2024.4.19 あしかが大藤新宿号、185系C1編成で運転〜そして最終章へ?① | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

例年になく今季は、旅の記録が溜まりに溜まっている。

3月から俄に意欲は増していて、次のアイデアも多く蓄積中。

新しいものもいいが、やはりどうしても“先が見えるもの”への愛着は増していく一方でー。


4月19日、金曜日。

約10ヶ月ぶりに185系に乗ってから、それからまだ1週間も経っていない。

この日以降、毎年恒例の「あしかが大藤まつり」関連の臨時特急列車の運転が始まっていた。

今年はこれまでと趣向が変わり、大船発着のほか高尾、吉川美南、新宿発着が設定。

基本は4月20日〜5月6日までの土休日指定日運行だったが…


新宿発着だけは4月19・26日。


つまり普通の金曜日に運転という、なかなか異例の設定になっていた。


しかも使用車両が、185系C1編成。


他にも吉川美南発着が185系と予告されていたが、こちらはストライプのB6編成。

レアな緑帯のリバイバルカラーが、平日金曜日に走ることとなった。


まぁ、使われる編成も編成だし、これまでのように競争率は高いんだろうなと踏んでいた。

それもあって一般発売から3日経った3月22日、何の気なしに指定席券売機を叩いてみたが…


スカスカ。


なんと、意外にも空席だらけではないか?!

これはただ平日だからなのか、それとも…

複雑な気持ちに苛まれつつも、せっかくだからとまずは往路だけ指定席特急券を確保。


因みにこの時は、復路は東武鉄道に“転線”して、3月末から走り始めた「カルピスEXPRESS」へ

乗車して帰ろう、というザックリとした計画を立てていた。

しかし、乗車前日に東武鉄道の運転計画表を調べたら


この日に限って運転なし!


やむなく、復路の「あしかが大藤新宿号」の指定席の空きをダメもとで確認したら…


またまたあっさりゲット。


どうした?!185系。

4月13日の「185」といい、ちょっと人気に陰りが??

これだったら、わざわざ仕事を休んでまでも乗りに行くことは無かったか???

とてつもなく複雑な気持ちを抱きながら、4月19日当日を迎えることとなった。


…てことで、最初は送り込み回送から。

新宿の発車が10:03ということで、いつもより動きに余裕ができていたからだ。

考えに考え、まず最初に寄ったのは

土呂。

東大宮操車場を出て、最初の駅である。


8:11。

この時間が、再会の時間となった。

なんと、前回の再会からおよそ1年半ぶりもの時間が経っている。

緑帯塗装が復刻されたまでは良かったのだが、一時期の周囲の過熱ぶりに嫌気が差していたのか

B6編成に比べると稼働率は著しく低く推移していた。


車両の選定にもツッコミどころはある。

とにかく、さまざまな情勢の変化に飲み込まれた感がある形式になってしまっていた。


そんな複雑な気持ちを、この日は終始持ち続けていく。

そのことが、さまざまな動きを微妙に狂わせていくことにもなっていくのである。


早速見える、あーあーな部分も。


そうでもしないと、撮れないの?


という嘆き。

相変わらずの手癖足癖、悪い癖。

それは若年層に悪い意味で伝染し、その口癖に怒りを爆発させることに繋がっていく。


さて、見送ったら長居不要。

続けて向かったのは

大宮操こと、さいたま新都心。


ここで早くも、44分もの長時間停車となる。

朝ラッシュをやり過ごしてから、余裕をもって都心に入っていく魂胆だ。


ここは出発信号機の位置上、東京寄りの停車。

東北・高崎線3・4番ホーム先端のこの構図でのみ撮るのが精一杯であった。


この時、何人か入れ替わりに撮っていたのだが…

そのうちの一人と目が合って、互いにアレレっ?!となった。

なんと6日前、高輪ゲートウェイ駅で会話を交わしていた会社員氏だったのである。

ええ〜こんなとこでも!なんて爆笑して挨拶を交わした次の瞬間


じゃ私、仕事なんで!


と、颯爽と東京方面の列車に乗って、颯爽と去っていったのであった。

…またいずれ、どこかで会いそうだなぁw


停車している最中も、特急列車が行き交う。

「湘南」運用を終えたE257系に、「スペーシアきぬがわ」の送り込み回送中の東武100系。


この東武100系が185系を被せるように、ここで時間調整停車。

これが、この場所を離れる合図となった。

まぁ、発車しなに車内から並びが撮れるかなと思ったが…


微妙にさいたま新都心駅到着列車と、被る。


もっと後方の車両に乗っていたら撮れたかもしれなかったが、まぁ仕方ない。

まだまだ旅の本番すら始まってはいない。

さまざま気難しい気持ちを抱えながら、ウォーミングアップを続けていく。