《前編》 より
 

 

【全地球的規模で危機を迎える】
 原則として、明るい側の情報のみをブログに掲載すべきとは思いつつ、最近頭をよぎるのは、その反対のことばかりなので、ついついこの本を読んでしまい、そして、この《後編》を記述してしまった。
 また船長は人類文明が近い将来、全地球的規模で危機を迎えること、また、これがなぜ起こりうるのか原因も明確に示しています。(p.5)
    《参照》   『なぜ天変地異は起こるのか』 アマーリエ (ヒカルランド)
              【天変地異は起こります】

 

 

【人類への警告1:地軸変動の原因】
 南極と同じく北極は氷で覆われている。多くの核爆発は、北半球で行われているので、その塵である放射性元素は、南極より北極で落ち着く。
 放射能が磁気を反撥することは、よく知られている。そこで北極に放射性元素がふると、北極の磁場の影響で温度が上がり、氷冠が溶けて北極の質量の減少をもたらす。溶けた氷は全海洋に分布する。
 一方の極での質量の減少は、遠心力に影響して地軸の傾きを変える。
 これが起きると、太平洋、南太平洋に大陸が現れる。新大陸の質量が海水面を変化せしめ、標高の低い国々に洪水を起こす。・・・中略・・・。
 北極が解氷するほどの高温に達するまでは、この過程はゆっくりと起こるけれど、それからは一夜のうちに起こりうる。(p.99-100)
 地軸変動(ポールシフト)の原因は、冷戦時に行われた数多の核爆発(核実験)だと言っているのだけれど、放射性元素拡散は核実験だけではない。チェルノブイリやスリーマイル島の原発事故も北半球だった。
 そして、致命的なのが、現在、既に対処不可能となっている福島第一原発の3つの炉である。毎時、毎分、毎瞬、流入した海水を放射能まみれの水蒸気として大気中に噴出し続けているのである。
 地軸移動の原因がラムー船長の言うとおりであるなら、もはや地球の地軸変動は、「時間の問題」としか言えないだろう。
 しかしながら、もしもそれを防ぐ手立てがあるとしたら。

 

 

【南北両極の均衡】
 少なくとも両極の放射能が均衡するように、南北両極が同程度の解氷をするような措置をとることである。(p.100-101)
 南極の氷が溶けているのかいないのか二つの意見があるけれど、テレビで放映された画像をみたところでは、南極もかなり融けているらしい。これゆえに、地球のターンオーバーは今日まで起こらなくて済んでいるのだろう。
 放射能によってバンアレン帯が破壊されて、ないしはシリウスによって励起された太陽の活発化によって、宇宙線が地球全体に流入することで南極も同時に温暖化しているのでなければ、銀河連邦の助力によって南極の氷が溶かされているのである。
 しかし、この方法も単なる、引き延ばし策に過ぎない。
 福島第一原発の放射性元素拡散は止められないのなら、北極の氷は融け続ける。
 であるなら、それに応じて南極の氷も溶かし続けねばならない。
 そして、両極の氷が溶け続けるなら、避けようもなく地球全体の海面上昇が起こる。
 しかも、福島第一原発から排出される放射能汚染水蒸気に充たされ続ける状況下で、である。
 地球の科学力では、全く対処不可能だろう。
 高度に進化した宇宙文明の科学力で、放射能の空気を浄化し、両極の氷のバランスを維持してもらえないのなら、もうハッキリ言って終わりである。
 人類が宇宙において最も進んだ文明を持っていると考えるのをやめ、その自惚れから作られた台座から降りて、科学者は一度立ち止まって謙虚に考えるべきである。
 地球の指導者は弱者を抑圧してきたので、さらに強い何者かが、彼らを黙らせる時が来ようとは考えつかない。しかし、悟る時は来ているのである。(p.107)

 

 

【アメリカの傲慢】
 他の惑星の征服と、その住民の鎮圧は非現実的である。これは問題外の高所にあり、そんなことをすれば自殺行為に等しい。(p.107-108)
 これを読んでも、大方の人々は、何のことか分からないだろうけど、
 アポロ13号の事故は映画にもなったので、皆さんも良く知っていることと思うが、実はこれも米国が月面上で、核を使用しようとしたことが原因になっていたようだ。
 アポロ13号は核を積んでいたので、月に基地を営む異星人がいち早く察知して、それを取り除いたというのだ。異星人はアポロ13号を破壊することもできたのに、乗組員を助けるために、わざわざ、その核だけを取り除いたのだ。(p.113-114)

 

 

【人類への警告2:第2の太陽の進入】
「もう一つの太陽が、まもなく我々の太陽系に入るだろう。幸運にもふたつの太陽を有する恒星系になる。それは、カニ座の方向に見えるようになる巨大な天体である。(p.122)
 これによって、太陽系の惑星の詳細予測が書かれているけれど、衝撃度は、進入角度で大きく異なることが書かれている。
 手短に言えば、太陽系惑星の全般的変位が起こるのである。(p.123)
 地球は新しい光源で、新しい千年のサイクルをスタートさせるだろう。
 このとき、多数の人々が地表から消えるが、神の法則にしたがう小さな集団が残り、現在の悩みも終わるだろう。
 そこには、平和と豊かさ、正義と愛があるだろう。不正の魂は、受けるべき罰を受け、正義の人々は報酬を得るのである。(p.124-125)

 

 

【ノストラダムス:諸世紀Ⅴ-98】
 48度の 転換期に
 カニ座の 深淵より 非常に大きな干ばつ
 海や 川や 湖にいる魚が 赤く煮える
 ベールン ビゴー は空からの火で 苦しめられる  (諸世紀Ⅴ-98) (p.137)

 この詩はラムー船長が述べたことと正にピタリと一致する、これはもう皆さんにもわかると思うが、カニ座の方向からやって来るものは第2の太陽で、北緯48度か、または南緯48度の方角から太陽系に進入してくるのだろう。(p.138)

 これらの詩から第二の太陽の進入時期をはっきりとは特定できない。
 ただ・・・中略・・・ある程度時期が特定できる。現在に法王ヨハネ・パウロ二世のあとの二代目の法王(ローマ人のペテロ)のときに起こることはわかっている。・・・中略・・・。
 これらのことを考慮に入れて、私は第二の太陽の進入時期は最長であと20年前後ではないかと考える。これはあくまでも“長くても”ということであるので、この期間内ではいつでも起こりうる可能性がある。バチカンの法王が二人目になれば何時でもということになる。(p.139)
 “法王ヨハネ・パウロ二世のあとの二代目の法王”とは、現在のフランシスコ法王である。
 出口王仁三郎も人類の大掃除、人類社会の大立て直しが将来起こるが、この大変動と比べれば第二次大戦時の日本の惨状などまだ甘いものだと述べている。(p.155)

 

 

【人類が取り入れるべき教育方法】
 
ラムー船長が、地球を救済するための一つとして語っている教育方法。
 真に科学的な催眠を用いると教育制度そのものが変化する。現在修得するのに少年期の大部分を費やす全ての学校教育科目を、2~3時間で習得できる。制御した催眠下に子供を置いて、学習する事柄を心理学者が口述するという管理のみで十分である。
 これはヘッドホンを用いて一時に数千人の生徒に対して大規模に行い得る。それは容易であり、より便利であり、より安価で長い授業に子供たちが飽きることもなく、教師の欠点にさらされることもなく、現行制度の欠点もない。生徒たちは早く大学に行き、眠ったままで学位を取って帰ってくる。・・・中略・・・。
 思念波は約5ミリの周波数帯(60ギガヘルツ)で働く。電子情報が連続的にこの周波数帯で送られると、人間の知識全体がたいへん短時間の内に伝達できる。(p.161)
    《参照》   『東京直下地震 3年以内震度9』 Chiran (三栄書房) 《中編》
              【宇宙での教育】
 世界全体が和して、近未来の国難ならぬ地球難に向かわなければならない時にありながら、未だに人類は、過去に拘りこれを利用して、他国の歴史教科書にイチャモンを付けて足を引きずり下ろそうとしている状況である。ドン引きに近いこの愚劣さ状況は、もう完全にアウトだろう。

 

 

【異星人の援助】
 ラムー船長は、もし人類が争いを捨てるならば、どんな援助でも与えるとして、次のように述べている。

 「人類は将来、宇宙のあらゆる場所で富をもたらした、神の業の壮大さを理解するようになろうし、土地や生活圏のために戦う必要のないことを理解するだろう。
 こられのために戦うことは、宇宙の偉大さを知らぬということである。人類は小さな池にいるカエルのようであり、この小さな池に執着して離れようとしない。一歩外へと踏み出しさえすれば、自由になれることに気が付いていない。わずかな石油の富を争って、お互い傷つけあうことを止めなさい。(p.176)
 本質的な問題は、人間同士の愚かさではない。人類を家畜として飼育しこの地球を支配してきたレプティリアン(=「闇の支配者」」)たちの深謀遠慮によって、この地球の惨状は創られ維持されてきたということである。
    《参照》   『ドラゴニアンvsレプティリアン これが《吸血と食人》の超絶生態だ!』 高山長房 (ヒカルランド
              【人類捕食者の目的と手段】
    《参照》   『空なる叡智へ』 サアラ (ヒカルランド) 《前編》
              【知ること】【新たな楽園を築くために】
              【アダムとイブの「失楽園」について】
 異性人たちは、このことを知ってもいるから、現在、レプティリアンたちに対する掃討作戦が行われているけれど、レプティリアンではない普通の人間たちも、ディスクロージャーの時を待つだけではなく、もっと愛を思い実践すべきだろう。
 どんな国でも争いを捨てるなら、私自身、わが惑星の住民の名において、物質的援助と道徳的支援を与えよう」
 ラムー船長がいうように他の惑星の人類も、我々と姿かたちが全く同じ地球人類の兄弟なのである。(p.177)

 

 

                    <了>