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 中丸さんの著作は余りにも多く出ているので、この本の中丸さんの語りの中に、新たな情報を見いだすことはできない。中丸さんの語りの中にあるカダフィのことと、藤原さんの語りの中にある出口王仁三郎の予言の記述を書き出しておいた。2010年3月初版。

 

 

【カダフィ】
 昨年、カダフィは国際金融資本の謀略によって殺されてしまった(ホントのところは分からない)けれど、まだ生きていた頃にカダフィに何度か合っていた中丸さんは、カダフィの実像はメディアで伝えられているのとは違うと、以前から著書の中に書いていた。
中丸  カダフィ大佐の素顔について、私の話で知っている人たちは、先だって大佐が国連総会で、制止を無視して一時間半も演説を続け、「安保理はテロ理事会だ」などど、国連憲章を破いたりしていたじゃないですか、ああいう態度の本当の理由が、すごくよく分かりましたと言っていますね。
藤原  やっていましたねぇ。なるほど、そうでしょうね。
中丸  カダフィ大佐が主張している通りじゃないか、というくらい、彼が言っていることが、よく分かりましたというのです。(p.141)
    《参照》   『この地球を支配する闇権力のパラダイム』 中丸薫 (徳間書店) 《前編》
              【国連の正体】

 下記リンクのコメント内容から、そこにリンクされているリンクを末端の4つ目まで辿ればカダフィについて語っている中丸さんの著作2つにつながっています。
    《参照》   『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』 副島隆彦 (日本文芸社) 《前編》
              【徴税請負人としての宮廷ユダヤ人】
中丸  私も、聞いた時に、びっくりしたのは、カダフィ大佐と話すうちに、あなたが尊敬している人はどなた? という話になったのです。そうしたら、なんと、孫文だと言うのですよ。「中国革命の父」の孫文。三民主義ですよね(民族主義、民権主義、民生主義)。
 孫文といえば、私の実父・堀川辰吉郎が、中国にいっしょに渡って、命懸けで助けた人なのです。(p.141-142)
    《参照》   『日本人ならぜったい知りたい十六菊花紋の超ひみつ』中丸薫/ラビ・アビハイル/小林/久保《後》
              【辛亥革命の一翼を担った方】

 

 

【出口王仁三郎の予言】
藤原  出口王仁三郎の予言を見ると、太古、地軸は、もっとまっすぐに立っていたというのです、その頃は、世界が非常に平和に暮らしていたんです。
 しかし、そのままでは物質文明が進歩しなかった。それで地軸が23度40分傾いたというのです。
 これによって、宇宙エネルギーが得られなくなって、人間は苦しい時代になったのだけれど、代わりに物質文明が成長した、というのです。
 これがあるところまできたら元に戻ると予言しているんですね。それは、ポールシフトではなく、地軸の戻りです。これは起きるでしょう。
 そうなれば、人間は太古の昔のように元気に暮らせて、悪神が寄り付かなくなる、そういう時が来るのだと思います。(p.210-211)
 これこそが、タイトルにある『神の世直し立て直し』なのだろう。
 春分点歳差の元となっている地軸の傾き約23度については、下記リンクの著作に興味深い記述があったので、書き出してコメントを書いておいた。
   《参照》   『古代大和まほろばプロジェクト』 森嶋直樹 (文芸社) 《後編》
             ★☆★ 追記(2012/11/01) ★☆★


 

<了>