《前編》 より
【二つの経済政策】
経営の実例でもこれに対比できる。日産のゴーン経営はまさに 「金融政策」 で、キヤノン、トヨタ、日本電産といった企業の経営は 「財政政策」 である。
《参照》 『敗者の論理 勝者の法則』 増田俊男 (プレジデント社) 《後編》
【日産ゴーン改革の影】
ここで 「金融政策」 と 「財政政策」 (この二つを合わせて経済政策と言う) はどう違うかを簡単に説明しておく。 ・・・(中略)・・・
金融政策というのは、倒れそうな銀行を救済することだ。 ・・・(中略)・・・
それに対して、財政政策(財政出動)というのは、 ・・・(中略)・・・、政府が直接お金を出して、企業やら個人やらを直接助けることを言う。(p.117-118)
金融政策はマネタリスト政策で、財政政策はケインズ経済学が一番得意とするとことで、「人助けの思想」 である。金融政策というのは、倒れそうな銀行を救済することだ。 ・・・(中略)・・・
それに対して、財政政策(財政出動)というのは、 ・・・(中略)・・・、政府が直接お金を出して、企業やら個人やらを直接助けることを言う。(p.117-118)
経営の実例でもこれに対比できる。日産のゴーン経営はまさに 「金融政策」 で、キヤノン、トヨタ、日本電産といった企業の経営は 「財政政策」 である。
《参照》 『敗者の論理 勝者の法則』 増田俊男 (プレジデント社) 《後編》
【日産ゴーン改革の影】
~ 【日本電産】
《参照》 『世界が日本を必要としている』 高橋乗宣 (ビジネス社)
【「バンコール」という世界共通通貨】
経済学の思想としても、きっとジョン・メイナード・ケインズの 「人助けの思想」 のうほが偉大であり正しかったのだ。どうやら決着がついた、とまで言えそうである。(p.118)
ドル亡き後の世界では、ケインズの 「バンコール案」 が再評価されている段階でもある。《参照》 『世界が日本を必要としている』 高橋乗宣 (ビジネス社)
【「バンコール」という世界共通通貨】
【通貨発行高】
いまやFRBは、ドルの終わりの時を防ぐという目的のために、お金の元(原資)はどこにもないのに勝手にジャブジャブにドルを印刷している。他の先進国の通貨に関しても同様なのだという。
アメリカに逆らって、失脚させられた愛国者が二人いる。
いまやFRBは、ドルの終わりの時を防ぐという目的のために、お金の元(原資)はどこにもないのに勝手にジャブジャブにドルを印刷している。他の先進国の通貨に関しても同様なのだという。
(日銀は)先進国の中では異例とも言うぐらい通貨発行高を抑えている。その伸び率は年率で1割ぐらいしかないはずだ。(p.150)
これは特筆すべきことである。白川日銀総裁はアメリカの言うことを聞かない。(p.153)
この健全な事実が、近い将来、日本円を高く押し上げることになるのだろう。これは特筆すべきことである。白川日銀総裁はアメリカの言うことを聞かない。(p.153)
アメリカに逆らって、失脚させられた愛国者が二人いる。
【速水優・元日銀総裁】
速水元総裁は愛国者であった。彼はアメリカから押し付けられた 「ゼロ金利政策」 に一生懸命抵抗した。金利は自分たちで決めるのだと言って戦い続けた。だが最後は矢折れ刀尽きて、辞めさせられてしまった。(p.154)
【中川昭一財務・金融大臣】
少々穏やかに 「タコ!」 と罵り言葉を書きつけたいけれど、こんな連中はタコではない。アメリカに餌をもらうためなら、日本人の資産が全て奪われようがどうしようが何でもする 「不埒なブタ野郎2匹」 である。
でも、そんなことを書くなら、日本はブタだらけである。
《参照》 『タイゾー化する子供たち』 原田武夫 光文社
【奥の院・マネージャー国家・ワーカー国家】
中川(昭一)氏は昨年9月に財務・金融大臣に就任してから、アメリカに対して正論を吐き続けた。「日本はもうこれ以上、米国債を買い増ししたくない。アメリカは身勝手だ。アメリカはニューヨークで起きた金融危機の責任を自覚すべきだ」 と言った。この1年間に数回、緊急で開かれたG7の席でも、日本を代表して堂々とアメリカを批判した。中川昭一は立派な愛国者であった。(p.202)
2月14日のローマG7会議の後、午後の記者会見が始まる前の昼食で、中川昭一氏のワイングラスに薬物(おそらくハルシオンという睡眠薬)が入れられた。ここに、日本財務省国際局の玉木林太郎(56歳)と、この玉木林太郎と 「特別に親しい関係にある」 越前谷知子記者(現職の読売新聞経済部記者・35歳)が同席していた。他に2人、日本テレビとブルームバーグの女性記者がいた。
そして 「この時、中川大臣にクスリを盛ったのは玉木と越前谷だ」 というニュース記事がインターネットなどで盛んに流れた。 ・・・(中略)・・・ 。
玉木林太郎は、あのローマでの事件のあと今年の7月14日に財務官に就任した。(p.204)
「玉々が淋病」 になっている不埒太郎と、「越ッチ全然へいき谷」 という不埒女の組み合わせなのだろう。2月14日のローマG7会議の後、午後の記者会見が始まる前の昼食で、中川昭一氏のワイングラスに薬物(おそらくハルシオンという睡眠薬)が入れられた。ここに、日本財務省国際局の玉木林太郎(56歳)と、この玉木林太郎と 「特別に親しい関係にある」 越前谷知子記者(現職の読売新聞経済部記者・35歳)が同席していた。他に2人、日本テレビとブルームバーグの女性記者がいた。
そして 「この時、中川大臣にクスリを盛ったのは玉木と越前谷だ」 というニュース記事がインターネットなどで盛んに流れた。 ・・・(中略)・・・ 。
玉木林太郎は、あのローマでの事件のあと今年の7月14日に財務官に就任した。(p.204)
少々穏やかに 「タコ!」 と罵り言葉を書きつけたいけれど、こんな連中はタコではない。アメリカに餌をもらうためなら、日本人の資産が全て奪われようがどうしようが何でもする 「不埒なブタ野郎2匹」 である。
でも、そんなことを書くなら、日本はブタだらけである。
《参照》 『タイゾー化する子供たち』 原田武夫 光文社
【奥の院・マネージャー国家・ワーカー国家】
【フルブライト留学生】
【国民年金】
国民年金については、民主党政権が 「どんな人にでも一人あたり7万円渡す」 という政策をはっきり打ち出した。だから70歳を超した老人なら夫婦で最低、月額14万円はもらえる。そういう国民総福祉国家路線になった。貧しい層の日本国民が疲弊している。この年金福祉政策は当然、行われなければならない。国民を守る最低限の安全網(セイフティ・ネット)という考えである。
今のところは、これをできるぐらいの余裕はまだ日本国にはある。余裕資金を日本の官僚たちが 「特別会計」 その他にたくさん隠し持っているのである。その隠し金( “埋蔵金” )の総額は 「75兆円ある」 と高橋洋一氏がはっきりと書いている。(p.187)
しかし、アメリカでの運用に失敗して80兆円は消えてもいる。なのに、これに関わった官僚たちが譴責されることはない。
今のところは、これをできるぐらいの余裕はまだ日本国にはある。余裕資金を日本の官僚たちが 「特別会計」 その他にたくさん隠し持っているのである。その隠し金( “埋蔵金” )の総額は 「75兆円ある」 と高橋洋一氏がはっきりと書いている。(p.187)
このことに責任のある官僚たちをまず投獄せよ。それから政治責任である。(p.187)
農林中金にしても国民年金にしても、資金を無くしておいて知らん顔は官僚の得意技である。流石に知らん顔もできず一つの団体を辞めても、また次の団体へ、のうのうと天下りで渡り歩いているから、超~凄~い人々である。<了>