さて待望の日本GP、といってもついこの前開催された気もするが、
本年度はアジア地域ドサ周りの都合から初めての春の開催となった.
三重県鈴鹿サーキットでの開催.
二週間も間が空いたゆえ、ドライバーたちは早めに来日し、それぞれの
日本でのホリディを楽しんだよう.日本各地で目撃されていたね(笑).
さて、フリー走行2だけは雨に見舞われ、各チームレインタイアを温存した
なか、RBの角田裕毅が一人ロングランをこなし、4番手についたのが印象的.
他のフリー走行や予選はドライ環境で行われた.土曜午後の予選を制したのは
またもレッドブルのM.フェルスタッペン.1分28秒197と圧巻のポールを獲得.
2番手には0.066秒の僅差でチームメイトのS.ペレスが続き、レッドブルが
フロントローを独占した.
3番手にはトップから0.292秒差でマクラーレンのL.ノリスが続いた.
チームメイトのO.ピアストリも6番手に入り、マクラーレンが鈴鹿で速さを
見せている.
4番手は前戦オーストラリアで優勝したフェラーリのC.サインツJr..
チームメイトのC.ルクレールは8番手.5番手にはアストンマーティンの
F.アロンソ.メルセデスは、L.ハミルトンが7番手、G.ラッセルが9番手.
角田裕毅(RB)は3戦連続となるQ3進出を果たして10番手に喰込んで見せた.
さて、日曜午後の決勝.天候は晴れ、気温気温22℃、路面温度40℃のドライ.
ピレリは鈴鹿にC1からC3と固めのコンパウンドを持ち込んだ.
されど、ピレリのシュミレーションによると2ストップが最良と.
抜きにくい鈴鹿ではタイヤ戦略が大事かも.
スタートは上位陣は無難にこなしたが、中段でウィリアムズのA.アルボンが
RBのD.リカルドに接触して両車リタイア.赤旗中断と成った.
十数分の中断後リスタートは問題無し.
意外と天候が良くなり路面温度は上昇気味、タイヤのデグラデーションも
大きくて、各上位チームはハード・ハード・メデイアムの2ストップ戦略.
途中タイヤ交換のピットインで順位の入れ替わりはあったものの、
けっきょく、又もレッドブルの独走は続き、53周をゴールした.
盤石のポールトゥウィン、M.フェルスタッペンの優勝.
2位に同僚のS.ペレス.3位にフェラーリのS.ペレス.
4位に同僚のC.ルクレール.5位にアストンマーチンのF.アロンソ.
6位にマクラーレンのL.ノリス.7位にメルセデスのG.ラッセル.
8位にマクラーレンのO.ピアストリ、9位にメルセデスのL.ハミルトン.
そして10位にRBの角田裕毅が入賞.ポイント1を勝ち取った.
角田は途中13位位まで順位を落としたが、2ストップ目の
集団ピットインで他車を出し抜いて10位に戻れたのが大きかった.
トップ5チームの牙城を崩して10位に食い込めたのは素晴らしい走り
であった.これでリタイアしてしまった同僚D.リカルドとのチーム内の
勢力争いに多きく差を付けた.
次戦は2週間後の中国GP.上海インターナショナルサーキットでの開催.
コロナ禍の影響で5年ぶり.本年1回目のスプリントレースが開催される.
.