《中編》 より

 

 

【愛と創造】

アドロニス   「愛」とは何なのでしょう? 愛とは、あなたという存在の本質そのものであり、あなたは、愛によって創造されているのです。それがスピリットそのものだからです。スピリットは愛以外の何物でもありません。愛からすべてのものが創造されているのです。(p.174)

 これを読んで、直ちに思い出したのが下記リンク。

   《参照》   『愛は愛をも超えて ニーチェの恋愛論』 白取春彦 サンマーク出版
            【本題:ニーチェの恋愛論】

 この世界で創造されているすべてのものは、愛から生まれているのです。もちろん、この宇宙の中にはそれを崩壊させたいと望む存在たちもいます。でも、崩壊させる前には、まずは創造されなくてはなりません。そうでなければ、壊すものさえもないのです。だからこそ、創造というものは、それほどまでに素晴らしい贈り物なのです。最も力強く、偉大で、断固とした意志で創造されているのです。(p.175)

 

 

【この本を読んでいる人は・・・】

アドロニス  この本も、自分の進化の具合を自分で理解しているたちが読んでいただいていると思います。まだ自分の準備ができていない人は、物質的な世界に執着し続けている人たちであり、まだ物質的な世界に魅力を感じているでしょう。その人たちには、これからまだ人生のレッスンも必要になってきます。そして、その人にふさわしい可能性の機会がある世界に導かれるでしょう。(p.186-187)

 ゲートウェイが開く宇宙周期のタイミングは2回あり、ひとつは1万2千年に一度の小さなゲートウェイが開くとき。もうひとつは、2万6千年に一度の大きなゲートウェイが開くとき。

 アドロニスは、現在の地球が遭遇しているのは、2万6千年に1度という宇宙周期のタイミングであると言っている。これは“春分点歳差運動”あるいは単に“歳差運動”と言われる宇宙周期。

 チャンちゃんは、密教を学んでいた学生時代、現在の地球が遭遇しているのは、春分点歳差運動の2万6千年周期より大きな周期(春分点歳差運動周期の5倍)であるという内容の文章を『現代密教』という小冊子の中で読んでいたけれど、どうなのだろう。それについては下記リンクに書いておいた。

   《参照》  『古代大和まほろばプロジェクト』 森嶋直樹 (文芸社) 《後編》

            【12万8000年】

            【遥かなる輪廻】

 ここでは、宇宙周期のことは不問にして、ゲートウェイ通過に関することに話しを戻すと、

シャラン  2万6千年に1度のゲートウェイなんですね。ということは今、この本を手にしている方は、大きなゲートウェイを通過できる人と言えますか?

アドロニス  進化が自然に行われている人にとっては、「はい」と言えるでしょう。この本を読んでいて、言われていることが自然に受け止められたり、このことは知っていたなと思える人、また、この本で言われていることにピン!と来る人などはそうです。そういう方々は、「チャンスの窓」に向かって歩んでいる人たちです。(p.187-188)

 

 

【経済問題に捉われるとヤバいよ】

シャラン  アメリカや中国、日本などにデフォルトの危機が訪れるという話は常に上がってくる話題ですが、そのあたりはいかがですか?

アドロニス  経済のことを心配してあまりにもフォーカスしすぎるということは、あなた自身が物質社会に執着しているということです。経済の将来に関しては、経済が流れていく方向に任せてください。というのも、経済の問題は皆さんのスピリチュアルな本質とはまったくかかわりがないものだからです。・・・(中略)・・・。経済や金融のことを心配しはじめると、物質世界で起きることにばかり関心がいくようになるからです。(p.190)

 まったく。

 チャンちゃんは、いずれQFSが稼働しベーシックインカムが施行されると思っているけれど、その時期については、大衆のためには早い方がいいと思うだけで、個人的にはまったく拘っていない。なぜなら、それらが起きようが起きまいが、自分自身の経済的安定(自立)は末永く確保されているから。物心両面における“自立”はスピリチュアルな研鑽における中心課題だけれど、生活を維持する経済的自立は、これといって特に計画的に目指してやってきたのではない。生活する上での最低ラインは確保できるからと、2011年からスピリチュアルに傾斜したノー天気なプー太郎生活をしていたら、成り行きで余力ある安定が確保されていた。つまり、見えない世界からのサポートでそうなっていた、というのが一番実感に近い。何はともあれ、「経済的な囚われは、進化にとって大いなるマイナス」だっ🐭こと間違いなし。

 天災に関しては、「生き残っていたら、生きれば良し。生き残っていなかったら、とっとと次の次元に進めばよし」と思っているだけ。

 元も子もないことを書いている🦆。

 でも、こんな🦆だからこそ、健全なの🦆。

 

 

【通貨リセット】

アドロニス  2020年代の初頭には地球規模で通貨がリセットされるという可能性があります。この大きな変化の移行は、段階的に行われていくので、どなたも、今自分の持っているお金が消えてしまう、というような心配をする必要はありません。これは世界が抱える負債を永久的にリセットしようとする意図のもとで、各国で段階を踏んで行われることです。(p.194)

 いわゆる徳政令のことだけれど、これは数十年ないし数百年単位で一度行わないと、どうにもなんなくなっちゃうから、いずれ絶対にヤル、🐭だけのこと。

 下記リンクに紐付くリンクを全部辿れば、かなり前からこれが計画されていたことが分かります。

   《参照》  『「金・ドル体制」の終わり』 副島隆彦 (祥伝社)

           【ソブリン・リスク】

 

 

【ベーシックインカム】

アドロニス  「ユニバーサル・ベーシックインカム」の話しですね。この制度が2020年代の前半にはスタートするかもしれません。実は、この通貨のリセットは1990年代からすでに始まっているのですが、この動きに対する抵抗もかなりありました。けれども今後、より高いエネルギーの中に皆さんが入っていく中で、今の時点でこの可能性は高まってきているので、2020年代の前半には起きそうです。(p.195)

   《参照》  “ベーシックインカム”に関する引用一覧

 🐭ことなので、金欠の人も、ド金欠の人も、ドド金欠の人も、そのド級の金欠ぶりに臆することなく、『生きてるだけで丸儲け』の気概を持って、呵々大笑しながら、元気に生きてゆきましょ~~~。

   《参照》  『笑いの力』 河合隼雄・養老孟司・筒井康隆 (岩波書店)

            【生きてるだけで丸儲け】

 

 

<了>