青春18きっぷ+αで行く南東北の旅 1日目(2)
米沢に到着すると、更に吹雪いてきた。
そんな中、相方はめげずに撮影を続けていた(笑)
天気がよければ上杉神社などを
観光する予定だったが、
悪天候のため全て中止して
すぐにホテルへ向かう。
駅からわずか300mほどの場所だが、
ホテルに着いたら体中が雪まみれになった。
さて、今日の晩御飯はどうしようか。
やはり米沢にきたからには
名物のアレを食べたい。
事前に数件候補を調べておいた。
その中でもネット上のクチコミや
ブログで評判の高かった店に行ってみることにした。
ホテルからも比較的近いが
店に着いてから臨時休業だったら悲しい。
定休日ではないことは公式サイトで
確認済みであるにもかかわらず
なぜわざわざ電話確認までするのか。
実は我が家、
これまでにも事前に調べておいた店に当日行ってみると、
急遽臨時休業になっているケースが非常に高いという
不運の持ち主。
そのため、当日の電話確認は必須事項なのだ。
電話をしてみると営業中という。ホッ。
その場で予約をしたところ、
準備を整えて待っていてくれるそうだ。
ホテルから徒歩7分。店に到着した。
そう、名物のアレとは「米沢牛」である。
電話予約の際にすき焼きを注文したのだ。
店の雰囲気は定食屋を少し上品にした感じだが、
通された座敷は、はいり口に
目隠しののれんが掛かっており
広々とした個室になっていて居心地が良い。
お肉が運ばれてくるまでの間、
この店の名物である肉団子を
おつまみにしながらビールを飲んで待つ。
この肉団子、かなりのデカサイズだが、
外はサクッとしていて中はふんわり。
甘辛のタレがウマイ。
そして待つこと10分。
お待ちかねのお肉が運ばれてきた。
お肉はリブロースを頼んだのだが、
値段に対し、想像以上に量が多く、
思わず「おぉ~~~」と声が出てしまった。
ここのお店は初めて訪れた場合、
女将がお肉の説明や
美味しい食べ方などを教えてくれて、
途中まで調理もしてくれる。
なんでもこの店では
未経産(子を産んでいない)雌牛の
最高級品を使っているという。
未経産雌牛は脂身が甘く
身は柔らかで非常に美味しいそうだ。
そして、運ばれてくる直前に切るため、
生のままでも食べられるほど鮮度が高い。
肉は切る前はチョコレート色をしているそうで
空気に触れて鮮やかなピンク色に変わってくる。
普通のすき焼きはお肉も野菜と一緒に煮るが
ここの店のすき焼きは一味違う。
鮮度が高いので、しゃぶしゃぶの要領で食べるのだ。
まず熱した鍋に牛脂をまんべんなくぬる。
鍋の半分に野菜を並べその上に割り下を注ぐ。
鍋がグツグツしてきたところで
お肉を割り下でしゃぶしゃぶ。
ほんのり火が通った具合が食べごろ。
パクッとひとくち。
ウ、ウマ~~~イッ![]()
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甘くて柔らかくてフワトロ~![]()
口の中からあっという間になくなってしまった。
じっくり味わいつつも手が止まらない。
ゆっくり食べたつもりだが、
あっという間に食べてしまった。
でも、十分過ぎる量でおなかはいっぱい。
美味しいものを食べている時って本当に幸せ。
サービス面も◎で全てが大大大満足![]()
ネットで調べて評判の良いお店に出向いても、
大抵は期待はずれに終わることが多いが
このお店は![]()
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![]()
米沢に行った甲斐があったというものだ。
リーズナブルなお値段で、
美味しい米沢牛が食べられる
「米沢牛亭 ぐっど 」
お近くにお立ち寄りの際はぜひ。
その後、幸せな気分でホテルに戻る。
温泉に入りながら食事の余韻にひたりつつ
心地よい眠気を感じてきた。
部屋に戻り、早々に床につく。
1日の疲れが癒され、あぁ~幸せ。
気づけば深い眠りに落ちていた。
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青春18きっぷ+αで行く南東北の旅 1日目(1)
この3連休を利用して
またもやプチ旅に出掛けることにした。
今回の行き先は「南東北」。
新潟からスタートし、山形で1泊
福島をまわって帰ってくる旅だ。
青春18きっぷを有効活用しようということで、
スタートは1月9日(金)夜。
「ムーンライトえちご」という夜行列車で
新潟に乗り込むことにした。
車内はいわゆる「テツ」がいっぱいだ(苦笑)
そして暖房と人の熱気でサウナ状態。
すごく蒸し暑くてかなり辛かった・・・![]()
1月10日(土)朝4時51分、新潟駅着。
相方が乗りたい&撮りたいという
「米坂線」を目指し移動を開始した。
本当ならば、米坂線沿線上でも
写真を撮る予定だったが、
この日はみぞれまじりのあいにくのお天気だった。
風も強く、時々吹雪のようにもなる。
今回は大雪で撮影するだけの重装備で臨んでいないため、
沿線撮影は次回に持ち越すことにして
駅撮りのみで行くこととした。
途中、疲れた体を癒しに
越後下関駅から歩いて行ける場所にある
桂の関温泉「ゆ~む」 へ。
※かなり寒く、吹雪いていたので画像なしデス。
この「ゆ~む」は関川村営の日帰り温泉施設なので、
すごくリーズナブルなのに施設が充実していた。
お風呂は大浴場と露天風呂、歩行風呂、
ジェットバス、サウナと種類も豊富。
休憩室も大広間の他に
リラックスルームという横になれる部屋や
囲炉裏を囲んだフローリングのホールまである。
施設自体も手入れが行き届いていてとてもキレイ。
そして、ほど良い暖房加減で居心地が良い。
これだけの施設が整っていれば
当然村民も利用率が高いようで、
次々と村民がやってきた。
ここは食べ物飲み物持ち込み自由なので、
村民は買い物してきたお惣菜や家で作ったおかず、
商店で買ってきたみかんや草団子 etc...
色々なものを持ち寄っておしゃべりや将棋に夢中。
まるでこれから村民の集会が
始まるんぢゃないかというほど
村民が次々とやってきては
家で寛ぐように楽しそうにしていた。
なんだかこの雰囲気が妙に落ち着いて
居心地が良かったので、
ついつい長居をしてしまったが、
今日の目指す先は米沢。
米坂線は本数も少ないので、
電車の時間に合わせて出発することにした。
駅までの道を歩くと、
国の重要文化財に指定されている家など
昔ながらの造りの家がいくつかあったので、
何枚かシャッターを切る。
米沢に向けのんびりと旅をつづける。
車窓から見える景色は
雪が降り積もり見渡す限り真っ白だ。
東京で暮らすわたしには
とても新鮮な景色でワクワクする。
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さよならEF55ムーミン(08年12月撮影)
相方につられて、思わぬテツデビューを
果たすことになったわたし。
デジイチを購入してまっさきに
相方が撮りに行きたい
と言ったのが
ムーミンである。
ムーミンと言っても当然のことながら
アニメのムーミンではない。
EF55という電気機関車のことで、
流線型のフォルムが
アニメのムーミンに似ていることから
「ムーミン」の愛称が付けられたらしい。
昭和11年に作られたこの電気機関車が
いよいよ引退することになったんだそうだ。
で、2月の引退を前に、いくつかの路線で
さよなら運転がされるということで、
元々「電気機関車」好きの相方が
飛びついたというワケである。
まず昨年12月13日に
上越線でファイナル運転があるということで、
早朝から繰り出した。
これがわたしにとっても記念すべきテツデビュー戦。
しかしながら、わたしの分の三脚の用意が間に合わず。
テツでは三脚に固定して撮影するのが
セオリーらしいが、デビュー戦は
手持ちで撮影することになった。
そして、初めてのお立ち台。
お立ち台とはいわゆる「撮影スポット」のことらしい。
既に20名程度先客がいた。
カメラの使い方もロクに理解していないわたしは
お立ち台の独特の雰囲気にのまれそうになる。
待つこと1時間30分。
待ちに待ったムーミンがやってきた。
なんとかシャッターを切ることが出来たが、
ん~車体が光っちゃった・・・![]()
ま、でも記念ということで◎。
撮りテツは以外と楽しいかも・・・と
思っちゃった自分に驚く。
何が楽しいかというと、
周りのシャッター音につられることなく
自分が設定したベストな位置に列車が来るまで待って
シャッターを切る。
シャッターチャンスはわずか1秒程度。
この瞬間が結構ドキドキして楽しいのだ。
その後、ムーミンが水上駅でしばらく停車ということで
水上駅へ向かうことにした。
水上駅についてビックリ![]()
見渡す限り、テツ、鉄、てつ・・・。
ついでに水上温泉に来ているフツーの
観光客まで押し寄せている。
ピークはこの何倍も人がいた。
せっかくなので、近寄ってシャッターを切ってみたが
デジイチは難しい![]()
そして、12月27日・28日は
信越本線でさよなら運転。
年の瀬なんて関係なし。
もちろん相方は撮りに行くと言い出した。
それも2日連続で・・・![]()
完全にテツにどっぷりハマっている![]()
安中鉄橋という有名なお立ち台から
撮影することにして
前回よりも更に朝早くからお立ち台に乗り込む。
2日共に絶好の撮影日和。
28日は最終的には300人近くのテツが
このお立ち台にやってきた。
恐るべしテツ。
わたしもせっかくだからと
テツと共にシャッターを切った。
2回目はなんだかピンボケ気味だ。
そして、本当に最後となる
今月17日・18日。
当然相方は行く気マンマンである![]()
相方いわく、たまたまムーミンのさよなら運転の
時期に重なったからこんなにハードなだけ。
普段はもっとのどかに撮れるよ、とのこと。
でも、わたしは鉄道よりも風景が撮りたい。
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