会計上の経営管理と 経営者の経営管理では 儲けに対しても 大きく異なっています。
会計上の経営管理では 付加価値の儲け、決算利益が 儲けでした。
決算利益という儲けは 儲けた価値を金額で表したものです。
そのため 儲けが お金であるのか ものであるのか、 はたまた 借金の返済金額なのか、それを特定することはできません。
それに対して 経営者の経営管理では お金や物、技術や 知識なども 儲けとして 評価することができます。
そして これら儲けは 実際に 経営活動を維持、運営するために 役立てることができます。
また 経営者や 従業員、お客様等 様々な立場の儲けを 儲けとして 評価、管理することができます。
会計上で管理する儲けは 投資経済に 還元される儲けといえます。
それに対して 経営者が 経営管理する儲けは 一般社会や 経済に 還元される儲けといえます。
そうなんです。
付加価値の儲け、決算利益は 株主、投資家の儲けです。
これ 実は 会社の部外者です。
しかし 会計上では 「会社は 株主、投資家のもの」という建前があることで 決算利益は 会社の儲けという理屈が通るわけです。
そのため 決算利益を 計上したからといって 経営活動の現場の資金繰りが 大きく改善できるわけではないのです。
ただ 決算利益に対して 融資が受けられるというくらいのものなのです。
しかし 会計上では 決算利益を計上すれば 資金繰りを改善できるはず、という建前があるために そう思い込んでいただけといえます。
我々は 経済理論や 会計学で 教え込まれてきたのです。
しかし その会計上のデータを現場で 確認できる手段はなかったのです。
この辺りを 経営者は よく理解して 経営することが 必要です。
とはいっても こんなことを いう人間も いなかったのです。
ファイナンシャルプランナーという幅広い知識を持った立場から 実際の経営や 経済を見ると今まで見えなかった経営や経済が 見えてきます。
みなさんも 一度 立場を変えて 知識を広げて 新しい価値観や 判断基準で 経営内容を 見直してみてください。
新しい経営のやり方や 儲け方が 見えてきますよ。