先週、リコー杯女流王座就位式があり、
それにしても、2011年の4月からNHKの囲碁将棋フォーカスの司会としてこの世界にお邪魔するようになり、
今年も司会として行ってきました。
おめでとうございます!
(つづいて女流名人10連覇も!素晴らしすぎます。)
足のお怪我が心配で、
スタッフからは座ってくださいね、と促していましたが、
「大丈夫です」となるべくお客様の前で感謝の気持ちをあらわしたいという里見女流王座でした。
さて今年で8回目の女流王座就位式でしたが、
今回はなんといっても女性ファンの方々の姿がとても多かったです、これまでになく
新しい将棋ファンが増えたことを改めて感じる光景でした。
嬉しかったです
将棋ファンになったきっかけについてお話を聞くと、
「最初は藤井七段、でもそのあと将棋界には魅力的な棋士がたくさんいらっしゃると知り、
誰を応援したらいいか分からないくらい」
というお答えが
これは本当に素晴らしいことだと思いました。
野球やサッカーと同じように、
女性のあいだでも将棋を好きになり、
昔に比べて将棋の話題がさかんに出る時代になってきたのですね
スタッフのあいだでも、年々ますます朗らかになり充実した表情がとても素敵だと話しています。
花束の贈呈に日帰りで、しかも順位戦の翌日に駆けつけてくださった斎藤慎太郎王座。
この翌日の週末もイベントの出演があり、お忙しいですね。
右も左もわからなかった当時からもう8年。
第1期から前夜祭、就位式の司会として関わらせていただいているリコー杯女流王座戦も次で第9期です。
だんだん10期も見えてきて、
もうそんなに時間が経ったの!?と驚きます。
スタッフは他のイベント(将棋プレミアムフェスなど)でもよくご一緒するメンバーで、
長く一緒にやらせていただき、
年々信頼関係が増しているようで幸せですし安心感があります。
毎年この就位式が終わると一年が終わったような気になります。
頂点目指して予選を戦った女流棋士のみなさん、エンドロールにお名前が出るとき心を揺さぶられるものがあります。
今年はとくに里見女流王座の大好きな曲、
「Hello again〜昔からある場所」に乗せたエンドロールだったのですが
「自分の限界がどこまでかを知るために僕は生きてるわけじゃない」という歌詞に
対局姿がマッチしてとても感動的でした。
この翌日は朝日杯で、
藤井聡太七段が次々トップ棋士に完勝して二連覇という大ニュース。
これからどんな驚きが待っているのか、
とてもワクワクしますね。
こうした世界に関わらせていただけて
なんて幸せなことだと日々感じています。
冒頭の女性ファンの方の
「みんな魅力的で、誰を応援したらいいかわからない!」という言葉、
わたしも全く同じように思います