「ムダ」って、製造業を中心に 死に金に直結する大問題 だとご存じですか?
ところが、このムダを意識していない経営者の方は意外と多いんです。
例えば、製造業で各工程を属人化していませんか?
「この人がいないと回らない」という仕組みは、実はムダな属人化の典型例です。
本人は承認欲求を満たせるかもしれませんが、ノウハウは引き継がれず、会社にとってはリスクしか残りません。
経営者も「業務が回っているから」と見て見ぬふりをしがちですが、これこそが大きなムダ。
今日は、その解消のための 仕組みづくり を提案します。
ムダ発見を仕組み化する
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「ムダ発見会議」を毎週開催
各部署でムダを持ち寄り、経営者に報告。すぐ取り組めるものは即実行。
後回しにするものもリスト化して残し、必ず年に一度は見直す。 -
年度末に「ムダ解消大賞」を発表
最も利益につながった改善には報奨金を出す。
遊び心を加えることで、社員の士気もアップします。
実際の改善事例
ある金属加工業の会社では、営業が「日報を書くためだけに残業」をしていました。
その結果、営業活動が停滞し、売上は下降、決算は赤字に…。
私は「日報をやめて、毎朝15分の営業会議に切り替えましょう」と提案しました。
すると、
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不要な残業代が削減
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形式的な日報がなくなり、実のある意見交換が習慣化
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営業成績も回復
という成果につながったのです。
ムダの解消は、単なる経費削減にとどまらず、 利益と活力を生む原動力 です。
ぜひ「ムダ発見の仕組み化」に挑戦してみてください。
本日もありがとうございました。




