今朝も出勤前に寄るところがあって
カリカリ急いでいたところ
あと9分で炊きあがるという
クライマックス炊飯器のご飯を
パカッと開けて
よそって食べたり(父)
(危ないやん)
その9分後炊きあがったときのお知らせ音
「♪アマリリス」を
ワタシのスマホの着信音だと思い
おーい!
おーい!
電話だぞーーー!
おーいAーーーー!
と必死に二階に向かって呼ぶ(父)など
朝の鬼相で般若なワタシを
お炊き上げ
お焚き上げいただきたく存じます。
浄化されたしーーーーーーーーー
認知症の父との日々を書いています
介護認定調査の訪問時間
確か7分ほど前に滑り込んだワタシたち。
「はい、ご迷惑おかけしました」
というあえて軽めの父の謝罪を
車の中で受けたのだけど
まぁ怒るとかの話じゃないので
トホホって作り顔を返して
その後はセカセカお茶の準備とかして
すぐに調査員の女性を迎える時間。
50代くらいの方で
思ったよりも(当たり前なのか)淡々と
調査は始まる。
基本的に堅いのが苦手で
すぐおちゃらけようとする親子なので←認めたくないけど
ちょっと戸惑いながら
真面目に答えていく。
今日の日付とか
生年月日とか
身体の状態とか
できることできないこと
今の困りごととか
たくさん質問があった記憶。
座っているイスから立ち上がったり
ちょっと歩いてみたり。動作確認。
「こんなことーー本気で調べるのーー?
これくらい普通にできるわー」
と、いつもよりシャキシャキ動き
いつもより饒舌にしゃべる父。
介護認定あるある
だけど
それもカワイイ、っていう風には
ちょっと笑えなかったな。
なんていうかな
絶対侮られまいという威圧にも
自信がないからこその虚勢にも見えるし
こういう父を見るのが
少しイヤだった。
そんな父、見たことなかったから。
ただ、事実はお伝えしなければならない
ついさっきまでの
朝の事件簿や
車の運転についてや
病院で言われていること
なるべく
父の人前での自尊心を傷つけないように
ソフトに事実を並べたつもりだけどw
ときどき
「あーっそれはなぁ、自分でもわからん」
↑世界の終わり事件
「へぇ、その節はすみませんでした」
↑海まで徘徊
「あれはなぁ、
ほんとにいる気配がしたんですよ」
↑幻視?家の中に誰かがいる騒動
と、横からワーって割り込んでくる。
どうしても
和やかな談笑の雰囲気に
持っていきたいらしい。
そんな父にもひるまず
聞くことは全部聞いて
「ありがとうございました長い時間
おつかれさまでした」
と、淡々と終了のお知らせ。
結構長かった。
そして、さり気なくワタシに
「娘さん、別でお話少し聞きましょうか」と
笑顔で言う。
父も聴こえてたとは思うけど
そこは自然に玄関まで一緒の後
「車まで送ってくるわね」と
停めた車はすぐそこだけど
ちょっとだけ歩くから笑
玄関の中に父を置き去りにして
ワタシは質問を受ける。
「いろいろ認知機能の低下はあるようですね
身体はしっかりしてらしゃるし
受け答えもだいたいは。
でも理解できないこともちらほら」
「そうですね、いいときもあるんですが
こちらが困る場面は
たくさんありますね」
そんな話をしていると
父がガマンしきれなかったのか
普通に明るく歩いてきて
話に割り込み始める。
(ぅわ)
フェンスに肘をのせて寄りかかり
なぜか優雅に
「いやぁ、ソワソワするんですわ
当たっちゃったもんでね
誰かに獲られんかと思って
今から連れてってもらえるんだろ?」
とワタシに聞く。
最後に
自爆しにきたのか?
ワタシにしか解読できない内容だわね。
「それはね、まだ当選発表前だからね」
えぇぇぇぇぇ
父が
何やら愕然として真剣にいろいろ言っているが
無視して笑顔で
調査員の方にお伝えする。
「宝くじの話なんですが
抽選は明後日なんです
ハロウィンジャンボ」
うんうんうん、と真顔で頷いて
調査員の方は帰っていかれました。
ケアマネ先輩からは
「お父さんが当日頑張っちゃったら
もしかして要支援になるかも
でも予想は要介護1」
と言われていた。
的中ドンズバ
今週が最終回か!
認定のお知らせは
ここから1か月以上かかったけどね。
今日は雨すごかったねーー