片道6時間かけて、深センに「一風堂」のラーメンを食べに行ってきました! | 元U-20ホンジュラス代表GKコーチ・山野陽嗣の「世界一危険な国での挑戦」

片道6時間かけて、深センに「一風堂」のラーメンを食べに行ってきました!

 
 
 
 
どうしても『日本のラーメン』が食べたい!!」
 
 
この欲求が抑えきれなくなった僕…。
 
無理もない。昨年3月に日本を離れて中国の「辺境」普寧市に上陸してからというもの、「約1年間」も「日本のラーメン」を食べていないのです(この約1年間、一度も日本に帰国していない)ニヤニヤ
 
そこで僕は、大都市・深センにある日本の「一風堂」に行く事を決断。
 
なぜ深センまで行かねばならないのか?普寧にもあれば良いのですが、普寧はいかんせん田舎(とは言え人口200万人以上!)の「辺境」…本格的な「日本のラーメン」などないのです。Twitter上でかなり話題になった「とんでもない日本料理屋」はあるのですが滝汗⇒『【爆笑】中国の日本料理屋がすさまじい事にwww
 
 
 
※普寧の「住所がない」我が家を午前9時30分に出発し、バス停に行って深セン行きのバスに乗り込みます。本来なら高速鉄道で行きたかったのですが、春節(旧正月)の影響で席がなく、仕方なくバスで「片道約5時間」かけて行く事に…。遠いわ!しかもこのバス、高速鉄道の倍以上の時間がかかるのに(高速鉄道だと深センまで確か約2時間前後)、高速鉄道よりも価格が「高い」(130元した。日本円で約2200円。高速鉄道だと2等席で100元くらいから。日本円で約1700円から)。不便な上に高いとは…。普通、逆でしょ??ムキー出発時刻は「10:00」となっていますが、そこは「中国」。案の定、時間は守られず遅刻して出発しました笑い泣き
 
 
 
 
 
※途中、パーキングエリア?で休憩。乗車時間は約5時間ですが、パーキングエリアでの休憩は「1回」のみです。一応、バスの中にもトイレがあるので助かりましたが、綺麗ではないです…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※想像以上の長旅となったため、非常食で買っておいた「焼きもろこし『うなぎのかば焼き味』」を食べ空腹を癒す。てか、日本の焼きもろこしに、こんな味あったっけ!?
 
 
 
 
 
 
あまりにも遠い「一風堂」への道のり…。
 
 
 
 
バスで約5時間の長旅を経て、ようやく深センに到着します!さすが「大都市」深セン。「田舎」(とは言え人口200万人以上)の普寧とは全然違いますね。
 
 
 
 
 
けど、これで一風堂に「到着」ではない。まだ、もう少し「旅」は続きます。
 
バスは「罗湖」(羅湖)という場所に着くのですが、そこから地下鉄の「1号線」に乗って「大剧院」(大劇院)て所まで行かねばなりません。そこに「一風堂」があるのです。
 
 
※深センの地下鉄の中で見かけた光景。何と地下鉄内で我が物顔にスケボー?して遊ぶ中国人の子供。親は知らん顔で注意もせず。てか、中国ではこのように公共の施設で子供が好き放題に暴れ、それを親が放置している光景をよく見かけます。長く「一人っ子政策」で極度に甘やかされ横暴に育った子供は中国で「小皇帝」と呼ばれ社会問題に。公共性や規律のなさはサッカーの弱さにも繋がります。だから中国は個人競技は滅法強いが、団体競技は弱い。うちのスクールでは「小皇帝」たちに1から規律を徹底的に厳しく指導。技術云々の前にそういう教育からせねばならないのです。Eso es en China.This is in China.这是中国的地铁。家长的教育呢?我们的培训班虽然足球的培训班,但是这样的公共性,规律也同时教育。这对足球也非常重要。足球不是个人运动。是团体运动。公共性和规律是非常重要的。
 
 
 
 
 
 
そんなこんなで「小皇帝」も乗り越え…。
 
 
 
 
 
目的地の「大剧院」に到着!!
 
 
 
そこから徒歩で「萬象城」というモール?へ。この「萬象城」の中に、念願の「一風堂」があるのです!!
 
 
 
 
 
 
そしてぇぇぇ…。
 
 
 
 
 
 
ついにぃぃぃ…。
 
 
 
 
 
 
 
 
「一風堂」に到着!!!!!笑い泣き
 
 
 
 
 
 
 
 
 
午前9:30に普寧の我が家を出発し、ここ深センの一風堂に到着したのが午後15:30!「約6時間」もかかりました…。「一風堂」への道のりは、あまりにも遠かった…。チーン
 
深センには一風堂はこの1店しかないそう。ここが「深セン唯一の一風堂」です。あの「大都市」深センをもってしても1店しかないとは。ちなみに香港は小さいのに一風堂が「6店」もあるらしいです!てか、7年前にシンガポールの一風堂にも行ったな。シンガポールのは予想以上に「日本の味」が再現されていた印象でしたが、「大雑把でテキトー」な中国人が「日本の味」を果たして再現できるのか…?若干、不安を感じました。
 
 
 
※メニュー表。白丸、赤丸と2種類あるのは日本と同じ(ですよね?)これはセットメニューで、から揚げや餃子などから選べます。ここまで長時間かけて「このため」にわざわざやって来たので、せっかくなので「高い」55元(日本円で約900円)の赤丸のセットを食べます!酔っ払いラーメンにこの価格は、中国人の感覚だとかなり「高い」と思います。中国の麺類は安いモノで10元もしないため、本来、中国人にとっては麺類は「安くて気軽に食べられる」食べ物ですからね。一風堂は中国人にとっては「高級」路線の麺類に該当するはずです。中国ではネット上で「一風堂のラーメンは中国のラーメンより何倍も高いが、ラーメンにそれだけのお金を払う価値はあるのか?」とかなり議論されて盛り上がっていました。
 
 
 
 
 
 
さああああ、いよいよ、キタぞーーー!!!!!!
 
 
 
 
 
念願の「一風堂」のラーメン!!!!!ラーメン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「片道約6時間」かけてまで追い求め、ようやく辿り着いた「約1年ぶり」となる「本格的な日本のラーメン」一風堂の味は…?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正直、「微妙」ガーン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、「美味しくない」訳じゃないんです。
 
 
けど…。「何か」が微妙に「日本の一風堂」とは「違う」。
 
 
 
 
そして、「味を損なう」致命的な「問題」が1つ。
 
 
 
上の写真を見て頂いてもお分かりのように、ラーメンの上に「赤いタレ」が乗っていますよね?僕の大好物の「一蘭」で言うところの「秘伝のタレ」ですね。
 
ここの一風堂のこの「赤いタレ」はその味が強過ぎて、この「赤いタレ」のせいでラーメンやダシ(汁)が「本来もつ味」が「全てかき消されてしまう」んですよね。本格的な日本のラーメンの豚骨味を堪能したかったのに、この「赤いタレ」の味しかしなかった…。
 
この「赤いタレ」って、日本の一風堂のラーメンにも乗っていましたっけ?
 
 
※ちなみに下はシンガポールの一風堂の写真。「赤いタレ」は乗っていない。
 
一風堂シンガポール店!2010年7月31日(土)2
 
 
 
 
最初、この「赤いタレ」を混ぜずに汁を飲んだ時は、まずまず良い豚骨の味がしたので、つくづくこの「赤いタレ」が余分だったな…と感じてしまいました。勿体ない。
 
この「赤いタレ」を「乗せない」て事ができたのかどうかなんて分からなかったし、そもそもそんなモノが乗っているなんて知らなかったので断りようもなかったし、もっと根本的な事を言うと、同じタレでも一蘭の「秘伝のタレ」は、決してラーメンやダシ(汁)が「本来もつ味」を殺さず、あくまでも「引き立て役」に徹して、ラーメンやダシ(汁)の味を「さらに美味しくしてくれる」役割を果たしてくれているのですが、この一風堂の「赤いタレ」は、もうそれ自体が「主役」になってしまっていて、しかも「大して美味しくない」という…。
 
この「赤いタレ」が、「味を損なう」致命的な「問題」となっていました。
 
 
で、もし仮にこの「赤いタレ」がなかったとしても、麺もダシ(汁)も…日本の一風堂と比べると、やはり「物足りなさ」を感じずにはいられませんでしたね。
 
一風堂に限らず「世界進出」する日本の飲食店は多いですが、「作る」のはあくまでもその国の「現地の人間(外国人)」であり、日本的な「細部までこだわる繊細な味」を完璧に再現するのは「難しいのかもしれない」と改めて感じました。
 
あとは、そもそも外国人と日本人の「味覚」は違うから、外国では日本的な「細部までこだわる繊細な味」よりも、「外国人ウケする味」にしなければならない…面もあるかと思います(一風堂の場合はどうなのかは不明だが)。
 
ちなみにセットのから揚げは、パリパリ感があってなかなか美味しかったです。ラーメンを食べにわざわざ「片道6時間」もかけて深センまで行ったのに、「ラーメンよりもから揚げの方が美味しかった」というオチとなってしまいました…滝汗
 
 
 
※セットのから揚げ。なかなか美味しいが、量が少ない…。
 
 
 
 
 
まあ、何事も「経験」です。
 
何事も、実際に行って、実際に自分で「体験」してみなければ、「本質」や「真相」は何も分からない。
 
道中の長旅も含めて、疲れはしましたが非常に「良い経験」となりました。
 
ただ…。
 
 
 
もう当分、「一風堂」は、いいですニヒヒ
 
「『日本のラーメン』が食べたい!」欲求も、ひとまず収まりました。
 
 
 
帰りは高速鉄道の席が取れたので、高速鉄道で帰りました。
 
ちなみにこれまで【寝台バス】や【高速鉄道】、【ヘンテコなタクシー】など「中国の珍しい乗り物」をブログで特集してきました。乗り物に興味がある方は上のリンク先をぜひご覧下さい!
 
 
 

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