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 太陽系の星々に関して、本当のことは伝えられていない。NASAは、太陽系や宇宙に関する既存の考え方を変えざるをえない情報を得ていながら、それらを機密情報として隠蔽し続けているのである。
 NASAの表の科学者がエージェントとなって嘘の理論に則した偽情報を世界に伝え、NASAの裏の科学者が、真実の情報から真実の宇宙理論を把握しているのだけれど、軍事的に重要なことなので隠蔽され続けている。にもかかわらず、この本には、真実をリークする人々からの導きで、それらの裏情報と宇宙の真実が端的に記述されている。
 この本を読んでおけば、メネシス、ヤハウェといった天体や、ヴェリコフスキー理論に基づいた宇宙生成のポイントが記述されているから、同著者による他のムーブックスを読みたくなることだろう。
 本書のキーワードはプラズマ。2008年9月初版。

 

 

【太陽の真実】
 表の科学者の見解によると、太陽は “核融合によって高熱を発するガス天体” と言うことになっている。
 太陽の対流圏の下の層が表面速度より遅いばかりか、対流圏との隙間の層の角速度が経度に関係なく同じことが判明したのです!! (p.53)
 ガス天体なら緯度によって角速度が同じになることはない。
 つまり、太陽も地球と同じ地殻天体なのである。
 地殻天体でありながら、どうして太陽は高熱を発しているのか?
 そこに核融合が存在する必要はない。強力な電磁場があればいい。もっと卑近な例をあげるなら、電磁調理器である。最近、IHとして普及している調理機は、これまでのようにガスを使用しない。 ・・・(中略)・・・ 。
 しかも、このモデルで忘れてならないのは、IHの調理器自体は熱くないという点である。電磁波を生じせしめる源は必ずしも高温である必要はない。太陽もしかり。(p.122)
 強力な電磁場を生み出すものこそがプラズマである。
 実は、太陽に限らず、地球も、他の太陽系の惑星も全てプラズマの源を内部に持っているのである。
 プラズマは、従来の科学的常識を覆す世界(亜空間)を生み出すのである。
   《参照》  『失われた地底王国 「シャンバラ」の謎』 飛鳥昭雄・三神たける 学研
            【プラズマ : 亜空間】
   《参照》  『いま二人が一番伝えたいこと』 船井幸雄・中丸薫 (徳間書店)

            【プラズマ技術】

 

 

【黄金律φのプラズマが生み出すハチソン効果】
 ついに彼ら(アメリカ軍)は宇宙の謎を解く鍵を手に入れたのである。ハチソン効果最大のポイントは、常温かつ電磁波障害のない状態で、プラズマの特性がいかんなく発揮されることにある。分析の結果、それはプラズマを発生させる電磁波の周波数がミソだった。『M-ファイル』 は、その特異点とも言うべき周波数のことを 「黄金律φ」 と記している。
 黄金律φを手にしたアメリカは、まさに無敵である。世界中の科学者が束になっても、もはやアメリカ軍の科学技術には及ばない。このとき、世界制覇の雌雄が決したと言っても大げさではあるまい。
 ハチソンがいみじくも主張したように、ハチソン効果はUFOの飛行原理なのだ。アメリカ軍は黄金律φを手にすることによって、UFO開発の道を開いたのだ。(p.108)
 『M-ファイル』 とは、秘密組織を通じて著者のもとに送られてくるNSAの機密文章の総称(p.98)。
   《参照》  『いま二人が一番伝えたいこと』 船井幸雄・中丸薫 (徳間書店)
              【 「M-ファイル」 】
 アメリカがプラズマの原理を用いた、世界最終兵器(プラズナー)を完成させたのは1990年代。すでに中東において実戦で使用されている。プラズナーで照射されると、対象物は跡形もなく消滅してしまうので証拠が残らない。

 

 

【慣性の法則に従わないハチソン効果】
 物体に力が作用すると、加速度が生じる。 ・・・(中略)・・・ 車が急発進、急停止したとき、中に乗っている人間は力を感じる。これが慣性力である。慣性力が大きくなると、搭乗者は危険である。UFOのような急加速をした場合、かかる加速度Gによって肉体が破壊されてしまう。 ・・・(中略)・・・ 。
 ところが、だ。ハチソン効果は、これをクリアしていたのだ。プラズマによって包まれた領域では、なんと慣性が保たれることがわかったのだ。すなわち地球製UFOオーロラがいくら急加速しようとも、その内部ではコップの水すらこぼれない慣性が完全に保たれるというのだ。(p.110)
 プラズマに包まれた領域では、「従来の科学の法則」 が当て嵌まらなかったり、「従来の法則」 では説明できないことがたくさんあるのである。
   《参照》  『いま二人が一番伝えたいこと』 船井幸雄・中丸薫 (徳間書店)
              【プラズマ技術】

 プラズマで包まれた物質同士を交差させると、衝突することなく互いを透過してしまったりもするのである。

 

 

【ヘリオスフィア異変:地球温暖化の真因】
 太陽から放出される電磁波や高エネルギー粒子、すなわちプラズマは太陽系の惑星や衛星を直撃する。地球はもちろん、はるか冥王星の彼方まで、プラズマの海は広がっている。 ・・・(中略)・・・ 。
 このプラズマの海を専門的に太陽圏 「ヘリオスフィア」 と呼ぶ。 ・・・(中略)・・・ 。
 だが、そのヘリオスフィアに今、異常が起きている。太陽の活動が活発化することによってプラズマのエネルギーが徐々に大きくなっているのだ。ヘリオスフィアという太陽の大気が温暖化しているために、そこに浮かぶ小舟である惑星や衛星もみな、同じように温暖化しているのである。
 これが地球温暖化の本質なのだ。決して二酸化炭素の問題ではない。(p.226-227)
 「では、何故、太陽が活発化しているのか?」 と、その奥にある原因を語っているのは、秘教的領域を知っている人々である。興味のある方は以下のリンクから4つ辿ってください。
   《参照》   『ネオスピリチュアルアセンション』 エハン・デラヴィ/中山康直/白峰由鵬/澤野大樹 (明窓出版)
              【シリウスの太陽周期】

 

 

【フォトンベルトか? プラズマベルトか?】
 嘘から出た真(まこと)・・・日本語には、そんな諺がある。フォトンベルトは、まさに、それだった。フォトンベルトは虚構である。これは間違いない。
  ・・・(中略)・・・ 。
 ところが、恐ろしいことに、世にはもうひとつのフォトンベルトが存在する。質量のないフォトンが構成する高エネルギーの超電磁波帯は存在しないが、質量のある物質がフォトンを発生させる高エネルギー領域が宇宙には存在する。しかも、それはドーナツ状ではなく、もっと広範囲に全宇宙にくまなく流れている。
 そう、プラズマである。いうなれば、フォトンベルトならぬ、「プラズマベルト」 が存在するのだ。しかも、これが何を隠そう、太陽の活動を異常せしめている直接的元凶なのである!! (p.294-295)
 光を、粒子という側面から語ればフォトンであり、電磁波という側面から語ればプラズマである。どっちであるにせよ、地球に及ぼす影響に関しては、同じことになる。
 しかし、フォトンというよりプラズマといった方が、プラズマ科学で認知されている亜空間に関わる特異な挙動から、地球がテレポートするという話が、むしろ真実味を帯びてくるだろう。プラズマ科学において、テレポーテーションはフィクションではないのである。
   《参照》   『真地球の歴史 波動の法則Ⅱ』 足立育朗 (PHP研究所)
              【最終的な解法】

 

 

【プラズマ宇宙論】
 宇宙の真の支配者はプラズマである。プラズマ宇宙論こそ、この世の真理である。裏NASAの科学者たちは、プラズマ宇宙論を根幹に据えているのだ。(p.309)
   《関連》   『まもなく世界は5次元へ移行します』 エハン・デラヴィ&中丸薫 (徳間書店) 《後編》
              【プラズマ宇宙論】

 プラズマ科学は極めて鋭利な “両刃の刀” である。軍事技術として悪用もできれば、地磁気が弱まっているが故に様々なマイナス影響を及ぼす宇宙因子から地球を守るために善用することも可能なはずである。

 

 

<了>

 

飛鳥昭雄・著の読書記録