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未来から今につなげる終活アドバイザー千亜季です。
終活と云う未来に備える事で、今の大切さを知り、今を生きる。をお伝えしたく書いています。
私の父は現在、認知症になり施設にお世話になっております。
4年前の発症時は坂を転がる様にすごいスピードで進行していきました。
と、同時に母の体調も異常が出て(現在は問題なく、医師に命の保証は出来ますよと言われるくらいになりました。)実際に自宅で父を看る事は困難になりました。
私は直ぐに行動に移し、街中の特別養護老人ホームを調べて見学に行きました。
しかし、正直に言ってここにお願いするなら自宅で看るしかないと思ってしまう施設もあり。 コチラです
そして、今お世話になっている施設に伺ったのは陽も落ちた頃。
心も身体もくたくたでした・・・
施設に着いて先ず思った事は、余りの立派さに(お父さんはここは無理だなぁ~)
でも、来ちゃったし、せっかくだから、くらいの諦めムード。
出迎えて下さった責任者の方は男性、30代後半、色黒に髪型はデザイン性のあるツーブロック、履いていたパンツもロールアップしてあり、Tシャツも何やらおしゃれ。
違反ではないでしょうが介護施設に相応しくないその恰好を見て、無性に腹が立ちイライラしました。
相当疲れていたんでしょうね、私。
疲れと落胆で私の心は完全に斜めになっていました。
その後、ロビーに案内されて。
その方が私と母に「沢山の所を見て回られたのですね。お疲れではないですか?お話ししたい事は遠慮なく話してくださいね!」
本来でしたら感謝する所でなのでしょうが、私の感情はピークに達していて。
(あぁ、疲れているよ、何でも話せって分かった事言わないでよ!)
介護が必要になった家族は不安や混乱と同時に怒りもあると思うのです。
私は堰を切ったように言いました。
ここは無理だと思ったから八つ当たりも込めて言いました。
「私の父はすごい勢いでぼけてしまいました。
だから私はアパートを引き払って実家に入りました。
それは母を助ける為です。
でも、その母も手術が必要な状態です。
でも、他に看る家族がいるじゃんなんて思わないでください。
娘の私がいるじゃんなんて思わないでください。
父は私の事は分かりません。
母の事が辛うじて分かるだけです。
実際、私も仕事も家事も育児もありますし子供はまだ小さいんです。
混乱する父を私は看れないんです。
いや、父が私ではダメなんです。
私ではダメなんです!」
そう言った時は表情も言葉もかなりきつかっと思います。
自分でも叩き付けるように言った事を覚えていますから。
すると、その方は私をまっぐに見て静かに
「・・・伝わりましたよ・・・」と、たった一言。
私はその瞬間に張りつめていた心が柔らかく包まれた感じがして大泣きしてしまいました。
子供みたいに泣きました。嗚咽して泣きました。
その間も、その方はずっと黙って傍にいて。
夜の静かなロビーにその泣き声は響いて、その光景は今でも忘れていません。
私はそれまで、弱っている母に平静を装って不安にさせないこと。
自身にも押し寄せてくる不安を打ち消すことに相当疲れていたのだと思います。
それから間もなく、直ぐに部屋の空きが出来たとの知らせを頂き今に至ります。
その方と会えて、その言葉がなければ、私は現実を受け止めながらも潰れていたと思います。
現実を受け止めながら、成す術もなく潰れていたと思います。
私の心からの叫びに近い訴えを受け止めて、一言だけを放って下さった方。
人は心ある一言で救われるのです。
私はずっと忘れませんし、私もその様に人の心を受け止めて包み込める様な存在になれるように進みます。
