サラリーマン社会でよく語られる「2-6-2の法則」。
ご存じでしょうか?

  • 2割:スーパーマンのように成果を出す人

  • 6割:やる気はあるけどスキル不足、またはスキルはあるけどやる気がない人

  • 2割:まったく使えない、ぶら下がり社員

つまり大半は“6割”に入るのです。
そして企業は、この6割をどう成長させるかに頭を抱えています。

ただ、今回は「企業の施策」の話ではなく――
**「今、自分が6割にいるかもしれない人」**へのメッセージです。

惰性で過ぎる毎日…心当たりはありませんか?

・毎日の仕事をこなすだけで精一杯。
・最低限のことはするけど、やりがいは特にない。
・「このまま定年までいけばいいか」と思いながら、なんとなく日々が過ぎている。

――もし思い当たるなら、あなたは今“6割ゾーン”にいるかもしれません。

実は私自身もサラリーマン時代、同じような状態に陥ったことがあります。
「頑張っても意味あるのか?」「ここに居続けて大丈夫なのか?」と考えながら、流されるように仕事をしていた時期です。

定年後に待っている現実

「定年したらのんびり旅行して暮らす」
そう思っている方も多いでしょう。

ですが現実は、健康寿命の壁が立ちはだかります。
お金があっても体力がなければ楽しめない。
だからこそ、“惰性で過ごす時間”を減らし、自分の人生を今から設計する必要があります。

 

人生を変えるきっかけを作ろう

「とはいえ、きっかけがない」と思う方もいるでしょう。
そんな時は、会社の外に目を向けてください。

興味のある勉強会、コミュニティ、サークル…なんでも構いません。
新しい刺激を受けると、まるで雷に打たれたように「自分はこうしたい!」という直感が降りてきます。

そして大事なのは、それを逆算して計画に落とし込むこと。
企業が事業計画を作るように、個人にも“人生計画”が必要です。

2-6-2の法則は変えられない、でも…

面白いことに、この2-6-2の法則はアリの世界でも成り立つそうです。
働きアリの2割は必死に働き、6割は普通、残りの2割はサボる。サボるアリを排除すると、新たに別の2割がサボり始めるとか。

つまり構造そのものは変えられない。
ですが――あなたが6割から抜け出し、スーパーマンの2割に入ることは可能です。

そして、その瞬間に「転職」「独立」「挑戦」といった新しい選択肢が見えてきます。
その動きこそが、あなた自身だけでなく、社会をも活性化させるのです。

 

6割にいることは、決して“悪”ではありません。
むしろ、抜け出すチャンスを秘めた“可能性のゾーン”です。

だからこそ今こそ、自分の人生をどう生きたいかを真剣に考えてみてください。
それが「なんとなく働く日々」からの脱出の第一歩になります。

本日もありがとうございました。

皆さんは スピリチュアル を信じますか?

私は5年くらい前までは「霊感が強い」と思い込んでいて、よく肩に何かが取り憑いている感覚がありました。けれど今は全く感じません。心霊スポットに近づいても平気です。これってめちゃくちゃラッキーですよね✌️

 

昔はパワーストーンやお祓いなど、縁起を担ぎまくっていました。でも実はそれが「自分の行動の足枷」になっていたなぁと感じています。

 

最近は、占い・スピリチュアル系のブログを読ませてもらうのが楽しいのですが、私の軸足は 「潜在意識」に移りました。

引き寄せの法則で成功したことはないのですが(笑)、潜在意識に「事業計画」を刷り込むことで成功体験を何度もしているので、この分野は自信を持って語れます。

 

たとえば「モラハラが強い旦那さん、奥さん」「浮気された奥さん、旦那さん」といった相談。これはビジネスに例えると「事業計画が立てられていない状態」と似ています。

つまり、将来の理想像がないから、目の前の“問題”に執着してしまうんです。

 

冷静に考えてください。

モラハラを繰り返す相手や、浮気した相手と「本当に」一緒に暮らし続けたいですか?

多くの場合は「縁を切りたい」と思うはず。それなのに経済的不安や、浮気相手に負けたくない気持ちが執着となり、問題から抜け出せなくなっているんです。

 

だからこそ大切なのは、自分がどうなるか先に設定すること

例えば「経済的に自立して、自分の好きなことができる未来」を3年後に叶えると決める。

そこから逆算して、2年後・1年後・半年後にやるべきことをノートに書き出す。

瞑想する女性と虹色の光

 

すると「今すぐ動けること」が見えてきませんか?

この瞬間、問題は「課題」に変わります。課題はクリアするたびに理想の未来へ近づくので、自然と前向きになれるんです。そしてこのプロセスこそ、潜在意識に強烈に響きます。

 

もし今、個人の悩みに押しつぶされそうな方がいたら――

ぜひ「問題」ではなく「未来の理想像」から逆算して、自分の人生計画を立ててみてください。

 

きっと、新しい一歩が踏み出せるはずです✨

 

本日もありがとうございました。


よく「肩書きが人を育てる」と言われます。

ですが、私はそうは思いません。肩書きがつく前から人格的にダメな人が、管理職になったからといって急に変わることは、ほとんどないのです。


もちろん、中には心を入れ替えて変わる人もいます。けれど、それはごく一部。

例えば、酒に飲まれて遅刻ばかりしていた人が、中間管理職になったからといって、すぐに本性が変わるでしょうか?難しいですよね。


さらに、若い頃からその姿を見てきた後輩たちが、そんな管理職の言うことを素直に聞くとは思えません。実際に、部下から厳しいメールを突きつけられて狼狽している管理職を、私は何人も見てきました。


では、そういう人は出世させるべきではないのでしょうか?

私は「その人の本質を見極めるべき」だと思います。

もしも酒に飲まれていた過去があっても、あるプロジェクトで根性で結果を出した経験があるなら、意識が変わる可能性もある。逆にそうした実績が全くない人なら、やはり昇進させない方が組織のためです。


大切なのは、若い頃から人格を磨ける経験を積ませること。

そこを疎かにしたまま肩書きだけ与えても、人も組織も成長できません。


貴方の周りではどうでしょうか?


本日もお読みいただき、ありがとうございました。


企業支援をしていると「補助金申請の事業計画を作ってほしい」と依頼されることがよくあります。

きっかけは「補助金が貰える!」と喜んだ企業からの紹介が多いのですが、その中には補助金をもらうこと自体が目的になっている企業も少なくありません。


初回のヒアリングでは、まず「採択から支払いまでの流れ」を説明します。

その上で、私は必ずこう伝えています。


💡補助金とは国や行政による“投資”であり、ビジネスとして投資価値がないものは対象にならない。

💡補助金は事業拡大のための手段であって、「お金をもらう計画」を作ることが目的ではない。


この説明をすると、経営者の姿勢が一発で分かります。

👉 自分なりのビジネスイメージを持ち、補助金を成長のために使いたい人は“支援する価値あり”と判断して、私は全力で伴走します。

👉 一方で「まだビジネスは決まっていない、これから考えます」という人は、ほぼ例外なく補助金申請まで至りません。その後も音信不通…これが現実です🤭


また補助金は“タダ”ではありません。

例えば「ものづくり補助金」の一例では…

1,125万円の機材を購入する場合、小規模企業なら750万円が補助されますが、残りの375万円は自腹です。中小企業なら補助率は1/2。つまり自己資金ゼロでは進められないのです。


補助金の内容は種類・規模・条件によって大きく異なるので、公募要領を必ず確認してくださいね。


結論はシンプルです。

補助金は“もらうため”に申請するものではなく、資金不足を補ってビジネスを加速させるために活用するもの

この考えを持てるかどうかが、補助金を正しく活かせる経営者かどうかの分かれ道だと思います。


本日も読んでいただきありがとうございました✨

三菱商事が洋上風力発電事業から撤退を正式に表明して、話題になっていますね。私は、さすが三菱商事だなと感心しました。


国の事業を公募入札して勝ち取るのは本当に大変です。実際、三菱商事を中心とするコンソーシアムは 2021年12月 に、秋田県(能代市・三種町・男鹿市沖、由利本荘市沖)と千葉県(銚子市沖)の 3海域すべてを落札しました。この時も、相当な人数を投入し、コストを精密に試算して「利益が見込める」と判断したうえでの入札だったはずです。


ところが、当時と今では外部環境がまったく違います。ひどい円安、原材料・光熱費・人件費・建設費の高騰。どれを見ても当初の見積もりと比べて圧倒的に高騰しています。行政との契約にある程度のコスト補填条項があった可能性はありますが、それでは到底吸収できない規模の変化です。


しかもこの事業は建設して終わりではなく、20年スパンで収益を見込む超長期プロジェクト。当初は「建設費はギリギリで、20年かけて回収する」というシナリオだったのでしょうが、いまや全く通用しなくなっています。


だからこそ、三菱商事の中西勝也社長が会見で「ビジネスとして成立しない」と明言したのは、むしろ潔く、戦略的な判断だと思います。違約金は莫大になるでしょうが、それでも撤退を選び、人材や資金を別事業に振り向けるのは正しい経営判断です。実際、三菱商事は2025年2月に 522億円の減損損失を既に計上しており、追加の損失は限定的と見込んでいます。

「画像はAIで作成しました」


もちろん、国や自治体が納得しづらいのは当然です。関係者も膨大な時間とコストをかけてきたわけですから。それでも、経営の現実を直視すれば「採算が合わないなら撤退が正当」という判断に、ビジネスマンとして私は納得します。