シェアリング・ビジネスを考える
このところ"シェア"という言葉の認知度が上がっています。
事務所の周りのコインパーキングでは、”カーシェアリング”の看板をよく見かけます。
(そのうちに、利用してみようと思って、私も先日申し込んでみました)
・・・経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によれば、2015年の「自動車レンタル業(個人向け)」の売上高は992億6,100万円と前年比4.9%、契約台数は642万5,183台と同5.6%増加・・・
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20160622hitokoto.html
シェアオフィスとか、コワーキングスペースの話題もよく耳にします。
三井デザインテック「オフィスワーカー調査2015」を発表
・・・コワーキングスペース、シェアオフィスの利用はまだ高くはないが、潜在需要はあり今後の増加が見込まれる・・・
http://www.mitsui-designtec.co.jp/topics/pressrelease151124.pdf
先日、お会いした中小企業の社長さんは、
「今後は、優秀な人材を"シェア"することになるのでは?」と言っていました。
言われてみれば、社外取締役や、執行役員などが当てはまりそうです。
ある意味では、
弊社の「出張型の経理代行サービス」も、"シェア"と言えるかも知れません。
これまでのように、自社のみで所有、使用するだけでなく、
"シェア"することで、業務効率アップや、経費節減の選択肢が増えています。
また、"シェア"にビジネスチャンスを見いだしている会社もあります。
民泊で有名になったアメリカ発の会社もあります。
法規制など課題も多いですが、いろいろな新しいビジネスモデル、サービスに注目しています。
税額シミュレーションのサイト
確定申告が終わって、ホッと一息というかたも多いと思います。
ところで、所得税や、消費税は申告するときに計算するので納税額がわかりますが、
個人住民税や個人事業税は、どうでしょうか?
これらは、地方公共団体から賦課される税金なので、「通知書が届いて はじめて金額を知る」、というのが一般的だと思います。
最近知ったのですが、住民税の試算が出来るウェブサイトがあります。
税額シミュレーション(目黒区)
http://www.tax-asp.e-civion.net/tax-project/MeguroMenuAction.do
・・・「個人住民税はいくらになるの?」「税制改正の影響は?」
そのような方は、ぜひ、住民税額シミュレーション機能をご利用ください。・・・
「住民税+シミュレーション+地域名」で検索すると、他の地域のサイトもヒットします。
ご興味がありましたら、是非、試してみてください。
ちなみに、
個人事業税については、シミュレーションサイトは見つけられませんでした。
*参考サイト
東京都主税局<税目別メニュー><個人事業税>
http://www.tax.metro.tokyo.jp/kazei/kojin_ji.html
ご興味がありましたら、このサイトを参考に手計算してみてください。
指紋認証や、マイナンバーのこと
今年に入ってから、スマ-トフォンで指紋認証を使ってみようと思ったのですが、
ちょうど、その頃に
「指の写っている写真から、指紋を複製することに成功した」
というニュースがあったことを知りました。
産経ニュースには、国立情報学研究所の越前功教授の話しが出ていました。
2017.1.9 06:01更新【指紋ネット盗難】
「ピースサインは危険!!」 3メートル離れて撮影でも読み取り可能
http://www.sankei.com/affairs/news/170109/afr1701090002-n1.html
次のサイトによると、2014年12月には、すでに
ドイツに拠点を置く世界最大級のハッカー集団が、政治家の指の画像から「指紋」を複製することに成功したと発表しているのでした。
http://gigazine.net/news/20150105-fingerprint-reproduce-by-photo/
マイナンバー もそうですが、指紋は、一生変わらないのが通常です。
問題が起きたら、その都度変更できるパスワードとはわけが違います。
おそらくは、いろいろなセキュリティシステムは組み合わせで成り立っているので、
それ単体では役に立たないのでしょうが、住所やその他の個人情報が特定出来たらリスク倍増だと思います。
「そういったものが、インターネットに流れるというのは怖いなあ、、、」
と考えさせられました。
現在は、LINEや、フェイスブックなど、便利なサービスが増えていますが、同時に、個人情報を見られるリスクも高いです。
我々のような一般庶民はともかく、政治家や、有名人の皆さんは特に注意が必要だと思います。
私は、当面、スマ-トフォンの指紋認証は利用しないことにしました。
写真の時は、もちろんピースはしません(笑)


