先日、第7期リコー杯女流王座就位式が行われ、司会を務めてまいりました。

里見香奈女流王座が三度目の戴冠。

 

わたしはというと、光栄なことに設立の年からずっと司会をさせていただいているので、もう7回目でした。

10回まで、あと少し!?感慨深いです。

 

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里見女流王座のお着物は、

お母様がお見立てになったそう。
今回、妹さんの里見咲紀女流初段はもちろん、
ご両親もいらしていましたよニコニコ
 

 

 

今回の就位式は、リコー製の色々な製品が導入されました。

 

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上の写真のように超ワイドな画面のスクリーンが初めて設置され、

Tシャツや布バッグなどに写真をプリント出来る機械も登場。

 

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その場で作られたオリジナルバッグです。
のちに抽選会の景品となります。
 
あら。
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森内俊之先生も、ご自身のお写真でバッグを作られて、御満悦ラブラブ
すぐに出来て、すごい!
 
花束の贈呈は、
バラエティー番組で見ない日はほぼないのではないか、と思うほどご多忙な
加藤一二三先生!

 

 

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加藤一二三先生にお会いするのは、

このとき以来。↓

 

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6年前です。
(上のシーンは、長いネクタイの秘密について聞いているところ)。
 
改めてご挨拶と、絵本「しょうぎのくにのだいぼうけん」をぜひプレゼントさせていただきたいと思っていました。
 

 

でも多忙な加藤先生、お急ぎのようでしたし、

私も司会だったのであまりタイミングが合わず困っていたところにこの方が。

 

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中倉宏美女流!!
わたしの代わりに、お渡しして来てくれました^ ^
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ほ!ほ!はい、はい!!と受け取ってくださったそうです。
嬉しいです。
 
そして、
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ここ一番の一局の解説は中村太地王座がご登壇!
 
 
ほかにも沢山のお客様がいらして豪華でした。
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矢内理絵子女流。
 
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森内俊之九段を囲む、中倉宏美女流と島井咲緒里女流。
 
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こちらは、将棋親善大使で、サッカー元日本代表の波戸康広さんです。
 
 
里見女流王座と、抽選会のために登壇させていただきました。
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「次の一手」クイズ、正解者のなかから抽選で15名さまに、
前述のトートバッグが当たりました!
 
例年以上に盛り上がった就位式でした。
 

今期の女流王座戦を振り返ると、
高知、大阪、静岡と地方開催があり、それぞれで華やかな前夜祭が行われました。
 
高知ではよさこいが。
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その後わたしたちは、美味しい土佐料理をいただいたり。。(開幕局の前夜は、まだまだだれも張り詰めた感じのない頃です。)
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(いお先生の笑顔、かわいすぎる。)
 
大阪。
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静岡。
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ここまで加藤桃子女王の2勝1敗。

 

その後第5局までフルセットでした。

第4局以外全て現地に行き、対局者の表情を真近で見てきました。

ずっと流れで見てみると、

真剣勝負の世界ってすごいな、

こんな風に真剣に、自分は何かと戦ったことあるかな?

と自分に問うてみたくなりました。

 

 

 

就位式では毎回、エンドロールが流れます。

予選の様子、挑戦者決定戦の様子、開幕後から番勝負の終わりまでの映像が、

バラード調の音楽にのせて流れます。

(今回は、里見女流王座がえらんだ、Flowの「ありがとう」)

 

それを見ていたら、涙が止まらなくなりました。

予選で涙をのんだ沢山の女流棋士たちの真剣な眼差し、

そして今回タイトル復位ならずだった加藤桃子女王がいつもの愛らしい笑顔で前夜祭で意気込みを語る様子、

里見女流王座のタイトル防衛が決まったあとのほっとした表情。

勝負の世界に生きる方々のひたむきさに胸うたれました。

今期は特にそれが心に沁みてぐーっときてしまいました。

 

来期のリコー杯女流王座戦もたのしみです。

 

 

 

勝負の世界は本当に、なかなか真似できないけど、すごいなあと思うことばかり。

 

 
先日の朝日杯も、
すごかったなあ。。。

 

 

 

そして、今日、

里見女流王座は年齢制限で奨励会退会が決まりましたね・・・。

 

 

 

厳しくて残酷な勝負の世界の中で

懸命に努力し続ける先生方の心の強さ、

脱帽です。