『2555日の苦悩の日々』 -23ページ目

弟2章☆彡☆彡☆彡☆彡やく旅・・・弟5話(前編)

プゥルルル、プゥルルルと何回も翼の電話がなっていた。余りのしつこさにサラは目が覚めてしまった。寝ぼけて『もしもし』とサラが電話に出ると、『わしじゃが、翼いるかぁ?』と言われた。思わず、『どちら様ですか?』とサラは聞き直した。『あーすまん。すまん。ワシは、日向と申します。本部長やってます。』と自己紹介された。サラは、日向組長に『翼は携帯電話が嫌いだから、置いて出かけてます。もう少ししたら戻ります。』と説明した。『あいつが帰ってきたら、電話するように伝えて下さい。』と言い電話をきった。サラは『何もの?』と考えていると、翼が帰ってきた。『あのさ、日向組長が・・・。』って翼に説明すると、人の話しを聞かずに、『ゲッ。あのゴマアザラシから電話あった?』と聞かれたサラは、思わず『何で分るの?』と聞き直した。『あのな、ジィジィは、早く起きるんだ。ゴマアザラシってのはヒゲが長いだろ?日向のおっさんのヒゲも長いから、ゴマアザラシってあだ名がついた。』と翼は説明してくれた。『お前どうでもいいけど、どうするんだ?店行くのか、出会い系するのか?』とサラに聞いた。『湘南行きたいから、神奈川の店行きたい。
』と言い出した。それには、さすがの翼もビックリしたが、『わかった。』と了承した。

弟2章☆彡☆彡☆彡☆彡やく旅・・・弟4話(後編)

ホテルに帰った翼は、サラが泣いているのにビックリした。『お前何で泣いてるんだぁ?』『翼怒ってない?ゴメンねぇ。店続かなくて。』とサラは翼の顔色をみながら言った。サラの頭なぜながら、『気にするな。お前どうしたい?店入らずに、出会い系するか?どうしたい?お前の好きなようにしていいぞ。』『エッ?意味わからない。』としかサラは返事ができなかった。そう。やく旅中は、人からお金を借りたり、銀行口座を使用する事は禁止になっていた為、何としても自分達でお金を稼がなくてはならなかった。だからこそ、翼は、サラの意思に任せてみようと決めた。『まぁ、明日一日はゆっくりするぞ。焦らず考えておけよ。それより、お前、コンビニの髪染めで、髪染めれるか?』と聞かれたサラは、思わず『白髪染めすればいいの?』と翼に言ってしまった。すると恥かしそうに、『金髪に染めたいんだぁ。だから明日やってくれるか?』『うん。』とだけサラは答えた。内心、何か起きるんじゃないかと、不安で不安でたまらなかった。『今日は、もぅ寝るぞ。』と翼は、ぶっきらぼうに、サラに言い放し翼は先に寝た。

弟2章☆彡☆彡☆彡☆彡やく旅・・・弟4話(中編)

『だから、サラだけは、普通の女の子に戻してやって下さい。』翼は、初めて美月会長に弱音をはいった。一瞬驚きつつも、『翼よぉ。お前今年41歳だろ?10代の女の子なんて後先考えずに行動するもんだろ?お前も10代の時そんなんだっただろ?そんな時、水嶋がずっとホォーロしてくれただろ?今度は、お前がねぇにしてやる番だぁ。わかるかぁ?お前なら必ずやれる。』と無理やりいい聞かせた。驚く事に翼がサラを連れてやく旅にでたのは、サラが19歳の時だった。ヤクザ業界の中で10代のごく普通の女の子を本妻にしたのも初めてだし、10代の子を連れてやく旅にでたのも初めてだった。翼自身が前代未聞の事をしたため、全国の親分衆からも注目をされていた。それを美月会長は知っていたからこそ、翼に激を飛ばした。『うーん。そのぉー。』ってハッキリ返事をしない翼に、美月会長は、『今日、お前から聞いた事は聞かなかった事にする。ただな、全てネェの目線で考えてやれ。わかったな。』と言い美月会長は電話をきった。翼自身が10代の時には、もうヤクザの業界に居た為、サラの事は好きだけど、宇宙人と喋ってるような、感
覚だった。さて~どうするかなぁってタバコを吸いながら、サラの待つホテルにむかって歩いて行った。