『2555日の苦悩の日々』 -28ページ目

やく旅・・・弟5話(後編)

15分20分ぐらい車で走った所に『寮』はあった。外見はまぁまぁ綺麗だ。問題は部屋の中だ。鉄筋の2階だてだからもちろんエレベーターはない。サラと翼と柏崎は、2階に上がった。中に入ってビックリした。2LDKでしかもフローリングと畳の部屋があり、しかもしかもバス、WCは別。一番嬉しかったのはバスルームが広くて足が伸せるのが嬉しい。ワイワイ騒いでいるサラを見て柏崎は、『グールプで一番いい寮ですから』とサラに言った。その言葉を聞いた、サラは『美月会長が言ってた一番綺麗な寮だから。』って言ってた意味が心の中で納得していた。柏崎は翼とサラに近くのコンビニと、スーパーを教えた。『じゃ、サラちゃん19時30分に迎えにくるから下に降りててね。』『分りました。よろしくお願いします。』とサラは柏崎に笑顔で答えた。『じゃ、私は店に戻ります。』と柏崎は、翼に挨拶し、車に乗り、店に迎って走っていった。柏崎の車が見栄なくなった瞬間サラの態度が豹変した。

やく旅・・・弟5話(中編)

お店の中に入った翼と、サラはビックリした。そう。中がむちゃくちゃ広いのだ。しかも、ソファーベッドが35席あるからビックリだ。ホールを眺めているサラに翼は、袖を引っ張り無言のまま見つめあった。お互いが心の中で『無理』と思っていた。簡単な説明を店のスッタフから聞いて『無理が絶対無理』に変わった。そう。ここは何を隠そう花びら三回転の店なのだ。だから、サラはなおさら嫌だったのだ。そんなサラの気持ちとは裏腹にスッタフは説明を一生懸命していたが、とうの本人はうわの空をで聞いていた。その頃翼は、柏崎の車の中で大声で怒っていた。『おっさん。何でこんな田舎にワシが居なきゃあきまへんのぉぉぉー?』そう。電話の相手は美月会長だ。『お前な、いつまでも、ガキみたいな事言ってるな。寮は、一番広くて綺麗だから3ヵ月ぐらい辛抱せい。』と美月会長はまるで子供をあやすように、翼と喋っていた。それを知ってか知らずか相変わらずサラは、ぼーっとしつつ、なおかつ面倒くさそうに、口頭講習を受けていた。『じゃ、柏崎の車で、一旦寮に行って、19時30分に、柏崎が迎えに行くから外に降りて来てね。大丈夫?』『はい
。よろしくお願いします。』そんなやり取りを店のスッタフとして、サラは足速に翼が待つ車に戻った。『じゃ、柏崎、頼むぞ。』と責任者の少しハゲたおじさんが柏崎に喋りかけた。『わかりました。』と返事をして車に乗り込み寮に向かって走りだした。

やく旅・・・弟5話(前編)

そんなこんなをしてる間に新幹線は目的地の群馬県高崎市に着いた。改札を出た3人は、駐車場に向かって歩いていた。その時柏崎から思わぬ一言が飛出した。『僕の運転する車で30分ぐらい走った所にある伊勢崎市に行きますから。そこがお店なので。』と言われた。それを聞いたサラは心の中で『話し全然違うじゃないかよ。まじ嫌だぁ~』と叫んでいた。翼は、サラが今まで見た事のない笑顔で『わかりました。よろしくお願いします。オイ。サラ大丈夫か?』と柏崎とサラに喋りかけた。サラは心の中で『フッン。今ま頃愛想振りまいて。このクソジィジィが。』と叫びつつ、翼と柏崎が会話してるのをよそ目に外の窓の景色を眺めていた。ぼーっとしてる間に、『ここがお店ですから』と柏崎に言われてサラはビックリして起きた。知らない間に車の中で疲れて寝てしまってたのだ。車から降りた、サラと翼はビックリした。そう。、右向いても、左見ても何もないのにビックリした。唯一あるのが、コンビニがポッンとあるだけであとは、何にもない。翼とサラは、余りの何もないのにビックリして、一分程呆然と立ち尽くしていた。それを見ていた柏崎は『すぐ慣れますよ。
取り敢えずお店入りましょうかぁ?』と翼とサラに言いお店の中に入った。