「この仕事は、あなたしかできない。」
――そう頼まれたら、どうですか?
人は誰でも、頼られた瞬間にスイッチが入ります。
普段以上の力を発揮しようとし、結果として大きな成長につながっていくのです。
仕事を囲い込むのはマネジメントではない
中間管理職の皆さん、自分の仕事を抱え込みすぎていませんか?
部下を使わず、自分だけで処理しているとしたら、それは「マネジメントをしていない」のと同じこと。
属人化は、現代企業において最も避けるべき愚策です。
会社にとって大切な“人材”という資産を遊休資産にしてしまっているようなものです。
マネジメント層の役割は、自分で手を動かすことではなく、部下に経験を積ませながらチームの力を最大化すること。
そのために必要なのが「頼り方」なのです。
頼られると人は力を発揮する
部下に仕事を依頼するとき、ぜひこう伝えてみてください。
「この仕事はスキルが求められるから、今のチームで任せられるのはあなたしかいない。」
たったこれだけで、部下のモチベーションは一気に高まります。
「自分は必要とされている」という承認欲求が満たされ、挑戦意欲が湧き上がるのです。
そして、その挑戦の中で得られる失敗も成功も、すべてが成長の糧となります。
頼られた経験は自己成長の加速装置となり、上司との信頼関係も深まっていきます。
「頼られる」というシンプルな一言が、組織を強くするきっかけになる。
部下に任せるときは、ぜひ“あなたしかできない”という思いを込めて依頼してみてください。
本日もお読みいただきありがとうございました✨