細胞内共生 ミトコンドリア -3ページ目

「iPS細胞」研究 山中伸弥さん 紫綬褒章

 再生医療の実現につながるヒトの万能細胞「iPS細胞」づくりに、世界で初めて成功した京大教授の山中伸弥さん(46)。大阪生まれで神戸大学医学部卒。紫綬褒章受章に「研究はまだ生まれたばかりの赤ちゃんのようなもの。研究への励ましと受け止めている」。四十六歳の若さでの受章に「わたし自身が一番驚いている」と語った。


 神戸大では柔道やラグビーに親しみ、スポーツ医学の臨床医を目指したが、限界を感じ基礎医学の世界へ。「分化した細胞の時計を逆回転できないか」と考え、さまざまな細胞に分化できる人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製に没頭した。


 昨年十一月に成功を発表すると講演依頼が殺到。一時は研究に充てられる時間が激減したが「大学のサポートを得て、研究時間は増えてきた」とほほ笑む。


 自身の成果について「まだ医療現場からは必要とされていない」と、あくまでも謙虚。「一日も早く再生医療や創薬に役立てたい」と決意を新たにした。


出典:神戸新聞

秋の褒章 兵庫県は47人1団体が受章 

 政府は二〇〇八年秋の褒章受章者を二日付で発表した。受章者は七百六十一人(うち女性百四十七人)と二十八団体。兵庫県内の受章者は四十七人と一団体。三日に発令される。


 芸術、学問やスポーツで功績を残した人に贈られる紫綬褒章は四十三人(うち女性二十四人)。俳優の西田敏行さん(60)や樹木希林(本名内田啓子)さん(65)、歌舞伎俳優の中村勘三郎(本名波野哲明)さん(53)、万能細胞「iPS細胞」を開発した京大教授の山中伸弥さん(46)らが受章した。


 スポーツ界では水泳の北島康介さん(26)、ソフトボールの上野由岐子さん(26)、加古川市出身の乾絵美さん(25)ら北京五輪の金メダリスト二十二人や、プロゴルフの青木功さん(66)らが選ばれた。


 ボランティア活動などが対象の緑綬褒章は、三十四年余りにわたって高校などで演奏を続けるギタリストの寺内タケシ(本名寺内武)さん(69)ら十八人(うち女性八人)と二十五団体。兵庫県内では、三十七年余りも街頭で立番を行い、児童の事故防止に努めてきた田中康男さん(73)=宝塚市=ら二人と一団体が受章した。


 その道一筋に励んだ人に贈られる黄綬褒章は、五輪で使われる砲丸を作る旋盤工の辻谷政久さん(75)=埼玉県=ら二百五十人(うち女性十七人)が受章した。兵庫県内では、半世紀にわたり清酒製造に携わってきた杜氏の小(お)島(じま)喜代輝さん(68)=篠山市=ら二十一人が受章した。


 人命救助が対象の紅綬褒章には、昨年五月にJR神田駅で電車のドアに挟まったベビーカーから乳児を救助した亀井英紀さん(35)=東京都=ら、六人と三団体が選ばれた。


 防犯や消防団活動などに貢献した人が対象の藍綬褒章は、四百四十四人(うち女性九十八人)に贈られる。兵庫県内では二十四人が受章した。


出典:神戸新聞

加古川市民病院:中央診療棟完成、がん治療の拠点に--4日開始 /兵庫

 加古川市民病院(加古川市米田町平津)に新しく中央診療棟が完成し、4日から診療を始める。がん治療の拠点になるもので、最新の放射線治療機器などを導入した。


 新診療棟は地下1階地上4階建て延べ7800平方メートル。地下が放射線、1~3階がそれぞれ放射線と救急、集中治療室(ICU)、手術の各部門になる。


 放射線部門は、陽電子放射断層撮影装置(PET)とコンピューター断層撮影装置(CT)が一体になり、数ミリ単位のがんが見分けられる「PET-CT」を導入。がん細胞にさまざまな角度から放射線を当てて治療する装置も備えた。


 手術室は5室から8室に増やして診療科ごとにし、手術待ち時間の短縮につなげた。ICU部門はICU6床、準集中治療室(HCU)8床を設けた。総事業費は約60億円。


 病院総務課は「施設の拡充で各部門が集中できた。これまで以上に安全安心の医療を提供していきたい」と話している。


出典:毎日新聞