先日、出光美術館と日本橋高島屋の展示をはしごした。

出光美術館では「三代・山田常山」展。

日本橋高島屋では「隠元・黄檗文化」展。

実は、両方とも知識がない分野。

三代・山田常山は常滑焼の作家。

煎茶に使う道具を多く制作している。

私は煎茶の知識はない。

自分が習っている茶道とは違う魅力があるらしい。

常滑焼の急須は、オレンジ色の物(朱泥)しか知らなかった。

紫泥など違う色、材質もある。

知らない用語の解説も貼られていて、解りやすかった。

さらに驚いたこともあった。

朱泥などの常滑焼とは違う魅力が!

茶道の道具、茶碗なども展示してあった。

石、砂が大集合しているような様子。

色は、侘びている。

結構好きな色合だな。

かなりの迫力の壷にも圧倒されつつ、知らなかった常滑焼の一面を味わうことができた。

出光美術館の休憩スペースは眺めが良い。

ゆっくりしたかったが、次があるので、、

出光美術館は帝劇へ行く人達とかちあう。

到着した頃は、タッキーこと滝沢秀明くんの舞台へ向かう人並みに飲まれそうだったが、もう静かになっていた。

歩いて日本橋高島屋へ。

つづきは次回!
漫画「へうげもの」の単行本は、発売が近い!

またNHKアニメ「へうげもの」は最終回が近い!

単行本は、1月23日発売予定だ。

単行本は年に二回発売され、暑い時と寒い時と記憶している。

まだまだ織部は死なないから連載は続くのだろう。

そして、アニメは?

連載が終わっていないから、どこで切るのか興味がある。

予定では、1月いっぱいだろう。

そうなると、利休の死までか、、

続編を作る可能性があるな、ミタと違って(笑)

民放で実写版を作ったりして、、

予算と勇気のある局はないだろうか?

この作品も一種の時代劇。時代劇を盛り上げるのに一役買うかも。

強みはフィクションにて候だから、「Jin~仁」に通じるものがあるかもしれないし。

織部の役は誰が良いか?

…と、また妄想に浸りそうなのでこのへんで、、、、(笑)
年が明け、東京ミッドタウン内のサントリー美術館へ。

お目当ては、呈茶席と展示である。

以前、呈茶席で抹茶とお菓子をいただいたことがある。

呈茶席はリピーターの方が結構いらっしゃるようだ。

やはり茶の湯は季節によって変わるからね。

私も新年の御席にぜひ、と思っていた。


新年らしく床の間には「結び柳」が。

香合は「辰」

主茶碗は永楽「安南写」龍の絵が描かれていた。

五客くらいの方に出された、結構大きめに龍の顔が描かれている茶碗も印象に残った。

六兵衛窯とのこと。

蓋置は「つくばね」

お菓子は「花びら餅」

印象に残ったお道具は、

高取焼の水指。

遠目では色がいいな~と思い、近くで観せていただくと、良い形だった。

12月の稽古納めから時間が経っている。

社中の初釜はまだだし、、

ちょっと淋しい。

やはりお茶はいいなー。

初釜も待ち遠しくなってきた。


呈茶席の後、展示を観た。

「広重 東海道五拾三次」か開催中だ。

東海道の宿場順に作品が並んでいる。

箱根までは、箱根駅伝で聞く地名も多い。

箱根の峠もビックリするくらいの急坂(ホントにそうだけどね)に描かれている。

また、伊勢参りへ向かう旅人も東海道を歩いていた。

犬が主人の代わりに伊勢参りをした例もあったそうだ。

旅人に饅頭をもらっている犬も描かれている。

なんでも周りの旅人が犬の面倒を見たそうだ。

犬は太ったかな?

なんと、のどかな(笑)

この国は、今も動物には優しいか。

展示は1月16日まで

興味のある方はお早めに!
まるごとわかる!図説「茶の湯」入門: 人気コミック「へうげもの」が友情出演! (学研ムック)/著者不明
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商品の画像がないけど、、、私の住んでいる地域には本屋さんが少ない。


数年前にもよりの駅前に、やっと一軒できた。


そのため、本を買うのはバスで行くことができるもより駅の本屋さんか、ターミナル駅の大型書店となる。


久しぶりにもより駅の本屋さんへ。


そこに「茶の湯入門」が売っていた。この手の本は、すぐ買ってしまうな(笑)


しかし、一冊しかない、、、


最初は数冊あっただろうに。


考えてみればこちらの本屋さんには思い当たることがある。


茶道の入門的な本は、だんだん縮小され、とうとう売り場から無くなった。


しかし、裏千家系月刊誌「淡交」、表千家系の「茶道雑誌」が売り切れていることが多い。※まあ、私はめったに買わないけど。


また、茶道のツイッターなどをされている方が紹介した小説(茶道ネタが出てくる)が、極端に売れていた。


そして今日私が買った本も、残り一冊だし。


たまたまかもしれないけれど、こちらの本屋さんの近辺に茶人の方が結構住んでいらっしゃるのか?


茶道の入門的な本は必要なく、さらに上を目指す情報などが必要なレベルの、、、。


それもネット情報に敏感な、、、


もより駅で着物姿の方はお見かけしないけどな~。


小さな本屋さんに数人の茶人?


漫画「へうげもの」が次に発売される時もチェックしようかな。


「売り切れです」と言われたら、もう私の予想はお当たりだろう。





昨年、先生に思わず言ってしまったことがある。

「茶カブキを、いつかやってみたいです」

先生は

「濃茶を色々飲んで勉強しないと難しいよ~」

と。

そうか、私はお稽古に使う濃茶くらいしか飲んでいない。

たまたま私の頂き物の濃茶をお稽古で使った時は、飲み比べができた。

濃茶でも味は違う。

色々なんだな濃茶も。

闘茶、茶カブキは、お茶を当てるのだ。

まだ経験がない。

一度やってみたいな。

ちなみに鼻はいいけど舌に自信はない。

茶道からハズレるけど、「神の雫」というワインを扱った漫画がある。

主人公の雫は、ワインの知識を覚える能力はイマイチだが、、

テイスティング力は天下一品!

雫君ならば、たやすく茶を当ててしまうだろうな。

その能力、少しくだされ(笑)

私が闘茶、茶カブキをする機会があったら、

我に力を!

※大河「風林火山」のポスターみたいだ

早くその日がきますように!