置き換え間近!東急9000・9020系最後の記録⑤ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

5月13日から、ふと思い立って記録行脚を始めた東急9000・9020系。

最近の情勢を鑑みると、編成数が減って希少になるにつれて撮り鉄の動きが慌ただしくなる。

そのくせ、いい写真を撮りたいことばかりが優先され、周りの迷惑を省みない輩が出てくる。

何度問題を提起しても一向に改善が見られない、独特の自浄作用の無さを発揮する。

もう何度も飽きるほど言い続けてきたが、鉄道会社側もそろそろ堪忍袋が破れかけていること…

というか、いい加減に限界だと気づかないと、確実に取り返しのつかないことになる。


…そうなる前に、静かなうちに、実質100%のうちに。

昨年の都営5300形5320Fは残り1編成になってからではあったが、正式な引退時期が掴めない

時期から乗車と撮影を重ねたから、概ねトラブルもなく(ほぼ)記録を完結できた。

今回の東急9000・9020系はグループ全体でまだ18編成、いくらでもやれる。

大井町線で各停を待てば、まだ確実に遭遇できる。

あとは、折々に安定して記録意欲を高めるようにできれば尚最高なのであるが。


5月21日、日曜日。


この日は、昼に川崎で開催された友人のバンドのライブに行ったのだが…

少し時間に余裕があったのと、大井町の某老舗有名店でランチを取ることに決めたため寄り道。

結果的にランチはイマイチだったのだが、寄り道したのだからと1週間ぶりの記録に動いた。

まずはやはり溝の口から、意外にしっかり撮影してこなかった定番カットから始める。


それもまたトップナンバー9001Fからで、実に幸先が良い。

ランチの選択は誤ったが(川崎のいつもの店にすれば良かった)納得できる記録に。


まぁ、まずは来た9006Fに乗って少しずつ動くことに。

まだ次の予定には十分余裕のある、12時少し前からのスタートとなった。


9000系といえば、漏れなく体感しておきたいポイントは車端部のボックスシート。

クハに1対、モハに2対が設置されている。

およそ半数は優先席指定なので、非優先席のボックスで乗り心地を堪能したい。


二子玉川へ移動。

大井町線もATC化されて久しい。

進路・種別表示灯と絡めた記録も忘れずに。


二子玉川は、立地の関係もあるからか撮影記録は割と多く残されている。


そして、9001Fに乗って大井町線を南下。

ふと、クハ9001のマスコンハンドルを見ると、塗装が剥げて地金が剥き出しに!

日々の過酷な運用をこなす故なのだろうか。





この日は、ひたすらに南下するのみ。

ドアカットの九品仏駅は、後日訪問することに。


南下するにつれて、先頭から混雑していくのが大井町線の特徴。

大井町に着くと、たくさんの乗客がドッと吐き出されてきた。


京王井の頭線ほどではないが、急行を除いて折り返し時間は長くはない。

手早く交代して、また溝の口に向けて各停運用は続く。


見送って、また出迎える。


この日、この一連の記録行脚で初めて大井町線生え抜きの9007Fに遭遇した。

とはいえ、他の編成と外観仕様は概ね統一されている。

優等運用にも入らず、グループの中では一番地味でコツコツと走ってきた編成かもしれない。


…この日は、これで記録を終え、ランチ後に川崎に向かった。

そして、記録の勢いはまだブレーキは掛からない。

アイデアが浮かぶうちは、まずどんどん動いていくに限る。