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 最初に読んだ時に印象的だった個所を中心に書き出したけれど、今再読したら、かなり違ったところを書きだすように思う。2006年3月初版。

 

 

【借金チャラの秘策】
 「年号大権制」といって、平成の御代から新しい御代に切り替わった時に、新しい通貨を発行して今までの借金を全部チャラにするのです。
 そうすれば、15%の消費税を取らなくても、なんとか国の屋台骨を持ち直すことができます。(首相の権限ではなく、今上天皇の名において行うこと)
 借金のツケをみなさんに回したり、年金に回したり、お子さんに回したりは、これ以上やるべきではないのです。
 古代ユダヤ社会では、50年に1回、「はい終わり」とゲームのように清算していました。日本の場合は、一度清算しなければ、借金が雪だるま式に増えてどうしようもなくなります。(p.33-34)
 江戸時代の「徳政令」のようなことをしないと国が持たない。
 既に小泉改革の時に、預金封鎖(平成の徳政令)の準備は完全に整っている。
 地方行政において、財政赤字をものともせず選挙支援者に対し行政資金を湯水のように還流させ一族郎党で私腹を肥やしてきた悪徳行政に巣食うオッサンたちは、「徳政令」実施に大賛成するのだろうか。これが実施されれば、借金のみならず不正蓄財もチャラにされる定めである。格差社会の下辺側で呻吟している人々は溜飲を下げることだろう。行政を食い物にしてきた知性においても徳性においてもはなはだ劣っているオッサンたちは、畢竟するに天の裁きを受けるのである。
 しかし、これらも所詮は、資本主義という制度内でのリセットというだけである。

 

 

【新しい政治経済システムへの移行】
 借金を帳消しにしても資本主義自体が限界にきているので、新たしいシステムに移行する必要があります。
 資本主義は必ず儲けなければならず、そういう循環で成り立っているので、もともと自然と共生できるような方法ではないですね。かといって、共産主義もダメです。
 では、何がいいのか?
 それは、天皇制を中心とした「王政社会主義」です。(p.34)
   《参照》   『2012年へのカウントダウン 闇の権力 フリーメイソンの大分裂』 中丸薫 (KKベストセラー
             【民主主義を一掃する】

 民主主義は資本主義とリンクしている限り、お金の力に左右される制度である。清らかな人が行政を志しても邪悪な権力・邪悪なお金の力に勝てないのである。悪貨は良貨を容易に駆逐するのである。
   《参照》   『天皇祭祀を司っていた伯家神道』  船井幸雄・推薦 〈七沢賢治〉 (徳間書店) 《後編》
             【望ましい社会形態】

 アセンションをへて人類全体が、個々の人間に備わっている知性や徳性を視覚的に認知することができるようになれば、選挙などせずとも、民衆の幸福のために本当に正しい行政を実施する人かどうなど、オーラを見るだけで一目瞭然に判断できるようになるのである。
   《参照》   『史上最悪の大破綻!!』 ラビ・バトラ (あ・うん)
             【それぞれの霊性に合った経済学】
   《参照》   『来るべき世界』 ルース・モントゴメリー (ナチュラルスピリット)
              【地球を先導する宇宙からのサポート】