言葉の掃き溜め

言葉の掃き溜め

ほとんどが、音楽関連の雑記です。

Amebaでブログを始めよう!

前後ろ 逆に履いたら

「前後ろお前が逆だ」と

パジャマにさえ 言われ


右脚をかばい続けてきた挙句

左脚がやられるのを

ただ 見ているだけ


かすめ取って来た糸くずは

座席の隙間に ねじ込んでしまった


キャラバンサライは 炎の中

轟々と 音を上げる

ぼくが放った火によって

最後のチェックアウトから

どれだけ経ったろう

キャラバンサライは 燃え盛る



向かいの席に 座っているあの人は

ぼくのことに 気付いたのに

寝たふりを決め込み


ドアの近くに 立っていた女の子は

制服のまま 降りて行った

悲しそうな顔で


季節を数えるのは もうやめたよ

ギアを上げていく 壊れた汽車


キャラバンサライは 炎の中

轟々と 宙を舞う

ぼくが放った火によって

穏やかな場所が 消えていく

退路も断たれた

キャラバンサライは 燃え落ちる

馬鹿高いビルの てっぺんで
月が綺麗だと さめざめと泣く

歪んだ真ん丸から 踵を返す
ほんのすこしだけ あたたかい背中

勝って 負けて 負けて 負けて
負けて 負けて 勝って 負けて
巻ける尻尾を 巻いたのだ
きみは つよいよ


登ってきた階段を 降りていく
また 日常に 忍び寄っていく

隅っこに染み付いていたのが
いつの涙だったかは 忘れたよ

勝って 負けて 負けて 負けて
負けて 負けて 勝って 負けて
巻ける尻尾を 巻いたのだ
きみは えらいよ

巻ける尻尾を 巻いたのだ
その逃げを 誇るのだ
きみはいつでも ぼくの目を見てる
ぼくは目を伏せている
きみの目にぼくはどう映る?
どっちつかずの半端者?

きみはいつでも ぼくに寄りかかる
ぼくは少しのけぞって
結論から逃げに逃げて
どっちつかずの半端者なのさ

発車オーライ
きみの心は準備万端さ
のんびりしていたら
ぼくは また取り残される

しまった!
きみが 泣いている
でも ぼくだってつらいよ
マルボロ ブラックメンソール

きみといたいってわけじゃない
きみといたくないってわけでもない
ずっと きみがいない生活に
慣れてしまっただけなのさ

先手必勝
きみの心は準備万端さ
後手後手にまわる
ぼくにゆだねられた未来

しまった!
きみが 泣いている
でも ぼくだってつらいよ
マルボロ ブラックメンソール

ふたりで泣こうよ
マルボロ ブラックメンソール
腕枕で目覚めた朝
僕が決めたこと
湿気の多い この部屋を
そろそろ 出ていくよ

雨が降るからよしなさい と
君の声が かすかに

初めの一粒が
アスファルトに染み込む
死んだ蛙の匂いと
懐かしい油の匂い

雨粒の音に掻き消されて
僕の声は 届かない
水溜りの底に 沈んでゆく
君の声は 聞こえない

僕の歌は 届かない
ぼくが生まれ変わったら
可愛い女の子になって
色々持て余してるおじさんを
手玉にとりたい

ぼくが生まれ変わったら
可愛い女の子になって
狭っ苦しいコミュニティかかえて
あこぎな商売 やりたい

1枚500円のブロマイド
10枚買ってくれたら
ちょっとだけ いやらしい写真
おまけであげるよ
1枚500円のブロマイド
20枚買ってくれたら
もっともっと いやらしい写真
サービスしてあげる

ぼくが生まれ変わったら
可愛い女の子になって
ぺらっぺらな曲ばかり作っては
顔だけで売れたい


ぼくが生まれ変わったら
可愛い女の子になって
露出度高い服を着て
望遠レンズで盗撮されたい

ぼくが生まれ変わったら
可愛い女の子になって
フィルムの原価の10倍くらいの
チェキを 売りたい

アイドルかシンガーソングライターか
どっちつかずの肩書きで
半年前に始めたギターを
弾くからみんな見守ってて
アイドルかシンガーソングライターか
自分でもよくわかってないけど
みんな見捨てないでよね
言うほど可愛くなくても

ぼくが生まれ変わったら
可愛い女の子になって
好きでも嫌いでもないファン達に
好きって大嘘つきたい

ぼくが生まれ変わったら
可愛い女の子になって
音楽を踏み台にしてまで
性を 性を売りたい

ぼくが生まれ変わったら
棺に釘をうつ
母は涙を こらえながら
それでも 力強く
金槌を握りしめていた

鉄棒が苦手だった 
ぼくを静かに見守りながら
優しく優しくスパルタ
そうして さかあがりができた

都会の空が これほど
綺麗な夜は なかった
そう今日は あなたが

棺に釘をうつ
母は嗚咽を 飲み込みながら
思い出が こぼれ落ちぬように
しっかりと うちこんでいた

好き嫌いが多い孫
野菜も嫌いだったけど
あなたが汗を流し作った
モロヘイヤは好きだった

都会の空が これほど
綺麗な夜は なかった
そう今日は あなたが

あいつはああだとか
こいつはこうだとか
そんなこと わかりきってるさ
きみのこと 意外と誰も見ちゃいないし

そいつはそうだとか
どいつがどうだなんて
そんなこと 言うだけ野暮さ
自分だけ違うとかが、まず違うのさ

べつに
きみのO脚が好きなわけじゃなくて
胡散臭いストレッチに励む
きみがかわいいってわけで
コンプレックスにまみれ暮らす
きみがとても 愛しいのさ

きみらしくやれよとか
きみの道を行けよとか
無責任なこと 言うつもりはないよ
そのままの おばあさんになって

90度に曲がった腰を
飽きもせず毎日
笑い飛ばしてやる 笑ってやるから
そのままの おばあさんになって

べつに
脚の無駄毛が好きなわけじゃなくて
必死でつるつるにする
きみがかわいくて
小さな胸が好きなわけじゃなくて
貧乳だ、貧乳だと悩む
きみがかわいいってわけで
コンプレックスにまみれ暮らす
きみがとても愛しいのさ

コンプレックスにまみれ生きる
きみがとても愛しいのさ
I believe ふと瞼を閉じれば
二人歩いた 桜並木
忘れたことさえ忘れていた
流れ星に願いを 未来へ放つ

雲ひとつない 空を見上げて
君が幸せであるように 祈った

季節は巡り続けて
想いは現在(いま) 溢れ出した
かけがえのない気持ち
そっと胸に抱きしめたまま


木漏れ日に手をかざして
必死に何かを探していた
生きている証を刻むよ
予報外れの雨に打たれて

2番のAメロまでの歌詞
簡単に言うならば 次のように

うんちが もれそう
めちゃくちゃ もれそう
うんちが もれそう
死ぬほど もれそう

うんちが もれそう
我慢しすぎてハゲそう
うんちが もれそう
ぶりぶり ぶーりぶり

想いが溢れそう
ぶりぶり ぶーりぶり
僕はわかっていたよ
そもそも順序がおかしかった
君の気も知らないで
なんて罪な男だ

責任を取るなんて
心にもないことを考えなければ
こんなに苦しむことはなかった
君が傷付くこともなかったのにな

レイニーデイ 雨の日には
君にさよならを告げにいこう
レイニーデイ あの場所に
君は立っていた 傘もささず


僕は気付いてしまった
君が泣く準備をしていることに
ためらいそうになった
揺らいでしまいそうだった

六月の雨に打たれて
僕ら泣いて抱き合っていた
最後の相合傘に
冷たい風が吹いた

なんで泣けてくるのかな
そんな資格はない悪者なのに
ずるくて よこしまな僕に
「今までありがとう」とか言わないでよ

レイニーデイ 雨の日には
君にさよならを告げにいこう
レイニーデイ あの場所に
君は立っていた 傘もささず


というか なんで傘をさしてないの
降水確率80%って言ってたよ
百歩譲って
天気予報を見逃したとしても
家を出るときに気付いたでしょう


レイニーデイ 雨の日には
最後のお別れを 告げにいこう
レイニーデイ あの場所に
君は立っていた 傘もささず

レイニーデイ 君といた日々は
本当に幸せだった
レイニーデイ それだけは本当さ
信じておくれよ

降る雨に 傘もささず ただ濡れゆく
君のことは信じられないけれど

風邪引くよ
明日に響くよ
仕事は休めるの
J-POPの歌詞なの

今日もあのバンドのライブで
最前列を陣取っている
30代後半あたりから
40代前半のお姉さん

ご家庭がある人も
あのバンドをとった人も
2分音符のリズムで
ゆっくりサイドステップを踏んでいる

旦那さんとお子さん達のため
晩御飯を作り置いてから
あのバンドがいるライブハウスに
来てくれて本当にありがとう

賑わう商店街の八百屋で
特売の野菜を見きわめる
鋭い眼光の奥には
いつでもあのバンドがいる

ご家庭がある人も
あのバンドをとった人も
2分音符のリズムで
ゆっくりサイドステップを踏んでいる

挙げた腕の 手首より先
本当にチカラ抜けている
挙げた腕の 手首より先
本当にチカラ抜けている

挙げた腕の 手首より先
本当にチカラ抜けている
挙げた腕の 手首より先
本当にチカラ抜けている