《前編》 より

 

【沖縄】
 アトランティス系の国家は、那の国と呼ばれていました。
 それがいつ頃かは、今となっては定かではありません。
 沖縄の那覇は、那の国の首都でした。
 那の国の支店が支那なのです。歴史の事実です。(p.98)
 最近の日本人は「中国」と言っているけれど、国際表記は「China」。
 「チャイナ」は「支那」を欧米人が発音した場合の“読み方”である。
 ところで、
 日本国内にも沖縄にも、大小さまざまなピラミッドがたくさん存在しているのだけれど、
 アトランティス文明のリーダーたちの避難所が日本列島です。
 ギザのピラミッドは、アトランティス人が建造したのです。
 当然日本に避難したアイヌ、琉球人が、日本でピラミッドを造ってもおかしくありません。(p.101)
 本書では、沖縄の重要性が何度も記述されている。天上界から派遣された人類の指導者たちのリーダーである知花敏彦さんも、その名から分かるように沖縄出身の方らしい。
 創造主は地球を創造しました。そして、地球の中での理想郷として沖縄を創ったのです。
 21世紀になって沖縄の心の文明が開かれると、世界が良い方向に向かいます。(p.57)

 

 

【少彦名神】
 少彦名神はアトランティス系アイヌと沖縄人です。
 ですから小さい天皇家だったのです。
 全国で天神社は、1万社を超えるといわれています。
 少彦名神を祭っていました。
 それが平安時代に、菅原道真に強制的に入れ変わりをさせられたのです。庇を貸して母屋を取られたのです。
 少彦名神は、昔は少毘古那神と書かれていました。
 古い那の国の小さな神です。
 大国主命は大穴牟遅神でした。遅れて来た体の大きい神です。
 少毘古那神が、大国主命に表向きの天皇制を委譲したのです。(p.98-99)
 大陸からの弥生人が、古くからの縄文人を日本列島の南北に追いやっていたように、神さまの社でも似たようなことが起こっていたということ。

 

 

【パウロ・洗礼のヨハネ・ヤコブ・聖ヨハネ・マグダラのマリア・ペテロ】
 思金神(おもいかねのかみ)とは、知恵と力の神です。イエスの教えを世界に広めたパウロのことです。
 玉祖命(たまのおやのみこと)が鏡と勾玉を用意します。イエスの従兄に当たる洗礼のヨハネです。
 ・・・中略・・・。
 天児屋命(あめのこやねのみこと)と布刀玉命(ふとだまのみこと)は兄弟で、ヤコブと聖ヨハネのことです。(p.151)
 布刀玉命は、日本書紀では天日鷲命(あめのひわしのみこと)と記録されています。(p.152)
 天宇受売命はマグダラのマリアで、天手力男命とはペテロのことです。(p.156)
 「まっさか~~」って思うかもしれないけれど、神道はもともと紀元前に伝わっていたユダヤ教であったことを諒解しているなら、何の矛盾もないことである。
 まとめておくと、

 思金神(思兼神)    = パウロ
 玉祖命        = 洗礼のヨハネ
 天児屋命         = ヤコブ

 布刀玉命・天日鷲命  = 聖ヨハネ
 天宇受売命      = マグダラのマリア

 天手力男命      = ペテロ

   《参照》  “マグダラのマリア”に関する引用一覧

 

 

【神社の祭神】
 アラハバキ神の意味を「神のはじめの神」と受け止めていた考え方は、正統だと思われます。
 縄文時代には、日本列島全体にアラハバキ神が祭られていました。(p.164)

 縄文時代の天皇家は、少彦名神を祭る形でした。
 鉄とアラハバキと少彦名神は、神社の祭神の関係が濃く残されています。
 今では主祭神が、後世のユダヤの10氏族と2支族とレビ族、さらには大和朝廷の神々に取って代わられたり、混合してしまいました。(p.165)
 神社の祭神をつぶさに見ていると、沢山ありすぎて本当にコンガラカッテくるけれど、上記の内容を押さえておけば、ある程度、混乱も収まるだろう。
    《関連》   『《ムーとユダヤ》そして《シリウス・プレアデス・オリオン》の宇宙神々の系譜』 山田雅晴

 

 

【これから主流となる本来の観光産業】
 天上界と地上界の共同作業、見えない世界、心の古里、文明の古典、聖地のエネルギーを感じる、精霊たちとの交流などの本来の観光が、これからの主流の産業のひとつになるでしょう。
 人類の文明、心の古里を、世界中の人々が訪れるようになりましょう。
 日本列島は古い心の文明のメッカであり、古里なのです。そしてパワースポットの多い国でもあります。(p.190)
 「観光」とは、「光を観る」こと。即ち、「スピリチュアルなエネルギーを観る」こと。
    《参照》   『日本人ならぜったい知りたい十六菊花紋の超ひみつ』中丸薫/ラビ・アビハイル/小林/久保《後》
              【世界を牽引するのは日本】

 日本は、しばらくの間、世界を牽引する大きな役割を担うのだろうけれど、あることがきっかけで経済規模の小さな国になった後であっても、その頃までには世界文化の発祥地としての認識が世界にすっかり流布しているはずだから、文化立国・観光立国として末永く特異な際立った国として存続することだろう。でもまあ、そんな先のことは置いておいて・・・・、
 これから先数年の日本と世界は、括目すべき変貌を遂げるはず。
 知花氏はいいます。霊太陽は日本から昇ります。
 これを見逃さないようにしましょう。
 地球にはユートピア時代が到来します。
 地球は聖なる星になるのです。(p.191)
 地球が聖なる星になっていたら、地上は本当にユートピアといえる状態になるのである。
 2015年1月現在、フリーエネルギー技術の実用化を阻んできた「闇の権力」は、既にその力の殆どを失っているのである。
 人類は、解放されたフリーエネルギー技術と封印されてきた様々な高度なテクノロジーによって、遠からず貨幣経済の終焉を可能にすると共に、積年の経済的搾取や長時間労働から解放されるだろう。そして、観光などで人生を楽しみつつ、自分自身の霊的向上のために、多くの時間を使うようになるだろう。

 

 

【追記:『ヒマラヤ聖者の生活探求』】
 天上界は必要に応じて人類を指導しています。
 今から60年前、当時のアメリカ人たちがチベット、ヒマラヤを訪れた時に、大師方や釈迦、そしてイエスが人々に接して、本当のことを教えています。
 『[実践版]ヒマラヤ聖者への道Ⅰ~Ⅲ』(ヒカルランド)をご一読くだされば、真理とは何かを知ることができます。そして天と地の表裏一体の指導を理解することができます。世界でもまれな貴重な文献です。(p.194)
 『[実践版]ヒマラヤ聖者への道Ⅰ~Ⅲ』(ヒカルランド)は、『ヒマラヤ聖者の生活探究』(霞が関書房)を読みやすい新訳で2冊ずつ箱入りにして再出版した書籍。
    《参照》   『人類と地球のアセンション』 船井幸雄 徳間書店
              【『ヒマラヤ聖者の生活探求』】

 地上世界のユートピア化と人間の霊的向上(アセンション)は表裏一体の関係にある。あるいは車の両輪に例えることができる。金欲や物欲に捉われたままの人間であるなら、ユートピアに住むことはできない。
 日本人は、日本という高貴な国柄の重要性を認識すべきであり、スピリチュアルについて学ぶことは極めて大切。日本は、元々そのような人々が集う国だった。

 

 

<了>