「わたしに従ってきなさい」の聖句学習 -35ページ目

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

ルツ2:7

彼女は『どうぞ、わたしに、刈る人たちのあとについて、束のあいだで、落ち穂を拾い集めさせてください』と言いました。そして彼女は朝早くきて、今まで働いて、少しのあいだも休みませんでした」。

 

「主の道にかないて」(英文)1986年4月、ラッセル・M・ネルソン、十二使徒定員会

時と所により理由は異なりますが、貧しい人、困っている人は、ほとんどいつの時代にもいました。理由にかかわりなく、私たちの天父は彼らに関心を持っておられます。皆、天父の子供であり、天父は彼らを愛し、心にかけておられます。

 

旧約聖書には数々の教訓が収められていますが、主が預言者を遣わしてイスラエルを背教から呼び戻そうとされたときには、ほとんど例外なく、貧しい者を放っておいたことを責められています。

 

聖典の教えでは、貧しい者、特に寡婦、孤児、旅人は、長いこと神および信心深い人々の関心の対象になってきました。貧しい者は律法により特に守られてきました。旧約聖書の教えでは、収穫のときには、貧しい者は落ち穂を拾うことを許されていました。(ルツ2:7;レビ19:10;23:22)果実の収穫のときには、枝に残ったものは貧しい人々のものでした。7年ごとの安息の年や、50年目のヨベルの年には、植えたり耕したりすることなく自然に生えるものは、飢えた人々のものでした。

 

貧しい者を世話する者には祝福が約束されていました。主はそのような人を悩みの日に救い出されると言われました(詩篇41:1参照)。箴言には次のように真理が教えられています。「貧しい人をあわれむ者はさいわいである。」(箴言14:21)「正しい人は貧しい者の訴えを顧みる。」(箴言29:7)

 

救い主が地上で導きと教えを施しておられたとき、いつも貧しい者に関心を寄せるということを再び強調されました。主が金持ちの青年に答えられた言葉を思い出してください。「もしあなたが完全になりたいと思うなら、帰ってあなたの持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい。」(マタイ19:21。ルカ18:22も参照)

 

珠玉のようなたとえ話の一つで、主はこの教えを説明されました。それは空腹のときに食べさせ、渇いていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸した人の話です。主はこれらのことをご自身になされたこととみなされ、このように教えられました。「あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである。」(マタイ25:40)そして、これらの者を世話しなかった人に主はこのように勧告されました。「あなたがたによく言っておく。これらの最も小さい者のひとりにしなかったのは、すなわち、わたしにしなかったのである。」(マタイ25:45)

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2026年版(BOX)

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

ルツ1:16-17

しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。

あなたの死なれる所でわたしも死んで、そのかたわらに葬られます。もし死に別れでなく、わたしがあなたと別れるならば、主よ、どうぞわたしをいくえにも罰してください」。

 

「道を示してくれた人々」(英文)1997年4月、トーマス・S・モンソン、大管長会

次に開拓者と呼ばれるにふさわしい人物は、ルツです。ルツはしゅうとめのナオミに同行するために、自分の民や親族や故国を捨てた人物です。そしてエホバの地でエホバを礼拝し、エホバの民に倣って生活したのです。ナオミに従順であることは、実に重要な意味を持っていました。その従順の結果、ルツはボアズと結婚し、ルツ自身は異国人でモアブ人の改宗者でありながら、ダビデの曾祖母となり、したがってイエス・キリストの先祖の一人となったのです。『聖書』にはルツの名前を冠した書がありますが、その表現は詩的で、ルツの決意と勇気がうかがえる文体で書かれています。「ルツは言った、『あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。あなたの死なれる所でわたしも死んで、そのかたわらに葬られます。もし死に別れでなく、わたしがあなたと別れるならば、主よ、どうぞわたしをいくえにも罰してください。』」(ルツ1:16-17)

 

確かにこのルツも、この気高いルツも、開拓者の一人でした。

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2026年版(BOX)

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

ルツ1:16

しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。

 

「約束と聖約を尊ぶ」2019年10月、ロナルド・A・ラズバンド、十二使徒定員会

わたしたちが互いに約束を守り合うなら,主との約束をもっとたやすく守ることができるようになります。主の言葉を思い出してください。「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは,すなわち,わたしにしたのである。」(マタイ25:40)

 

聖文の中から様々な約束の例を,一緒に見ていきましょう。モルモン書に登場するアンモンとモーサヤの息子たちは,「神の言葉を宣べ伝えようと」(アルマ17:14)決意します。アンモンがレーマン人の兵に捕らえられて,ラモーナイ王の前に連れて行かれたとき,アンモンは王にこう宣言します。「わたしは王の僕になりたいのです。」(アルマ17:25)侵入者たちが王の羊を盗みに来たとき,アンモンは彼らの腕を切り落としました。王は非常に驚き,アンモンの語る福音の教えに耳を傾け,改宗しました。

 

旧約聖書に登場するルツは,しゅうとめに向かい,「わたしはあなたの行かれる所へ行き……ます」(ルツ1:16)と約束しました。そして,その約束を守り通したのです。新約聖書のたとえ話に出てくる良いサマリヤ人は,宿屋の主人に対して,傷を負った旅人の介抱を依頼したうえで,「費用がよけいにかかったら,帰りがけに,わたしが支払います」(ルカ10:35)と約束しました。ゾーラムは,モルモン書の中で,ニーファイや兄たちと一緒に荒れ野へ行くと約束します。ニーファイはこう記述しています。「ゾーラムがわたしたちに誓ったので,彼についての心配はなくなった。」(1ニーファイ 4:37)

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2026年版(BOX)