、曲のチョイスを間違えると食べ物の味を害してしまうかもしれないのですね。悪い音楽を掛けてしまえば、せっかく美味しい料理を出すレストランでも、ちょっとだけ味を損ねる事になる!確かにある気がします。
◆モーツァルト:バターつきパン (P:エミール・ナウモフ)
まずは、楽しげなモーツァルトの曲から。
この曲を聴くと、モーツァルトの時代から、柔らかなバターと優れたバターナイフがあったのだなぁ~と思います。パンにバターをスルスルと塗る様子が見えるかのよう。演奏自体も、グリッサンド(1本の指が横に鍵盤をトゥルルル~ッと滑る)を繰り返す動作がバターを塗る動作そのものと言う発想がとても面白いです。
この時代、モーツァルトが食べていたパンは、カンパーニュのような素朴な硬めのパンですかね?小麦も手で引き窯で焼き、バターも手作り、今よりも逆に贅沢かもしれないバターをつけたパンですね。
エミール・ナウモフのグリッサンド、明朗で美しいですね。折り目正しいけれど楽しい演奏です。
◆湯山昭:お菓子の世界より「バウムクーヘン」 (P:平岡里彩ちゃん)
湯山昭の「お菓子の世界」の曲集にはあらゆるお菓子が満載。日本のピアノっ子たちにはお馴染みの曲集です。私も小学1~2年生の頃に何曲か弾きましたが、少し不思議な音の響きが多く、ちょっと苦心したのを覚えています。しかし、このバウムクーヘンは比較的、響きが素直で平易だった為、美しさを楽しんで弾いたものです。
この演奏をしている平岡里彩ちゃんも小学校の低学年のようですが、それはそれはよく弾いていますね!ピティナのコンクールに向けて凄く練習したのがわかります。この曲のお手本に出来るぐらい弾き込まれた演奏だと思います。
ふんわりとしたバウムクーヘンの優しい甘さ、どこか夢見心地な雰囲気が素敵な曲です。

バージュは食には殆ど興味なし。我が家の家風に合わないお転婆娘。その後ろにあるらっきょうは、この梅雨に漬けたものです。今年はらっきょう価格が何故か異常に高騰して去年の倍近くだったので、漬けた量も例年の半分以下。それでも何とか3瓶は漬けました。
お次はらっきょうとコンビのカレーの曲を。
◆吉岡弘行:女声のための合唱組曲「キュイジーヌ」より インド風チキンカレー (すみだ少年少女合唱団)
作詞:伊藤千鶴
今回、食べ物を題材にしたクラシック音楽を書くにあたって調べていたら、こんな面白い合唱曲を見付けました。歌の歌詞に従って料理すれば、インド風チキンカレーが出来てしまう(?(笑))仕組みです!
この「キュイジーヌ」の組曲には、他にもオムレツやパエリア、スパゲッティペスカトーレや大阪風お好み焼きなんて言うメニューまで!いずれもレシピが歌詞になっているところがユニークです。
合唱団の子供たちの振り付けがまた可愛すぎて釘付けでした。インド風のちょっと怪しげな雰囲気をよく表していて面白いですね。後ろ向きから始まる振り付けを考えた人にもブラボーです。歌だけでなく振り付けもずっと合わせるのにはかなりの練習と集中力が必要だったことでしょう(この合唱団の子たちは、組曲全曲を歌ったようです)。
曲を聴いているとインド風カレーが食べたくなって来る不思議。
◆ロッシーニ:ピアノ曲集「老年のいたずら」より ソテー(P:マルセル・メイエ)
美食家の代名詞と言っても過言でないほど大変な美食家として有名なロッシーニ、フィレステーキにフォワグラとトリュフを添えたゴージャスなメニューなど、「ロッシーニ風」とその名が付いた料理が幾つかあるほどで、遂にはトリュフを探す豚を飼ったり、パリに高級レストランまで開業していたロッシーニ。メロディメーカーで若くしてたちまち大人気の売れっ子作曲家となり、筆が速かった為にオペラでガッポガッポ稼ぎ、44歳で早々に引退し、その後は美食の道へ。さんざん美食三昧した割りに、この時代にしては長生きしていますし、容姿もそこそこハンサムだったと言うことですし(太り気味だったけれど(笑))、これほど楽天的な人生を送れる才能に恵まれた人ってなかなか居ないでしょう。そんなロッシーニ、作曲家としては殆どがハッピーエンドばかりの娯楽的なオペラで有名ですが、作曲家引退後、オペラは全く書かず、サロン向けのピアノ曲などの小品を書いていました。そのピアノ曲の中に、美食家ロッシーニらしく食材や食べ物の曲が何曲か残されています。ピアノ曲集「老年のいたずら」の中の、アンチョビ、ラディッシュ、バター、レーズン、アーモンド、ノワゼット……中でも可笑しな題名なのが、ロマンティックなひき肉(笑)
いずれもあまり演奏はされないのですが、なんと今回ご紹介する「ソテー」のみ、フランスの素敵なピアニストであるマルセル・メイエの演奏がありました。実に明朗快活。ロッシーニって本当に料理すること、食べる事が楽しかったのだなぁと感じます。
聴いていると
「今日も健康で明るく楽しく、いただきます」
と言いたくなります(笑)
「キューピー3分クッキング」や、NHK「きょうの料理」のお馴染みの音楽が、明日からこの曲に変わっていても良さそうな雰囲気ですよね?
◆チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」より 金平糖の妖精の踊り
最後は、あまりにも有名ですがチャイコフスキーのこの曲で〆めます。テレビ、CMでも当然もう皆さんご存じですよね。私の好きなEテレの番組「グレーテルのかまど」でも毎回使われています。
この曲、日本では金平糖の妖精になっていますが、ホントはドラジェの妖精です。
この動画のダンサー、割りと小柄で手足も凄く長いワケではなく、顔立ちも美人と言うよりも愛くるしくて、日本人の私たちにも親しみが持てる可愛さですよね。そこが逆にお菓子の妖精っぽい気がしますね。
チャイコフスキーのくるみ割り人形の中には他にもコーヒーやお茶などが出て来て、そのいずれも童話的な楽しさに溢れていますが、やはりこの金平糖の妖精の踊りは最も有名で印象的ですね。
食欲の秋を盛り上げる音楽、お腹を空かせて頂けたら……じゃなかった、楽しんで頂けたら幸いです。

~おまけのへんこちゃん~
外をよく眺めたかったからか、カーテンを全て取り外していました!庭が見られるようにと半分は開けていたんですけれどね。
一体どうやって取り外したのか!?
ハロウィンの魔法使いへんこちゃんでした!









