暖かくなってきたゴールデンウイーク前に山梨にツーリングに行ってきました。

 

今回は仲間と休みの日程が合わないコトから日帰りの一人旅でした。まずは山梨の塩山駅下車、武田信玄公所縁の恵林寺、温泉で知られる牧丘町をこえてクリスタルラインを目指します!

 

 

夜のうちに翌日の輪行の準備はバッチリ!荷物も出来る限りコンパクトにまとめました。今回は標高差があるので寒くなった時の上着、クリスタルラインに近ずくと自動販売機や売店などがないコトから携帯用のバーナーとコッヘルも持って行きました。

 

 

 

一人、新宿から朝一番の特急あずさに乗り塩山に向かいます。ロードバイクでは走るコトがメインですが、ツーリングバイクでは旅を楽しむコトが目的なので輪行しての電車の中の食事も楽しみの一つです。

 

 

9時半頃には塩山駅に到着し、15分ほどかけて自転車を組み立てます。ロードバイクと違ってツーリング車は泥除けや鞄が付いているので少し手間取りますが、輪行が楽になるように自転車を組んでいるので煩わしさもかかる時間も少なくて済みました。

 

 

私のツーリング車は今回、丸石自転車のバルボアです。30年以上前の車をヤフオクで落として直しました。タイヤはちょっと太めの28C、グランボアのエキストラレジェという軽量タイヤを履かせています。ちょっと重たいんですが走りがいいので気に入っています。

 

 

のんびりと支度をして10時過ぎに塩山駅を出発、一路恵林寺を目指します。往年を忍ばせる古びた街並みがいい風情です。

クリスタルラインまではほぼ下りはなく登り一辺倒なのは地図で確認済みですが、天気も良く風も気持ちがいいコトもあってペダルも心も軽いのが何よりの救いですね。

 

 

私はツーリングを計画する時、ある程度ランドマーク的な通過地点を決めておいて、道順はしっかり決めないコトが多いんです。偶然に出会える風景はちょっとした心のご褒美になるコトがあるからなのですが、だからこそ道に迷ったりするのも良くあるコトで今回は恵林寺までブドウ畑を彷徨う羽目になりました(汗)

 

 

上の写真は写真館だった建物です。昭和の看板建築がまたいい雰囲気ですよね。塩山の街にはまだまだこんなノスタルジックな建物が多く残っているみたいです。

 

 

古い街並みや細く入り組んだ道を自転車で流すのは最高のご馳走の一つです!舗装の効いた国道も悪くはないのですが、一本入った旧道や路地を気ままに走れるのは自転車のいいところですね!

 

 

 

 

この辺りは大きな家や石垣が多いんですね。御蔵なんかもチラホラで歴史のある重厚な雰囲気がしました。迷い込んだ道なのでもう一度行けるかどうかは甚だ怪しいところですが、こんなところならまた通りかかってみたいです。

 

 

 

突き当たりを左に進むと綿毛になったタンポポが沢山生えていました。自転車を止めて写真を撮っていると『どこから来たの〜?』とブドウ畑から現れたおばちゃんに声をかけられました。こんなところに自転車で来るなんて物好きね〜と言わんばかりの笑顔でしたが、のんびりと景色を眺めに来ましたと伝えると『ブドウの芽が可愛いからそこの道に入って見ていきなさい。』と教えてもらいました。

 

 

これがそのブドウの芽 . . . !可愛いのかな〜?色がちょっと . . . 。私には良くわかりませんでしたが、おばちゃんの小さな出来事にも楽しみを見出せる心に羨ましさすら感じました(笑)

 

 

そんなこんなでようやく恵林寺に到着しました。山梨出身ですが初めてきました!綺麗に掃除されていて武田信玄公所縁の地として大切にされてるんだな〜と感じます。

 

 

 

建物も華美すぎず、すくっとスッキリした佇まいで見ていて気持ちがいいのです。周りの風景の中に初めかそこにあったようにあるというのは本当に美しいものだなと改めて気づかされました。

 

 

天気良し、景色良し、気分良し!でのんびりし過ぎているコトにこの時は気が付きませんでした。まだ全行程の2割ほどしか進んでいないのにすでに11時半、自分の脚を過信していたせいもありますが、まさか後半であんなに怖い思いをするとは思ってもみなかったんです(泣)

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時間が押しているにもかかわらず、40kmなら余裕だね〜とあまり焦りのない我々2人は電車と共にのんびり進みます。天気も良かったからなおさらです。

 

 

国道から一本入ると心和むどこかで見たことがあるような景色、やっぱりツーリングはこうでなくっちゃね!なんてウキウキ走っていたものですから、その手の道の写真を撮ることをすっかり忘れてしまっていました。

 

 

のんびり走りながらも、まず目指すは道中の丁度中間にある人造湖の高滝湖。高滝駅を囲むようにある湖で、ここで昼食を取る予定なのですが方々での寄り道のせいなのかこれがなかなか着かない(-。-;

 

小腹も空いたので上総川間駅でティータイムにすることにしました。

 

 

駅舎の中に自転車を入れるのはどうなんだ?って感じですが外は置くところがないんです。

 

 

真平くんの持ってきたミルでコーヒー豆を挽いて、五井で買っておいた市原アンパンに舌鼓。こういった時のこのすこしの手間って贅沢ですよね、ほんと旨く感じました!

 

 

咎められるんじゃないかとティータイム中に停車した電車にはビビりましたが、何事もなくすんでよかったです(笑)

車掌さんが女性でちょっと意外でしたが、そう言へば帰りに乗った小湊鉄道も女性だったような . . . . 。

 

 

上総川間駅のまっすぐ伸びた線路沿いも例外なく菜の花で溢れていました。あまり考えずに時期を選びましたが3月下旬の小湊鉄道沿いにはまた来てみたいですね。4月上旬なら桜も一緒に楽しめるみたいです。

 

 

上総川間駅から高滝湖の間にあった神社は、畑の中にポコっとあって異彩をはなっていました。鎮守の杜とか言われそうな佇まいです。

今回のツーリングで驚いた事の一つが神社の多さ。えっまた、またって感じに鳥居が見えるんです。神社が多い地域って何か理由があるのかもしれませんね。

 

こんな感じで国道から一本入るだけで思いがけない風景に出会えるのは自転車ツーリングならではです!

 

 

 

う〜〜ん、濃いじゃなくて、旨い!男2人だとこんな写真になってしまいますが、ようやく到着した高滝湖の蕎麦屋で遅めのランチにありつきました。

やはりまずはスカッとビールですね!こういう時はいいんです、ビール飲んでも(笑)

 

 

 

私は鴨南蛮そば、真平くんは天丼とざるのセットです。

小湊鉄道沿いは景色もよく走って楽しいのですが、食事を取るところに事欠くのが難点ですね。

その土地での食事は自転車ツーリングの醍醐味の一つだと思いますが、何より自分の力で走っていくってのが輪をかけて食事を楽しいものにしてくれます。車でピューっと来たのとはやっぱり味が全然違うんじゃないかと思うんですよね〜。

 

あ〜〜〜あまりにお腹が空いていて、高滝湖の写真は撮り忘れました(笑)

 

 

蕎麦屋を出た頃から雲行きが怪しく、時間も押して来ていたのでちょっと飛ばして先を急ぐことにしました。

今回のツーリングのクライマックス!飯給駅から月崎駅の間にある手彫りのトンネル三連発です!

 

 

もちろん国道からそれた山(ヤブ⁇)の中の道で舗装されていないところもあり、道自体なんかオッカナイんですよね〜、トンネルも見ての通り。このトンネル抜けたら違う時代にタイムスリップ!なんて事があったとしても私は疑いませんし、車もすれ違えません!

 


こんなところまだあるんですね〜。千葉にはまだ他にも素掘りのトンネルが幾つも残っているみたいなので、全トンネルを制覇すべくコースを決めるのも悪くないですよね!

 

 

 

トンネルを抜けてすぐにあるのが月崎駅。森ラジオという放送局がある駅で結構有名?みたいです。少しゆっくりしたかったのですが時間も押していて、駄目押しで小雨も降り出したので先を急ぎました。

 

 

どのくらい急いだってこんな感じ。すぐにでも前を走る車に追いつきそうな勢いでした(笑)

 

 

急ぎながらも養老川の近くの丘の上の小学校跡にはちょっと寄ってみました。中には入れませんが今は別の事に使っているみたいです。

それにしても、色といい木の質感といい溶け込むようにそこにあるのが素晴らしいです。

 

 

菜の花畑を右手に見ながら、次のT字路を右に入ると目的地の養老渓谷駅です。天気良かったら最高だったんじゃと思うと来年のリベンジに心が燃えますね!

 

 

という事で、午後4時に養老渓谷駅に到着しました。

足湯は時間の関係で入れず、駅前の店で買った麹から作りました的な甘酒は甘みもなくかなり微妙な味で残念が重なりましたが、安全に自転車旅を終えられたという事でよしとしました。

 

 

五井駅行き、5時を逃すと次は何時なんだ!と言うコトで慌てて輪行袋に自転車を詰め小湊鉄道からの車窓を楽しみに電車を待ちました。

 

 

 

う〜ん、そう言えば街灯ってなかったかな〜と改めて考えるほどに真っ暗で外は何も見えず、アゴは大丈夫なのか?と脚よりアゴの心配をしたほうがいいと言うくらいしゃべりまくってる真平くんを横目に眠りにつきました(笑)

 

それにしても思っている以上に距離進めないものですね。ゆったりと景色を眺めて、気になったところを巡りながらだと30kmがいいところかな?

次の旅では時間にゆとりを持って臨みたい!それが今回の教訓です!

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2016年に起ち上がった「旅部」の初ツーリングに行ってきました。

 

 

旅部はいつまでも子供心を忘れないオジさん達が集まって作った、いわゆる自転車ツーリング部です(笑)子供心を今も持ち合わせているのか、心が子供なのか、私は前者ですが他のメンバーはほぼ後者じゃないかと思われるのが残念です。

 

日常を忘れ自転車に荷物を積んで、一泊程度までの旅に出ようと作られましたが、違った意味で日常を忘れなければならない不都合が重なり初ツーリングに漕ぎつけるのに一年が経ってしまいました(泣)

 

 

2017年3月下旬、旅部初のツーリングは千葉の有名なローカル線「小湊鉄道」です。小湊鉄道の始発、五井駅でのショットは実に昭和です。

 

 

菜の花咲く春の小湊鉄道沿いを、始発駅の五井駅から終点の上総中野駅の一つ手前の養老渓谷駅を目指す44kmほどのツーリングです。往路は五井まで輪行、養老渓谷駅を自転車で目指し、復路は輪行で小湊鉄道に乗って帰ります。

 

 

ツーリング車での初輪行でもあり輪行準備に時間を取られ、自転車の組み立てや準備にも手間取り11時45分養老渓谷駅に向けて五井駅を出発しました。荷物も積んだ自転車でのんびり旅を楽しむツーリングですからのんびりゆったり走ります。

 

 

小湊鉄道は映画やドラマなどでも使われる東京近郊の代表的なローカル線で、春は菜の花や桜、秋はきっと紅葉が楽しめるのではないかと思います。

 

 

そうそう、今回の旅の相棒は真平くん。顔が濃くて押しが強めなせいなのか自分はアメリカ人だと言い張ってはばかりません。一部関係者から鷹の爪団のクマに似ているとの噂もありますが、今の所噂の域を出ません。愛車は自ら組み上げた自慢のサーリー・ペーサー!セントバーナードが首に吊るしていそうなフロントバックと、通称タケノコと呼ばれるお気に入りの山菜サドルバックで武装しての快走です(笑)

 

 

私は真平くんのようにフレームから買って組むみたいな贅沢は敵なので、昔から販売しているマスプロ車のエンペラーで後を追いました。リーズナブルな割によく走るいいツーリング車です!

 

小湊鉄道沿線は東京から一時間ほどで着いてしまうとは思えないようなのどかな景色が広がり、終点の上総中野駅まで走っても45kmほどと日帰りツーリングにはうってつけです!

 

 

国道297号線と付かず離れずほぼ並走する形で鉄道は走っていますが、国道はどこも車が多いので一本入った昔ながらの道を走るのがお気に入りです。

車もほとんど来ませんし、何よりのどかな景色に心が弾みます。

 

 

それにしても沿線沿いは穏やかな風景が続き心が癒されます。駅舎も子供心に馴染みのある佇まいでついつい立ち寄りたくなりますから、なかなか先を急ぐ気になりません。

 

 

 

 

もちろん木造の海士有木駅。まだ五井駅からは何駅も行っていないのにこの風情、驚きです。

 

 

天気もよく頬を撫でる風が心地いい . . . 。予定より1時間半押しての出発でこんなにのんびりしていて大丈夫なのか?先が思いやられますが 2. に続きます。

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さあ、今回で24インチのエンペラーの組み直しも最後です。

規格の古いモノを買うと苦労しますね(笑)

 

自転車は形になりましたから、最後にバーテープと泥除け(マットガード)です。

 

 

バーテープは色々な素材のモノが出ていますが、ツーリング車なのでダイレクトにハンドルバーを感じるコトの出来るコットンバーテープにします。

 

コットンバーテープはそれでなくてもクラシカルなので、子供が乗るコトを前提に明るくポップな印象になるようにフレームに合わせて黄色をチョイスしました。

 

 

明るい色のバーテープは結構汚れが目立つようになるので、セラックニス(昆虫が植物を介し生まれた天然樹脂をアルコールで溶解して作られたニスで、家具や楽器の塗装に使われるそうです。)を塗って仕上げるコトにしました。

 

飴色になるまで何度も塗り重ねると雨などもよく弾き汚れづらく耐久性が上がるのですが、コットンの風合いが残っている方が好みなので二度塗りで終了にしました。

 

 

なかなかいい感じです!雨や汚れからも適度に守ってくれそうです。

 

さあ、最後に苦心して探しておいた24インチ用の泥除けを、と思ったのですが何度か今のままでツーリングに使って、使い勝手を考えた上で取り付けようとおもいます。

 

 

本所工研では、24インチの泥除けは現在作っていないみたいでとても貴重なのです。失敗はしたくありませんので、取り付け方法もよく考えたいです。

 

今まで組み立ててきた中で一番手がかかり考えるところも多かったのですが、手がかかる子ほど可愛いって言いますし思い入れの強いツーリング車に仕上がりました。

 

早くお揃いのエンペラーでツーリングに行きたいものです。

さあ作業も大詰めです。

 

一泊ほどのツーリングを想定するとサドルバックもあったほうが何かと融通が利きます。サドルバックも四角いモノや円柱を横に寝かしたモノなど形や大きさは様々ですが、満遍なく荷物を入れる為に四角にしたんですが、これを乗せる簡易キャリアがちょうど廃盤でモノがなくなっていることにきがつきました。

 

 

サドルバックを乗せるパイプの面がフラットなモノがいいんですが、今のはみんなしゃくれていてうまく乗らないんです(泣)

 

キャリアをオーダー . . . なんて値の張ることはできませんから、扱いのあるお店に端から連絡を入れ撃沈。最後にサドルバックをお願いしたRSA sun bags の足立さんに問い合わせました。

 

 

翌日現物の写真と共にキャリアの在庫があると連絡がありました!「しゃくれた方のキャリアを送ってくれれば、そこだけ差し替えて送り返しますよ。」って、いやいやいや、そんな失礼なコトをしてもらう訳には行きませんので商品を譲っていただきました。

 

 

実は自転車ツーリングでは自転車以上にどんなバックを使うかとか、どの程度の荷物を持っていくかの方が重要で、自転車は二の次と言うか本来はこの辺りを決めてから考えるコトなんです。

マスプロ車はここが逆なのでそれなりにしようとすると、ちょっと苦心したりするコトもあるんですね。

 

 

サドルは小柄な人用の小ぶりなモノを、クランクは少し長い手持ちのモノを取り付けました。取り付けるだけなのでここはスムーズにかたつきました(笑)

 

いゃ〜長かったですが色々調べていい勉強になりました。今回のブログも次回の第7回で書き終われそうです。

 

 

さあ自転車も形になって来たことですしサクサク進めていきましょう!なんてやっぱり思ってるようにいかないんですよね(泣)

 

 

残るはハンドル周りとクランクと泥除け(マットガード)、前後バック類を乗せるキャリアです。

 

ブレーキの調整の関係もあるもでハンドル周りから。今回は子供の握力でもブレーキがよく効くように、通常のレバーではなく「ギドネットレバー」と言う一般的にはあまり見かけないツーリング車独特のブレーキレバーにするつもりでした。

 

 

ギドネットレバーは普通のブレーキレバーのように握るというよりは引き上げるのでブレーキをかけやすいのと、フロントブレーキのワイヤーが短くなるのでダイレクトに制動力が上がります。ツーリング車の中ではミキストと呼ばれる婦人車によく採用されていたみたいですね。

 

 

取り付けるまで行ったのですが、フロントバックとの兼ね合いで都合が悪く普通のレバーに戻すことになってしまいました。と言うのも、今回フロントキャリアはフォークと泥除けで固定するベーシックなモノだとフロントバックが縦に大きくなりすぎてしますため、フックキャリアと言うハンドル周りから釣る小型で簡易的なモノにすることが決まっていたからです。

 

⭐︎ロードバイクにも小型のフロントバックを取り付けるのに使うフックキャリア。これは大門にあるスポーツバイクの老舗・シミズサイクルさんでの頂き物です。

 

このフックキャリアの為のバックは既にあったので取り付けたところ、バックをハンドルに固定する革ベルトがギドネットレバーと干渉してしっかり固定されません(泣)

 

こんな経緯で通常のレバーが付いています。ブレーキアーチを効きの良いグランボアのセンタープルにしておいたのが何よりの救いでした。

 

 

ツーリング車は現物合わせ的な要素が強く、試してみないとわからないものもあるのである意味では面倒ですが、ロードバイクより寛容で楽しみが多い自転車です。

パーツの選択肢が広く、考える余地が多く残されているところが最高ですね!

組み替えすことになるとは知らず、意気揚々とブレーキアーチを取り付けました。

ここは特に命がかかっているパーツなのでグランボアのセンタープルブレーキを奮発しました。ロードバイクで一般的なサイドプルブレーキ並みによく効くからです!

 

 

取り付けて驚いたことにシューがリムにギリギリ届かない . . . !奮発したということは高かった!ということです(泣)どうするかは追い追い考えるとして、今は何も考えられないと言うことで前回先送りにしていたタイヤを探してみることにしました。

 

 

色々調べてみた結果わかったのは、結局24インチ(24×1 3/8)のタイヤは使い物にならないと言うことでした(泣)タイヤもダメ、ブレーキアーチもダメで途方に暮れましたが、これでは先に進みませんので何か手を打たなければなりませんでした。

 

そこで思い出したのが以前浅草のオオマエジムショに行った時に聴いた、「タイヤを履かせた時に泥除けとのクリアランスが出て、ブレーキがリム面にしっかり当たるなら650Aから650Bにホイールを替えられるんじゃないかな?フォークの幅には気をつけて。」と言うものでした。

 

 

650Aと650Bのリムは直径で6mmほどしか違わないんです。自転車の規格はこんな風に同じインチで微妙に違ったりするから困りものです。でもこんなところが今回の助け舟になりました。

 

 

リムの直径を調べているとマウンテンバイクの26HE規格のリムが24×1 3/8規格のリムと直径で10mmほどしか違わないことがわかりました。32mm幅のタイヤを履かせれば今までは履いていたタイヤの直径とほぼ同じになり、リム面も5mmほど上がることでブレーキアーチもそのまま使うことができます。

 

さらにマウンテンバイクの26HE規格は世界中で使われているのでタイヤも種類が豊富にあり、軽量でランドナー向きのモノが選べます!

 

 

こんな経緯でホイールはリムをHE規格のモノに取り替えて組み直すことになりました。

タイヤはパナレーサーのパセラ26×1.25(32mm幅)、280gと軽量です。

 

 

ホイール周りが一挙に片ついたことで今回はかなり進みました!ようやく先が見えてきました(笑)

前回は取り付け穴のマーキングと泥除け(マットガード)の切断まででした。

今回は泥除けへのネジ穴あけと取り付けで終了です。

 

 

今までは電動ドリルで穴あけを行っていましたが、専用の工具を購入しましたのでそちらを使いました。

 

 

手前がドリルであけてリーマーで穴を広げたもの、奥が専用工具を使ってあけたものです。とても簡単に狙ったところの穴を開けられるので重宝しています。

 

 

分割金具をボルトで止めます。手前の穴はフレームに裏側から止めていきます。

もう片方の泥除けに分割金具のネジが切ってある穴と同じ位置に穴をあけて、蝶ネジでつなげばそれはそれでいいのですが、異音などなく安定して固定されるようにもう一手間かけます。

 

 

これはいらなくなったスポークです。適当な長さに切って泥除け切断面両端の丸く折り曲げている穴に差し込んでペンチでカシメて固定します。こうすることで真ん中の蝶ネジも含め3点でしっかりと固定されます。

 

 

取り付けは蝶ネジに革ワッシャーをつけて、蝶ネジを緩めるだけで泥除けの分割ができるので輪行が簡単になります!

 

 

仕上がりました!分割加工も色んな方法があるみたいですが、この方法ならスマートで簡単に分割ガードを作れます!これからはバンバン分割にします!

当時フランスから持ち込まれたルネルスをお手本に始まったと言う日本のツーリング車は、輪行と言う独特の発展をしてきたそうです。

自転車をバラしてコンパクトに袋に入れ、電車などの交通機関で運ぶ輪行が日本独特なものなんて驚きました。

泥除け(マットガード)の付いていないロードバイクならともかく、ツーリング車の輪行ではこのデリケートな泥除けをどうするかが大問題です。

 

 

それで今回の泥除け分割工作になるんですが、一般的にはリアの泥除け(マットガード)行います。フロントはフォークごと抜いてしまうか、泥除けを丸々外してしまうので必要ないことが多いからです。

 

初めから分割加工されているものも売っていますが泥除けのデザインが限られるのと、ゴツくスマートじゃないので今回は採用しませんでした。

 

 

分割金具はこの穴のあいた金属です。近くあいている二つの穴で泥除けとフレーム本体に固定して、離れたネジの切ってある方で切り離される側の泥除けを固定するように出来ています。単純ですが仕上がりを見ても乗っても分かる通り良く出来てます。

 

 

さあ分割加工を始めましょう。まずはフレームに泥除けをつけている穴に分割金具を取り付けて残りそれぞれ二つの穴と、ノコギリで切って分割する位置を決めていきます。

 

 

分割金具は泥除けの裏側に取り付けますので穴の位置は裏に取り付けた状態でボールペンでマーキングします。

 

 

緊張のノコギリでしたが不安をよそになんの問題もなく美しく切り離すことができました。切断面をヤスリで整えて、ぴったりと合うか確認しました。

 

長くなってしまったので今回はここまでに、次回で加工取り付け終了です。

今回からは24インチのエンペラーを直していくんですが、まずはホイールから。

これが仕上がらない事にはブレーキやシフトのワイヤーもチェーンも張れません。
 
 
実は今回一番問題になったのがこのホイール周りだったんです。
 
自転車のリムやタイヤの規格は色んな国のモノがごちゃまぜに混在していて互換性がなく、表記の仕方も一つの規格に3つほどもあって戸惑いました。
 
この小さなエンペラーのホイールのリムは[ 24×1 3/8 WO ]と言うママチャリと同じ規格です。
当然タイヤは同じ規格のモノから選ぶんですが、選択肢が非常に少なく何しろ重い事が調べていってわかりました。この辺りのタイヤは実用重視で軽さや走行性能より頑丈で長持ち!って言うのが偉いんですね(笑)なんとタイヤとチューブ前後で1,600g!リムが前後で1,000gですからホイールの外周部だけで2,600g!!ロードバイクのホイール外周部と比べるのもなんですがロードバイクは前後のリム,タイヤ,チューブで1,400〜1,500gくらい、1,000g以上重いんです(泣)
 
 
ホリール外周部は100gでフレームを1,000g軽くしたのと同じだけ体感できると言われていますから、平地だけでなく峠や山やたまに未舗装路を日に何十キロも走るツーリングでは死活問題です!と言うか楽しくない(笑)
 
ちょっとタイヤは行き詰まりましたからとりあえず棚上げして、ハブをバラしてみました。
 
 
前後共に回転はごりごり. . . 、グリスは真っ茶色(笑)綺麗に古いグリスをとって洗浄、新しいグリスを入れて組み立てて、玉当たり調整まで行いましたがごりごり感は直る事なく使い物にならないのがわかりました(涙)
 
 
ハブもお安くはないパーツです . . . 、新しいモノを探さないとと思いフォークのエンド幅を測るとフロント94mmのリア126mm(涙)フロント94mmって何?100mmじゃないの?
探してもないんですよ〜フロント94mmって。リアの126mmは問題なくあるんですけど。工房に持ち込んでフォークを広げて貰おうかと思いましたが結局は手で広げました(笑)フォークも鉄だしどうにかなるでしょ。
 
 
これでフロント100mm、リア126mmで36Hのハブを探せば良くなって一安心。とりあえずスタンドに固定するためにダメもとで前に買っておいたシマノのハブを噛ませてみたらあらビックリ!ぴったりハマってしまいました。それも36H!買った時にはリアが130mmだと思って買っていたので嬉しい誤算でした。
 
 
早々にスポークを取り寄せてホイールを組んだのですが、結局タイヤが見つからず仕様変更を余儀なくされました(泣)
 
思いがけず二歩前進一歩後退しました。それにしてもいい意味でも悪い意味でも思うようにいかないですね(笑)