GPS狂想曲① | 長女Aは、夢を見る。

長女Aは、夢を見る。

長女A(満50歳)
父と同居を始めてみた。

大学生の息子×2
父の愛犬
ワタシの愛猫

楽しいことばかりじゃないと
重々考えてのことだったけど

想定以上の毎日に
もう笑うしかないわけで。

いや、ほんとは泣いて怒ってばかりだけどさ。

 

 

 

 

 

週のしょっぱな月曜から

突発的な残業……

 

 

父の夕ご飯は

大学生の息子に頼んで(解凍とか)

助かったけど

今週もなんか波乱の予感昇天

 

 

 

 

 

認知症の父との日々を書いています

現在、要介護1認定の父(77)との日々

 

認知症?と気づく少し前からのこと

レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと

今の日常のどーでもいいこと

 

書くことで

何かが変えられたらいいな、って

思ってるんでしょうね、ワタシは。
 

 

 

 

 

とうとう

実家での父との同居が始まり(2023年10月)

 

 

ブログに書いてきたように

その前から

徐々に問題が起き始めてて

病院、ケアマネ先輩、デイサービス、と

動けることを順番に。

 

 

でも、この次。

 

 

「次の病院受診」

「デイサービス初日」

「介護認定調査」

までの間に

 

 

またひとつ始まった。

 

 

 

やっと引っ越しは終わったけど

しばらくは

旧居のマンションの片づけなどもあり

バタバタしていた記憶。

 

 

同居自体はあまり問題なくスタートしたが

一緒に住むようになって気づいたのが

父の落ち着かない行動。

 

 

今まで

イヌの散歩やパチンコに行く以外は

リビングのソファにドカッと座って

テレビをつけながら新聞を読み

そのままウトウト

 

なんならそのまま就寝

 

 

という感じだと思っていたが

 

 

自分の部屋と庭の畑を

一日に何度も往復し

そのたびに玄関のドアの音がする。

窓から覗いて見ても

畑で特に何をするでもなく驚き


 

 

基本2階がワタシたち3人の個室

トイレ、洗面

1階は玄関すぐの部屋が父の個室

トイレ洗面お風呂

一番奥にLDK。

1階はイヌのエリア

2階がネコのエリア。

 

 

そして、どうも日に何度か

坂の下にあるドラッグストアに

足を運んでいる様子。

 (菓子パンチェック)

 

平日はワタシたちは仕事や学校だから

ずっと見ているわけじゃないけど

たぶん落ち着いてはいない。

 

 

そして、イヌの散歩に出かけて

「なかなか家にたどりつかなかった」と

夕飯時に笑って報告を受ける。

通りかかった人に途中まで送ってもらったらしい汗

 

 

弟①と会社でそのことを話していると

タイミング良く

ケアマネージャー先輩から電話がかかってきて

 

 

以前の「海まで迷子」のときの話から







GPSの導入を薦められていて

その詳しい情報の内容だった。

 

 


「お父さんを日中

誰もいない家に閉じ込めておくのは難しい。

であれば

転倒や事故のリスクを考慮しても

GPSで追って行方がわからないことは

防ぎましょう」

 

 

とのことで。

 

 

先輩が言うには

介護保険サービスを使って月額数百円で

靴に取付けられるGPSや

(結構目立つ大きさ)

GPSの装置が内臓できる靴

(専用靴は購入・GPSの契約)

があるのだけれど

 


 例えばこんな靴




まず履きなれない靴を履かない可能性や

契約手続き、月額料が発生することから

 

 

とりいそぎ

スマホのGPSアプリやエアタグ系のGPSを

試してみることをおススメされた。

 

 



ワタシはすぐさま検索検索PC

いいね、そういうのちょっとワクワクするねにっこり

なんて言ってる姉と

「親父を監視なんて、

ほんとはしたくないんだけどなぁ赤ちゃんぴえん

と、暗い顔の弟①

 

 

あ………罪悪感というものかしらそれは……

 


…………


 

仕方ないじゃーん真顔と検索検索。

 

 



とりあえずコレかな…とワタシが選んだのが


まず

 

 

 

 無料アプリ「life360」








タグは靴紐に通せて

黒っぽくて小さいヤツ、を探してた

↓↓↓



 

 




アプリの方は

父のスマホにもインストールして

家族で何人も登録できるけど……



「みんなで登録したら面白いじゃんニヤニヤ!?


って

ちょっと冗談で弟たちに

それぞれ言ってみただけなのに



みんな

「それはちょっと……」って

マジお断りされたんだけど

なんなの?

冗談よ真顔

リアルタイムに居場所わかっちゃうもんね。

若い子で流行ってる場所共有アプリあるよね

信じられない




画面はこんな感じ






アイコンは設定できて

(父のは愛犬)

動いてる時は

リアルタイムに地図上をアイコンが動き

アイコンの右上の

スニーカーがグルングルン動く。



このアプリは父に「入れるからねー」言って

目の前で設定した。

よくわかってないと思うけど。



でもこれだとスマホを持たないで出かけたら

アウトだもんね。

感度は良いけど。




だから、やはり

靴紐に通して隠すタグ型が頼り。

父は濃いネイビーの

ニューバランスを履いていたので

黒くて小さいのを

靴紐のサイドの中に押し込んで隠す。

(父は気づいていない)

わかりにくいかしら

手前の靴、矢印のところに黒いタグが。

普段はもっと奥に押し込んである




↑今撮ってきた



手前の今履いてる靴は今月買った新しいもの。

奥の古い方見てくれます?


あまりの徘徊健脚ぶりに

もう擦り切れてボロボロになった。

でも、これを捨てようとすると

かなり不穏になるからガーン

まだ履いてたりする。


 

こちらの画面は







こんな感じ。

(父が大暴走した日のスクショタラー)


こちらは時刻付きの3つのアイコンが

進行方向と現在地を教えてくれるというもの。



だが、これがまた

精度というかタイムラグが結構あって

なかなか居場所が更新されない。



そうね……

買った時に付いてた説明書、

よく読むと怪しい日本語あったもんね。

 

 


 でもまぁ、

 とりあえずはこの2つが大活躍………

というのだろうか


 


とにかくこのGPS機能で


父の体力と脚力

そして

瞬間瞬間で父を別人にしてしまう

認知症の怖さを思い知るのだ。





あら、GPSグッズの紹介だけで

こんな長くなっちゃった指差し

一旦グンナイですにっこり