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 スピ系の著作内で、言及されているのを何度か見ている著作。副題は「金星人オムネク・オネクのメッセージ」。すなわちタイトルにあるアセンションした惑星とは金星のこと。つまり、金星の波動帯は、地球の波動帯より繊細である(アセンションしている=アストラル界化)ことを意味している。故に、金星の様子が記述されている箇所を読めば、アストラル界がどんな世界なのか分かりやすい。
 オムネク・オネクは、オネク自身の魂に縁のある地球人の少女が事故死したタイミングで入れ替わって地球人として生活するようになった宇宙人。本文前にたくさんのオムネク・オネクの写真が掲載されている。2008年3月初版。

 

【宇宙人は、以前から、地球に溶け込んで生活している】
 世界中の人たちが最も驚く秘密とは、遠い昔にこの地球に初めて人間が移住してきて以来、ずっと訪問が続いているということです。その人たちは、他でもない、この太陽系の様々な惑星からやって来ているのです。・・・中略・・・。宇宙船は、世界中のいろいろな国で、人目につかない場所にそっと着陸して、すでに地球社会に溶け込んでいる仲間たちに出迎えられているのです。そして地球を初めて訪れた人たちの大部分は、地球の人々と一緒に暮らし始めています。それはずっと昔から続けられていることなのです。(p.28-29)
 宇宙人と言っても、外見は人間と何ら変わらない。いままでに、そのような宇宙人の著作を、何冊もこの読書記録の中で掲載してきている。
 惑星から地球に来ているだけではなく、地球から惑星に行っている人たちもたくさんいるのである。
    《参照》   『ドラゴニアンvsレプティリアン これが《吸血と食人》の超絶生態だ!』 高山長房 《3/5》
              【火星居住地】
 世界の多くの政府は、私のような多くの人間が、他の惑星から秘密裏に地球へやってきてくらしていることをよく知っているのです。・・・中略・・・。そして私たちのことを知るあらゆる人々から真実の情報や証拠が流出するのを力ずくで抑圧しているのです。(p.35-36)

 

 

【1940年代以降】
 結局、私たちと地球側の話し合いの結果はどうなったのでしょうか? 最終的に、2大超大国とその他の国々は大気中での核実験停止に合意し、近い将来にお互いを絶滅させることになる「大規模な抑止力」を持つ考えを放棄することで意見が一致しました。しかし、私たちの提案の大部分は拒否され、代わりに政府による隠蔽の時代が始まったのです。真相が世間に公表されてしまうことで自分たちの既得権益が失われる危険を感じる人たちがあまりにも多くいたからです。私たちの存在が一般大衆の周知の事実となることは、この世界に蔓延している腐敗と搾取の終焉を意味するのです。この地球では、ほんの一握りの割合の人たちが世界中の資源、土地、工場、そしてお金のほとんどを所有し、その他おおぜいの人々を支配する道具としてお金が使われています。(p.49-50)
 インターネットが発達した現在は、比較的多くの人々がこのことに気づいているけれど、今だに支配者が流すテレビや新聞の情報にしか接していない人々は、依然として自分自身が愚かな奴隷として飼育されていることに気づいていないのである。
 金星には中央政府も官僚機構も階級制度もなく、誰もがフリーエネルギーを使えるマネーフリー社会になっている。利権まみれの腐りきった地球上の諸政府が、このような真相を知られたくないのはもっともなことであるけれど、それ故にこそ、今この地球は、あまりにもひどい社会に成り果てているのである。
 金星の歴史は、地球を含めたどの惑星でもそうであるように、彩に満ちたエキサイティングなものでした。きっと本書でこのことを書く本当の意義は、あなた方と私たちの過去は著しく似ているという事実をお伝えすることにあるのでしょう。私たちもかつては、今日の地球に見られるのと同じ問題をいくつも抱えていたのです。繰り返す戦争、廃墟となった都市、街に溢れる犯罪、道徳心の荒廃、権力者による搾取、そして日々生きることに意味を見いだせない民衆たち ―― すべて私たちの惑星にもあったことです。明日が見えず、生きる意味を問い続けていた時代を私たちがどうやって乗り越えて、山積した問題をどう解決してきたのかという話は、これから何年、何十年先の地球の人たちに未来への希望を与えることになることでしょう。(p.99)
 これに関する内容の全てが極めて重要なことなのだけれど、書き出せる量じゃないから自分でちゃんと買って読んでもらうしかない。

 

 

【黄色人種】
 黄色人種は火星から来ました。・・・中略・・・。火星は秘密主義の傾向があり、SFのイラストに描かれているような、幾重にも重なった精巧な未来都市を築いていることで知られています(火星人の生命波動も地球人の物理的な密度のものではありません)。火星人は東洋や太古のスペイン民族の歴史と関係しています。(p.43)
 最後の記述は、火星は主にベガの植民地だったという下記リンクと呼応するだろう。
    《参照》   『ギャラクティックファミリーと地球のめざめ』 ジャーメイン&サーシャ(リサ・ロイヤル) 《前編》

              【琴座文明圏とベガ文明圏】

 惑星と人種の対応に関しては、大まかに、金星は白色人種、火星は黄色人種、土星は赤色人種、木星は黒色人種であることが書かれている。

 

 

【すべての答えを内包する世界での体験】
 自分が魂であることに気づくための遥かに優れた方法は、まだ生きているうちに魂として肉体を離れてみることです。これは体外離脱体験と呼ばれ、人間が肉体を超えた存在であることを証明するものです。・・・中略・・・。物理的世界への魂の旅には、私たちの世界を超えた多くの他の世界も含まれています。これらはいわゆるパラレルワールド(平行世界または平行宇宙)と呼ばれ、金星人や他の多くの人々によって見出され、探査されています。金星の人々にとってこれらの存在領域は究極のフロンティア(開拓前線)であり、生命の神秘に対するすべての答えを内包しているのです。(p.78)
 体外離脱による平行宇宙体験は、私たち普通の読者であっても、坂本政道さん や ブルース・モーエンさん の著作を通じて間接的に体験できるけれど、それだけでも魂に関する大いなる学びになっている。
    《参照》   『新しいレムリア』  オレリア・ルイーズ・ジョーンズ (太陽出版)  《前編》

              【アセンションという終わりなき旅】

 

 

【人が下層世界に存在する理由】
 人が下層世界に存在する理由はひとつだけです。それは至高神の意識的な共働者となるために経験を積んでいくことです。これはティサニアン(金星人)がずっと昔から気づいていた真実です。(p.370)
 ところが、大方の地球人の人生の目的は、地球の支配者たちの都合に合わせて作られている既成の社会体制を維持するために、納税と教育の「義務」を負いつつ、それに則して立派に生きる(!!!)ことなのである。これ即ち、洗脳されたとおりに奴隷として生きることなのだけれど、「魂」なんぞは何ら関係していないという完璧な倒錯ぶりである。
 至高神の意識的な共働者となるためには、生まれ変わる魂の実相について知らなければならない。ところか、地球で語られている宗教もまた、支配者たちによって仕掛けられた罠となっていたのである。
    《参照》   『空なる叡智へ』 サアラ (ヒカルランド) 《前編》

              【地球への奉仕者たちへ】

              【知ること】【新たな楽園を築くために】
              【アダムとイブの「失楽園」について】

 

 

【追体験ではなく独自の体験を】
 各宗教の信奉者たちはその後の何世紀にもわたって魂として非常に基本的な誤りを犯しています。彼らは創始者の歩んだとおりを真似ようとして、追体験をしようとしているのです。・・・中略・・・。各個人は自分自身の真理と直接の体験を求めなければなりません。いわゆるスピリチュアルな偉人たちはそのようにしてきたのです。それぞれの魂は独自な存在なのですから、一個人が別の人の探求方法や教えに従いながら同じ成果を期待することはできないのです。各人は、精神的に開花していくにつれて、自分に合ったやり方での独自の体外離脱体験を求めるようになっていくでしょう。そして各個人は、肉体の死を迎える前に、現在いる世界を超えた天界はどのようになっているのかを学び、スピリチュアルな偉人となれるのです。(p.380-381)
 現在の日本においては、宗教団体の加入者が減っている分だけ、スピリチュアルな自由なグループに属する人々が増えているだろう。
 仏教系の宗教団体の教学は、はっきりいってかなりお粗末である。今日のように情報が豊富でなかった古い時代の知的レベルの低い人々用に語られた、あまりにもお粗末な内容を今でも語っているのである。それらに比べたら、近年になって著されるようになった、先に掲げたヘミシンク利用による体外離脱体験を認めた著作群は、本当に学びが多い。
 抹香臭い宗教教学を学んできた○○教の信者さんたちより、体外離脱を通じて学んできた人々の方が、遥かにマトモかつ深遠な魂の進化を具体的に学び理解している。

 

 

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