『年収300万円時代』の生き方をいろいろ提案して発言してくれている著者。このタイトルと同じ発言は、テレビ出演の折にも度々言っている。
【ウチの会社】
女性は「ウチの会社」とは言わずに、「この会社」という人が多いもの。それは会社を客観的に見ているとともに、会社と対等なスタンスをとっているということでもあります。今日からは女性を見習って、「ウチの会社」と呼ぶのはやめてみてください。こんなことだけで、会社を見る目はかなり変わってくるはずです。 (p.34)
「ウチの会社」などという表現は、終身雇用時代の遺物。あるいは、家庭より仕事優先の企業戦士時代の遺物。今でも「ウチの会社」と言ってる人って、愛社精神というより依存心や依頼心の強い人なのでしょうね。かえってリストラ対象候補にされたりなんかして・・・・。
【3日で慣れる】
それにしても、何で 「ブス」 ではなくて 「美人」 なのか?
ビンボーも美人も3日でなれる! (p.82)
この表現に馬鹿受けしてしまった。それにしても、何で 「ブス」 ではなくて 「美人」 なのか?
同一の類型で選択すれば、どうしたって「ブス」になるでしょうに・・・・。
悲惨な単語2つでは、あまりにもかわいそうだから?
【伸びやかな感性を大切に】
この本では、年収300万円すらもおぼつかず、100万円になってしまう人々が多くなるであろう、と書いています。それでも、「食べて、歌って、恋をするイタリアンを見習いましょう。そうすることが、個人の感性を磨き、やがて仕事にいかされるのです」 という、まとめの論旨は、著者の他の著書と同じです。
感性の停止まで、お金に引きずられることのないように維持するのは個々人の人生責任というか底力であるべきなのかもしれません。「がばいばあちゃん」がヒットしているような時代に生きている人へ向けての、著者なりの表現なのでしょう。
この本では、年収300万円すらもおぼつかず、100万円になってしまう人々が多くなるであろう、と書いています。それでも、「食べて、歌って、恋をするイタリアンを見習いましょう。そうすることが、個人の感性を磨き、やがて仕事にいかされるのです」 という、まとめの論旨は、著者の他の著書と同じです。
感性の停止まで、お金に引きずられることのないように維持するのは個々人の人生責任というか底力であるべきなのかもしれません。「がばいばあちゃん」がヒットしているような時代に生きている人へ向けての、著者なりの表現なのでしょう。
<了>