神呪寺・仁王門 👆
甲山(かぶとやま)を神秘的な神の山として信仰したところから、その中腹にあるこの寺を神呪寺(かんのうじ:神のような不思議な力のある寺)と名づけられたそうです。又、神呪(かんのう)とは般若心経にある神呪(しんしゅ)で、真言(仏の真実の言葉)という意味があります。
本堂👆。御本尊は、如意輪融通観世音菩薩。天長7年(830)に弘法大師が如意尼のお姿を写して桜樹に彫られたという秘仏。如意尼とは、第53代淳和天皇のお后であった眞井御前の僧名。天長8年(831)に、師と仰いでいた弘法大師空海を導師に迎えて、神呪寺を開創したのが如意尼(=眞井御前=厳子)。
本堂前の狛犬さんと石碑(如意尼 ⇔ 淳和天皇)
太師堂
神功皇后は200年頃、弘法大師は800年頃の人。
多宝塔
神呪寺に祀られている神々。白瀧大明神、甲山稲荷大明神、白菊大明神、白髭大明神、善女龍王。 白菊大明神と稲荷大明神を祀っているので、京都市内にある鎌達稲荷神社を思い出しました。
《参照》 『神が《日の丸と天皇》に隠し込んだ宇宙最奥の秘密』河合勝(ヒカルランド)《後編》
【鎌達稲荷神社】
神呪寺展望台から見える西宮市街。
鐘楼。「梵鐘名:天下和順」と書かれていました。
《神呪寺:関連参照》
『誰も語りたがらないタブーの真実2』中丸薫・三神たける(青志社)
【神功皇后と甲山(かぶとやま)】
『空海は古代ユダヤの錬金術師だった』月海黄樹(徳間書店)《後編》
【淳和天皇に入内していた厳子の出奔】
『天皇とユダヤとキリストそしてプレアデス・メシアメジャー』赤塚高仁・小川雅弘・村中愛
【四国と空海に関するメシアメジャーのメッセージ】
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<了>