2021.5.5 臨時快速あしかが大藤まつり号の旅⑤ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

ここまでの旅の記録


「あしかが大藤まつり2号」は小山にドアが開かぬまま11分停車し、15:25に発車。

ポイントをゆっくり渡り、東北本線へ。
しかしまたまたまた降り始めの雨にやられ、主電動機の唸り高らかな大空転に先行き不安にw
だがそれもほどなく持ち直し、時にフルノッチが入りつつも順調に南下していく。

車内の流れも落ち着き、まったりとした時間が流れる。
この辺りで自分も気持ちが緩み、少し舟を漕ぐほどの快適な鉄道旅。

やがて、東京メトロ半蔵門線の08系の姿が見えてくると、帰ってきたなとの思いを強くし…

15:55、久喜に到着。
ここからは停車駅も増え、少しずつ賑やかになっていく。

蓮田16:05着。

そして大宮16:14、3番ホーム着。
ここで指定席券を持たない人達が誤って乗り込んできて、また降りるハプニングも。

列車は浦和16:20、赤羽16:28と順調に停車。

またまた尾久に疎開中の185系に再会し…

アレっ3本居る!

このことが後に、少しばかり行動パターンを変えることに…
そして16:39、上野駅に到着。
地上16番ホームに入線し「あしかが大藤まつり2号」の旅はこれで終わった。
今回2号にわざわざ乗ったのは、上野駅の地上ホームに入る所を乗りたかったからだった。
上野から乗ることはあったが、乗ってきて降りた記憶がまるでない。

そして、上野駅のこの場所で185系を見るのも相当久しぶりのことである。
斜めストライプなのは違和感があるが、紛れもなく185系が上野に帰ってきた。

ここで友達親子の出迎えを受けてビックリし、近況報告をしながらホームを歩く。

折り返し東大宮に回送されるまで10分しかなかったが、ホームはなかなかな賑わいだった。
ちょうど15番線には651系も並び、華を添える。
かつては「スーパーひたち」で活躍していた651系も、装いを変え185系の後継として「草津」の
運用に就くようになるとは、四半世紀前の自分にはまるで想像がつかなかったな。

なにより、また上野〜東京間が繋がって、上野東京ラインとして行き来できるようになるとは…
さまざまな四半世紀分の感情がぶわっと高まるのは、どうにも抑えようがなかった。

そして、16:49。
任務を全て終え、またしばらくの眠りにつくために東大宮へ…
そして自分も今回の旅を全て終え…

てはいない。

まだまだ185系旅は終わらない。
まだ乗れる、そう気づいてこの数日前にスケジュールを動かしていた。
もう少しだけ、その走りを我が心に刻み付ける旅を続ける。