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 ネパールのカトマンドゥで、貧しい子供たちを支援している音楽家からCDを買ってあげた時、天から祝福のスパイラルの光を頭頂に注がれ、治癒能力をもたらされ、ヒーラーとなった著者の、数年間にわたるオデッセイが記述されている。2009年7月初版。

 

 

【yuki】
 ジャワ島。
「yuki」の伝道はここから始まったと思っていい・・・・。
 そう、この「yuki」という名称もこの時から使い始めたんだ。
 海外の受講生に、レイキとは違うよ、患者さんが自分の力を使ってハッピーになる気だから、「yuki」(youの気)と言うんだと説明したのが始まりだった・・・。 (p.39)

 

 

【知っていましたか?】
あなたがNPOなどを通して海外向けに募金した1万円のうち、現地の困っている方に届くのは2000~3000円程度だということを。
現地スタッフの給料や、募金を集める会社のコミッションが差し引かれると、だいたいこの位になるのだそうです。
これは、ユニセフや、赤十字や、その他の多くの団体でも似たりよったりのようです。
だいたい3分の2か4分の3は、経費に消えているのです。(p.43-44)
 「経費に消えるのが10%くらいなら、仕方がないか・・・」とは思うけれど、66~75%が経費で消えることを知っていたら、寄付する気もうせてしまうだろう。
それと、日本のお金を集める団体は、一覧表にたくさんの成果を乗せる必要があるために、多くの事業を手がけていると思わせるようなカモフラージュをしています。100の事業の内、現地で実行されていると確認できるのが25%。
こういった数値は、実際にネパールで某ボランティア団体の調査機関から高額で依頼を受けた、日本の週刊誌の編集長がそれぞれの村に入り込み、長期間にわたって行った詳細な実態調査の結果です。
しかも、その調査機関がボランティア団体自体だったために、ほとんど行われていないという結果になった700ページに及ぶ調査資料の内、行われたという報告の部分、300ページだけを持ち帰ったそうです・・・。(p.44)

そして、日本のODAに代表される、迷惑をまき散らすような援助活動。テレビのニュースになりましたね。
ユニセフが、数年間におよぶ援助をした小学校は、撤退後すぐに閉校になりました。
これは、先生の育成や給与などについての体系を、なにも考えていないシステムだったからです。
また、多くのボランティア団体の現地調査は、首都カトマンドゥの立派な場所に各村の人々をよび、ミーティングを行っただけで帰るそうです。
これは、この方が各村からの人々の交通費や食事代、宿泊代を水増しして計上しやすいからです。
ほとんどの参加者は、どうして村まで来てくれないのかと不満をもらすそうです・・・。(p.45)
 まさに偽善。 というより詐欺に近い。
 以下のような例もあります。
    《参照》   『正義という名の洗脳』 苫米地英人 (大和書房) 《前編》
              【日本赤十字社】

 

 

【OKバジ】
そしてここに、1万円を募金すると、そのまんま1万円を困っている方に届けてくれる日本人がいました・・・。
それが、「OKバジ」です。
その方はやぶれたズボンに草履、首には決してきれいとは言えない使い古されたタオルといういで立ちで、現地の人より現地人らしい雰囲気です。(p.45-46)
 昨年の年末頃だったろうか、テレビ番組で、OKバジ のことを放映していた。
 ここにある記述の通り、私利私欲を思わせるところは何一つない人だった。

 

 

【日本にヒーラーや覚醒者が多く生まれるわけ】
 日本の神界は上と下に伸びており、最上の次元にも届く状態で存在している。
 一方、アメリカや、ヨーロッパや、オーストラリアの神界は、横に広がっている部分が強く、上とは繋がりにくい状態がある。・・・中略・・・。
 これが、日本の南の島から世界の平和が始まると言われるゆえんである。
 今の日本に、ヒーラーや覚醒者が多く生まれているのにも、これは関係している。(p.55-56)
    《参照》   『大天運』 深見東州 (たちばな出版) 《後編》
              【神人合一と自在性】

   《参照》   『大創運』 深見東州 (たちばな出版) 《後編》
              【日本神霊界】

 

 

【日本とイスラエル】
 融合と調和を「陽」の端っこだとすると、多くの宗教の大本が対立を繰り返しながら混在するイスラエルは、「陰」の端っこに存在すると考えられる。
 今の世界にこれだけ顕著な形で宗教の融合と対立が存在する国は、この2つしかない。
 「陽」と「陰」の違いはあっても、同じ場所に存在する国。
 それが、日本とイスラエル。

 イスラエスでは、こんなことも言われている。
 ユダヤの12支族のうち、失われた1つの民族はジャパニーズだ! (p.56-57)
 いわゆる日ユ同祖論。根拠は、いくらでもある。
    《参照》   『知られざる古代日本のユダヤと秘密結社』 飛鳥昭雄×中丸薫 (学研) 《前編》
              【「失われたイスラエル10支族」】
              【日本語読みしたときだけヘブライ語として読める】
              【YAP(-)遺伝子を持つ民族】
    《参照》  『知られざる古代日本のユダヤと秘密結社』 飛鳥昭雄×中丸薫 (学研) 《後編》
              【聖櫃(アーク)の在処】
    《参照》   『大事なこと』 船井幸雄 (ビジネス社) 《後編》
              【「君が代」とヘブライ語の歌詞】

 

 

【得から徳へ】
 目に見える「モノ」を手にするという意味がある「得」という言葉ですが、これからは目には見えないが、確かに存在している「徳」へと変わっていくことに気づいている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 それが新しい時代の価値観となる日が、必ず来るのです。 (p.61)
 地球の周波数が高まれば高まるほど、すなわちアセンションが進行すればするほど、“徳と知能の相関は強くなる”と、下記リンクに記述されている。
   《参照》   『仏陀からキリストへ』 ルドルフ・シュタイナー (風の薔薇)
             【本当の人類の平和は、3000年以降】
   《参照》   『宇宙銀行』 植西聰 (サンマーク出版)
             【徳を積み立てる銀行】
この4か月の旅で、わたしが感じた「徳」とはなんだったのでしょう?
それは、突然出会った自分に必要な人、ドンピシャリの人材であったり、想像だにしなかった大きな能力であったりします。(p.61)

 

 

【神様に届く祈り】
個人的な願掛けのためだけに行った神社などへのお賽銭は、自分のためなのであまり意味をなしません。
利己的なお祈りは、残念ながらあまり神様には届かないようです。

しかし、自分のことではなく、世界平和を祈ったり、地球の美しさを守るための祈りは「徳」を生みます。
そんな時のお賽銭や修行僧へのご喜捨には、多くのエネルギーを返してくださるのです。

祈りに参加された方は、実体験をもっていらっしゃるかもしれませんね。 (p.63)
 「徳」を生む祈りなら、神様に届く。
 恨みのような「徳」をそこなう祈りなら、鬼神に届くだろう。その場合、穴は2つである。
    《参照》   『死後探索1 未知への旅立ち』 ブルース・モーエン (ハート出版) 《後編》
              【呪い屋のファン】
自分の未来のことや、自分にお金や物が入ってくることばかり祈っていませんか?
小さな自分の幸せより、より多くの方の幸せを祈り、実際に自分も行動していく。
その時に、上の存在からの「ごほうび」がもたらされるのです。(p.66)
    《参照》   『「朝の習慣」を変えると人生はうまくいく!』 佐藤富雄 (青春出版社)
              【幸せになりたかったら・・・】


 

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