さて、今年3月のダイヤ改正で大きな変化がある東海道線系統。
約40年定期運用されてきた185系が大きな話題なのだが、ここまで定期運用引退とも書かれていない
処遇不明な形式がまだあることを、すでに勘の鋭い諸氏は気がついているだろう。
215系、オール二階建て車。
近年は湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原か、主に土休日観光シーズンの
ホリデー快速ビューやまなしに充当されるのみのレア形式と化している。
気づけば車齢も長いもので29年近く、いつ落ちてもおかしくない形式だが、そんな数少ない運用の中
平日朝の湘南ライナー6・8号は、東海道貨物線〜横須賀線を経由し東京駅地下ホームに入線する。
この運用は、一昨年11月30日の相鉄直通ダイヤ改正から実施されていることを最近知った。
…昨年12月29日は、2020年の平日ダイヤ最終日だったこともあり、都内での用事の折に記録回収へ。
この日にはE235系1000番台に多数遭遇しているが、本命はこちらだったのだ。
8:13に東京に到着した湘南ライナー6号は、しばらく停車したのち8:28に発車。
東京駅の発車案内にも書かれているから、先回りは十分可能だ。
そして、8:36頃に錦糸町駅電留線に直接入線してくる。
東京方の頭を合わせて停止するので、E217系との並びが撮れる。
ここに間違いなくいるという、何よりの証にはなる。
10分もすれば、手前にまた東京から回送電車がやってくる。
この日は全てE217系だったが、いずれE235系との並びも見られそうだし、すでに見られたか?
この日は総武快速線の遅延で、よもやの発車していくE235系と並ぶ場面が見られたが…
普段はそれもなく、すっきりと発車していく場面が収められそう。
架線柱のワイヤーの処理が悩ましいが。
せめて東京から大船まで営業して欲しい気もするが、ドア数の関係もあるから難しかろうね。
とりあえず一区切りまでは残り3ヶ月ほど、機会が限られる故に集中が予想されるが…
E235系の時に書いたように、JR側は一部撮り鉄マナーの悪化に神経を尖らせている。どうか外れる動きをすることがないよう、これからより気をつけあっていきたいものだ。